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2013/03/15

ニューヨークの特大炭酸飲料問題

 先日報じられたニュースですが、ニューヨークが市民の肥満対策として特大炭酸飲料の販売を禁止する条例を実施することに対し、差し止めの判決がでました。この特大炭酸飲料問題、訴訟まで至っていたとは知りませんでした。条例の施行で利益を損する団体から素早く訴訟が起こされるとは、さすがアメリカですね。ウォール・ストリート・ジャーナルにはこんな記事があります。

しかし今回の糖分入り飲料のサイズの規制は、有権者の広範な支持を集めてはいなかった。マンハッタンのイーストビレッジのダラスBBQで特大サイズの糖分入り飲料を飲んでいたダンテ・ネロさんは、「ブルームバーグ市長はいつもわれわれになにをすべきか言ってくる。飲み物だけではない」と述べ、「人々が抜け穴を見つけられるものを禁止するために、カネをかけて法制化するのはばかばかしい」と語った(ウォール・ストリート・ジャーナル電子版3月12日)

 アメリカは自由の国と言われます。特大炭酸飲料を飲む自由を奪うことに、市民は必ずしも賛成ではなかったのでは。そのあたりが判決に影響したのかな、とも思います。
 この特大問題は、まだ決着していません「ブルームバーグ市長率いるNY市当局は12日、控訴の計画書を提出した」(ウォール・ストリート・ジャーナル電子版 3月14日)とのことで、更に裁判で争う姿勢です。しかしブルームバーグ市長の任期は今年の12月31日。ここまでに決着ぜす、後任の市長が条例に反対だと、厄介なことになるとウォール・ストリート・ジャーナルは書いています。
 たかが大きな炭酸飲料のことですが、アメリカの社会状況をみせてくれる訴訟問題。どう決着されるか興味深いです。

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