2013/02/28
個人の確定申告作業を終え、あとはオンラインで送付するところまできました。昨年は紙での提出にしていたのですが、今年は2年ぶり(?)に電子データでの提出をすることにします。オンラインでの確定申告はe-Taxと呼ばれているものですが、ブラウザー上で動くソフトで書類の作成から提出までをしてくれるわけです。
紙の提出でもオンラインでもこのソフトを使えば、ややこしい税額の計算をほぼ完璧にやってくれるので、便利ではあります。まだe-Taxがないときに、税額を手引き書をみながら電卓をたたいて計算していたときと比べると、遙かに進歩しています。
しかしe-Taxのシステムは使いやすく、わかりやすいものとは言えません。個人の確定申告しかしないのであれば、1年に1回しか使わないので、毎年始めるときに戸惑います。電子データでの提出には住基カード(正確にはここに入っている電子証明書)とこれを読むリーダーが必要です。
電子証明書は使用期限が3年で、今回今月失効してしまうので、先日区役所まででかけて、500円払って更新してきました。何故自分のデータ使うのにお金払うんだろうと疑問に思います。また、リーダーもどこかにしまい込んでいて、毎年探すことになります(笑)。
e-Taxのソフトですが、前年度のデータを使って今年度の申告データを作れる仕組みになっています。整理整頓ができない私は、いつも前年のデータをしまった場所がわからなくなり、しばらくパソコン内を探すことになります。クラウドにでも置いてくれて、簡単に前年度のデータを引き出せるシステムにしてくれると有り難いのですが、役所はそんなことはしてくれません、
データの入力画面で恐いのは、保存機能。ブラウザーを閉じるとき、「データを保存しますか?」とは尋ねてくれません。「データ保存」のボタンをクリックして保存しなければいけません。うっかりブラウザーを閉じてしまうと、それまで入力したデータはすべてなくなってしまうという悲しいことになります。
今回、初めて申告分離を使ったのですが、ここがまた使い勝手がよくありません。細かいことは省きますが、例えばFX取引の入力を一件ごとに入力しなければいけません。デイトレードのようにFXをやっている人には入力は膨大な作業になりそうです。
e-Tax、年1回しか使わないからといって、この使いにくさでいいわけはありません。税金で運用されているシステムですから、改善を望みます。
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2013/02/27
昨日は四谷にある税理士さんのオフィスへ出掛けました。打ち合わせが夕刻からで、終わったのが夜の7時過ぎ。軽く一杯と多い、久しぶりにある店へ。「串友」という焼き鳥屋です。四谷に来るのが、税理士さんのところにお邪魔するときだけなので、年に1、2回。確か数年前に来たとき以来です。
古さを感じる店構えで、中に入るとカウンターと小さなテーブル、そして奥には座敷もあるようです。食べログのコメントと読むと、学生が大騒してたなんてのもありますが、この日は先客が1人だけでした。
店は注文を取るオヤジさんと厨房で料理を作る若い方(息子さん?)の2人で切り盛りされています。まずは瓶ビールと煮込み。
この店の特長は、値段が庶民的なところ。ビール大瓶が441円(中途半端ですが、税抜き420円)、煮込みは315円です。お品書きはもう何年も変わっていなさそうな年季が入っているもの。
ビールの後、串を焼いてもらい、お酒をいただきました。オシャレな店も多い四谷付近ですが、古い店もたくさんあります。昔と変わらぬ焼き鳥屋で、一時を過ごした夜でした。
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2013/02/26
東京マラソンを走っていると、目立つのは女性ランナー。一昔前から走っている私からすると、こんなに多くの女性、それも若い世代がランニングに参入(?)してくることは、驚きです。その一方でオジサンランナーも多く、さらにシニア層とおぼしき方も少なくありません。
