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2013/02/04

タフな川内マラソン練習法

 最強の市民ランナー、川内優輝選手が別府大分毎日マラソンで優勝しました。ロンドン五輪6位入賞の中本健太郎と競い合っての勝利はすごい。タイムも2時間8分15秒といい記録です。
 別府大分毎日マラソンを走るというニュースを聞いたとき、「ちょっと前、海外でレースで走っていたよな?」と思いました。わずか半月前、先月の18日には遙かエジプトでのエジプト国際マラソンに出場し、2時間12分24秒の大会新記録で優勝したばかりです。パスポートを忘れて、自腹で飛行機チケットを買ったというエピソードが報じられた大会出場です。
 ふつうの市民ランナーの感覚だと、フルマラソン出場は1シーズンに1とか2つ。きっちり練習をしようとすると、そんなにたくさんのフルマラソンを走るのはきつい。そんな常識を覆しているのが、川内トレーニング。レースをトレーニングにするという独自の方法で成果を出しました。
 このペースで3週間後の東京マラソンにでるかと思っていたら、今年はで走らないようですね。藤原新選手との対決を楽しみにしていたのですが、それはありません。次は3月17日のソウル国際マラソンに出場する予定で、3時間7分台を目指すとか。
 仕事をしながらトレーニングをして、いい記録をだす。マラソンに限りませんが、スポーツのトレーニングには総論としてのベストな方法はなく、それぞれの人にフィットしたものがベストなものということでしょう。成長し続ける川内選手には、驚くしかありません。

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