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2013/03/26

始発駅のない路線

 東急東横線がメトロ副都心線と直通運転をはじめて1週間が経ちますが、いまだ渋谷駅には行く機会もなく、どれほど不便になったかわかりません。渋谷駅で乗り換えている人はどう感じているのでしょう。
 地元の駅で渋谷方面の電車の行く先はバラエティに富んでます。時刻表から拾うと「保谷 所沢、新宿三丁目、池袋 、石神井公園、小手指 、渋谷、志木、飯能 、川越市、清瀬、森林公園、和光市」といろいろなところに行けそうです。所沢までも乗り換え無しでいけます。昔、西武球場(西武ドームになる前です)に近鉄戦(古い)を見に行くとき、渋谷、池袋と乗り換えていったことを考えると夢のようです。
 先日、メトロの新御茶ノ水にいく用事があり、東横線で渋谷を経由して、明治神宮前で乗り換えると便利でした。このとき気づいたのですが、乗り入れで東横線には始発駅がなくなってしまったのです。正確に言えば、東横線の始発駅は渋谷と横浜です。しかし、それぞれ副都心線とみなとみらい線と乗り入れをしているので、二つの駅は通過駅とも言えます。
 電車には、始発駅があります。東京の私鉄だと、小田急と京王線は新宿。井の頭線は渋谷。東武東上線は池袋。東武伊勢崎線は浅草。路線によっては途中駅で地下鉄と乗り入れをしていますが、それでも始発駅という意味をもった駅は残っています。混雑時にもちょっと並べば座っていける始発駅。
 このような始発駅が東横線にはなくなってしまいました。みなとみらい線では座っていくために横浜方面から逆方向へいっての不正乗車が問題になっています。横浜駅というターミナル駅が始発駅でなくなってしまった弊害と言えます。
 このような不正はともかく、ゆったりとした風情の始発駅はいいものです。その駅が東横線にはなくなってしまったのです。単なるオヤジの郷愁ですが、やはり寂しいものを感じます。東急電鉄が選んだ東横線の直通運転という選択肢。後の時代からどう評価されるでしょうか。

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