昨日の読売新聞にたくましいシニアランナーの話題が載っていました。まず、メキシコ五輪マラソンで銀メダルの君原健二さんの快走。御年71歳ですが、ゴールタイムは3時間37分。すごいです。メキシコ五輪が開催されたのは45年前の1968年ですが、ずっとトレーニングをされていたのでしょうね。これがメダリストの実力と言えばいいのでしょうか。走り続ける姿勢にはただただ感服します。
また、マクドナルドの原田泳幸社長も走りました。64歳の原田さんですが、ゴールタイムは4時間12分。私とほぼ同じタイムですね。大会スポンサーということもあって、3年連続出場ということですが、常日頃トレーニングしていないとこの記録はでないと思います。超多忙な経営者は強靱なランナーでもあるようです。
様々な人が、それぞれに走った東京マラソン。私にとっては走ることの素晴らしさを再認識した大会でした。
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2013/02/25
東京マラソンを走ってきました。少し風が強いコンディションながら、天気は快晴。42.195キロをなんとか完走できました。実は出走しようと決めたのは当日の朝でした。一時は参加を断念しそうになったのですが、意を決して(かなりオーバー)走ってきました。
昨年11月の神戸マラソンを走った後、下腹部が痛むトラブルに遭遇。それ以来まともな練習ができなくなりました。日常生活では問題がないのですが、走ると痛みます。ジョギングレベルのトレーニングしかできません。痛いのは腸のあたり。しかたないので、年明けに腸の内視鏡検査を受けたのですが、悪いところは発見されませんでした。
困ってマッサージにいってみたら、「筋肉が鍛えられて、腸を圧迫しているのでは」と言われ、びっくり。マッサージを施してもらい、ジョギングも1週間ほど休んでみたら、少しずつ痛みは改善しました。しかし、その時すでに大会の1ヶ月前。追い込んだトレーニングはまったくやっていません。これは、フルマラソンはダメかなとも思いました。
その後、本来は調整期なのに、ビルドアップとかインターバルといったトレーニングをして、ひょっとしたら大丈夫かと思った矢先、自転車でバランスを崩して転倒。脇腹を強打しました。大会の10日前です。ものすごく痛いので、これは骨折かひびが入っていると確信して(?)、医者にいったら骨は折れていないとの診断。「1週間くらいしたらスポーツしてもいいです」と言われました。
そんなことがあって、大会の2日前にこわごわランニング。「大丈夫そう」そして、最終的には当日の朝に、走ることを決めました。約10倍の競争率で走れることになった東京マラソンです。走らないのは、落選した方に申し訳ありません。制限時間は7時間だし、なんとかいけるかも。
今年で開催第7回の東京マラソンですが、そのうち3回走れる幸運。今回はいちばん前のAゾーンからのスタートいう更なる幸運です。号砲が鳴ってから、スタートラインを越えるまで、わずか1分10秒ほどという好位置。42.195キロのスタートは好調。前半は1キロ5分30秒ペースで走ってみたのですが、ちょっと無理だったようで、後半ペースダウン。結果、グロス4時間11分台でゴール。なんとか収容車に乗らずにすみました。
相変わらず楽しく走った東京マラソンです。銀座、日本橋、水天宮、浅草とスカイツリー、東銀座と新歌舞伎座、と東京観光のフルマラソン。大会をサポートしていただいたボランティアの方に感謝です。
フルマラソンをなんとか楽しんだ2月24日でした。
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2013/02/23
ロバート・キャパといえば、報道写真家として有名ですが、実はこの人についてほとんど知らなかったのです。横浜美術館で開催されている「ロバート・キャパ/ゲルダ-・タロー 二人の写真家」をみて、この写真家について多くを知ることができました。
ロバート・キャパという名前は当初、実在する写真家ではありませんでした。数々の報道写真で名を馳せたロバート・キャパの本名はアンドレ・フリードマン。このフリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タローが創り出した架空の写真家でした。このほうが作品を売り込みやすいというのが理由だったようです。ちに、フリードマンの仕事が軌道に乗ると、彼がキャパに取って代わり、ゲルダも写真家として自立していきます。
本展はロバート・キャパとゲルダ・タロー、二人の写真家の作品を、それぞれ個展という形で展示します。キャパの作品は幾度となくみているのですが、ゲルダの写真をみるのははじめてです。そもそもゲルダ・タローという人さえ知らなかった無知さです。ゲルダも報道写真家です。
ゲルダは撮影していたスペイン内戦で事故にあい、36歳で亡くなります。そしてキャパはインドシナ戦争取材中に地雷に触れて、亡くなります。その時、40歳です。二人の作品の多くが、戦争を取材した作品です。撮られた真実はどれも迫力を持っています。写真で真実を伝えることの重要さを今更ながら実感します。
キャパの「崩れ落ちる兵士」は有名な作品。この1枚について沢木耕太郎が新説を提示しています。NHKでも特集されていましたが、撮影をしたのはキャパではなく、タローという説です。沢木耕太郎が文藝春秋に発表した「キャパの十字架」は読んでいませんが、興味をひかれます。
「崩れ落ちる兵士」は本展でも展示されています。この真偽を含め、キャパ、タローという二人の写真家をより深く知ることが出来た写真展です。
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2013/02/22
寒いこの時期にはおでんが食べたくなります。おでんにいれる種はスーパーで当然買えますが、世間にはおでんの種を専門に売る店があります。地元の商店街には残念ながらないのですが、電車で二駅目、祐天寺駅のそばに、おでん種の専門店があります。
たまたま目黒税務署に用事があり、祐天寺までいったので、この店に寄ってみました。下谷かまぼこ店という屋号の店は、年季が入っています。かなり昔からやっていたんだろうなと感じさせる雰囲気です。
「はんぺん おでん種物」とあって「下谷かまぼこ店」と屋号がありますが、その前に○七とあるのは、何の意味だろう。
ショーケースにはおでん種が各種そろっています。つみれ、がんも、ゴボウ巻き、すじなどなど、どれも美味しそうです。また調理されたおでんもあり、持ち帰ることもできます。
迷った挙げ句、この日はつみれ、ロールキャベツ、がんも、シュウマイ巻き、ゴボウ巻きを買い、これに大根、コンニャク、玉子などを加えておでんをつくりました。
この下谷かまぼこ店、暑い夏も営業しているのでしょうか。煮物にも需要はあるので、問題ないのかもしれません。でも売上げは落ちるだろうな、なんていらぬ心配をしたりします。おでん種専門店とは、ちょっと不思議な存在です。
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2013/02/21
もう一昨日のことになりますが、夜NHKの首都圏ローカルニュースをみていたら、かんだやぶそばの火事が報じられていました。テレビの画面には燃えさかるやぶそば店舗の映像が流されていて、これは大変。なにせ有名なそば屋です。でも、東京人にとっては馴染みのある店かもしれませんが、全国的にはどうなのかな。
首都圏ニュースに引き続き、21時からのNHK「ニュースウォッチ9」でもトップニュースはかんだやぶそばの火事です。130年の歴史あるそば屋ではありますが、全国ニューストップで報じるほどのものなのか。建物は都の歴史建造物に指定されているとのことですが、所詮ローカル。国の重要文化財が焼け落ちたわけではありません。騒ぎすぎです。
若い頃は、かんだやぶのあたり、須田町にはたまにいきました。そばのかんだやぶそば、まつや、洋食の松栄亭と味の名店が魅力的でした。でも、最近はいってません。そば屋はコストが高すぎます。そば屋で一杯なんてのは愉しいことでしょうが、夢のようなこと。お金に執着しない方はいいのしょうが、貧乏人には老舗のそば屋は敷居が高くなりました。
朝日、日経とも昨日の夕刊でも引き続きかんだやぶそばの火事について報じていました。読者が感心をもっているのか、新聞記者が興味があるのか。かんだやぶそばの火事は、この店に対するマスコミの姿勢をみることができ、ちょっと面白い事件でした。
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2013/02/20
毎年、この時期に開催されている東京都写真美術館の「恵比寿映像祭」、レセプションにお招きいただいたので拝見したのですが、記事にしていませんでした。気が付けば今週末、24日までです。映像表現を文章にするのは、かなり難しいことで、今に至りましたと(つまらない言い訳です)。
恵比寿映像祭は写真美術館全館を使って行われ、展示、上映、ライブイベント、講演など多彩な内容になっています。東京都写真美術館ではいつもの企画展示は「写真美術館」ですから、動かない映像=写真の展示がほとんどです。しかし、年1回の恵比寿映像祭では写真と動画が分けられることなく展示されます。恵比寿映像祭では、写真美術館らしからぬ展示が魅力でしょう。
今回は展示ゾーンしか拝見していませんが、ここに関してはいささか意外な作品に出会いました。河原温と荒木経惟です。恵比寿映像祭では若手、新進作家な選ばれるものかと勝手に思い込んでいましたが、そうではないようですね。でも、なんでこの2人が選ばれたのだろう。
今回のテーマは「パブリック ダイアリー」(二つの間に双方向の矢印が入りますが、変換不能です)で、「日記」がキーワードです。河原温は日付だけで表現された"Today"シリーズが展示されています。荒木は「私日記」、「偽日記」など日記を写真にしてきました。展示は最新の日記シリーズです。映像祭のテーマが日記なので、単純にこの2人が選ばれたのかな。でももっと深い理由がありますよね、キュレーターさん。
馴染みのある河原、荒木の作品を含め、展示作品は刺激的なものがいくつもありました。映像作品に包み込まれ、写真に引き込まれる展示空間。今年も楽しめる恵比寿映像祭です。
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2013/02/19
昨日の朝、日経新聞に載っているビジネス誌の広告には「おや」と思いました。『週刊 東洋経済』の特集は「投資の新常識」。『週刊ダイヤモンド』は「相続・贈与・節税 完全ガイド」。そして『エコノミスト』が「金持ちの鉄則」です。どの雑誌もお金の話の特集です。エコノミストは誌名からお金のことを扱うのは当然ですが、企画は敢えて富裕層向けです。
それに対して広くビジネスマンに訴求する東洋経済、ダイヤモンドは安倍政権で、庶民はどのように対応すればいいかというポイントで企画を立てています。安倍バブル、すなわち株価上昇、円安の状況で、どのようにしてお金を増やすかという視点で構成されたのが、東洋経済の「投資の新常識」です。読者の興味レベルの違いはありますが、『週刊現代』や『週刊ポスト』の一連の記事と、編集姿勢は変わりません。要は安倍バブルにどう乗っかるかです。
かたやダイヤモンドは、安倍政権での税制改革へどう対応するかを記事にしています。昨年から決まってもいないのに、相続税の改正案の基づいた増税への警鐘、というか脅かし記事が多くの雑誌で掲載されました。安倍政権で相続税の改正はほぼ決定事項となり、この対応を記事にしたのがダイヤモンドです。これに加えて贈与税の改正も予定されていて、これも記事にしやすいポイントでしょう。孫への教育資金をある金額まで(1500万円?)非課税にするという節操のない制度もできそうですし。
政権が変わっただけで、実体は補正予算すら国会を通過していないのが現状です。しかし、景気回復への期待感だけは膨らんでいます。ビジネス誌の動向を見る限り、小さなバブルがきているようです。さて、実質はどうなるのか。あと半年もすれば、結果は出るでしょう。それまではじっとしているのがいいのかも(苦笑)。
迷って東洋経済を買ってきました。
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2013/02/18
地元とは違った商店街に出掛けるのも、たまにはいいものです。思いついて蒲田へ出掛けました。好きな街なんですが、ほんと久しぶりです。うちから電車で行くには東横線で自由が丘から2つめの多摩川で多摩川線に乗り換え、10分ほどと近いですが、この日はひとつ手前の矢口渡で降りて、歩いて蒲田へ向かうという散歩コースです。
矢口渡あたりもなかなかですが、ここは後日じっくり訪れたい思わせてくれる魅力がある街です。ぶらぶら30分ほども歩くと、蒲田の入り口というのでしょうか、商店街に至ります。ここでユニークな店に遭遇。
カップ、トロフィー、メダルなど賞品の専門店「東京賞品」です。蒲田ながら東京を代表するような屋号なので、ひょっとしたら有名店なのと思いました。
更に歩くと、蒲田の西口商店街に入ります。ここもなかなかディープです。
写真館ですが、かなり派手な店舗です。
商店街から1本道を外れたところにある喫茶店。この見本は年代物です。
しばらく歩くと、蒲田では有名?な店が目に入ります。亀屋百貨店です、百貨店なんですが売っているものは、家具です。もちろんデパ地下はありますが、グルメ食品ではなく家具売り場です。
ディープなところは健在です。時間とお金があれば、この街で豪遊したいです。ほんと楽しそうな街、蒲田。
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2013/02/17
マラソンという趣味はお金があまりかからないと思っていましたが、費用を計算してみたら、これが結構出費しています。大会参加費、ウエア代、交通費、サプリ、撮影された写真代、『ランナーズ』の購入などなど。実はマラソンは経済的な趣味ではないかも、なんて思ったりします。
先週、日経新聞のスポーツ欄に「市民マラソンの舞台裏」なる記事が3回にわたって掲載されました。日経のランナー記者吉田誠一さん(この名前覚えました)が書いた日経らしい視点の記事です。以前の記事でも取り上げられた内容もあり、全体としては目新しくないのですが、マラソン大会の運営費には興味をひかれました。
昨年3月に開催された京都マラソンの例があげられています。その総経費は約6億5900万円。参加したランナーは1万4000千人ですから、「1人の参加者を走らせるのに4万7000円が掛かったことになる」(日経新聞)です。東京マラソンに至っては5万3000千円です。2つの大会とも参加料が1万円ですが、これだけでは採算がとれないということ。
スポンサーからの収入もありますが、それでは足りません。京都マラソンでは京都市が補填、その負担金は「予算の2億5000万円から上積みされ、約4億8200万円にもなった」そうです。大きなマラソン大会には観光など経済効果があるので、単純に運営経費だけで判断できません。しかし、いささか費用がかかりすぎの感もあります。
マラソンがブームのうちは経費については問題になりにくいでしょうが、「過熱」が過ぎた時、出費が無駄という議論も予想されます。日経の記事では「ビジネスモデルの確立も含めて、運営面の整備を急ぐ時期に入っている」と指摘しています。マラソン大会は運営するほうも大変なようです。
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2013/02/16
今日の朝刊に安倍内閣の資産公開が掲載されています。内閣が組閣されたあとの恒例行事ですが、資産金額面では「家族分を含む平均額は1億193万円で、野田前内閣の5067万円から倍増」というのが興味深い。「資産額が1億円を超えたのは6人で、首相は1億793万円だった」と自民党の政治家はお金持ちが多いです。特に、麻生太郎副総理の4億7136万円。次いで新藤義孝総務相の3億9381万円はかなりの資産家ですね。
それぞれの資産明細をみていると、いくつか疑問が。例えば安倍首相の私邸は確か渋谷の富ヶ谷(新聞に載っている「首相官邸」で富ヶ谷の私邸を発とあるので)ですが、資産明細にはありません。ちょっと前の週刊文春に豪邸の写真が掲載されていましたが、これって安倍さんのものではないの?
また、麻生太郎副総理は東京都渋谷区に宅地を持っています。土地面積は2120㎡と広大ですが、その金額は3億2803万円。割り算すると1㎡約15万5千円、一坪で51万円。渋谷区でこの評価は低すぎ。土地の評価はNHKニュースによれば固定資産税の課税評価額だといいます。自宅の土地は固定資産税の軽減措置があり、その評価減後の金額なのでしょうか。いずれにしても実勢価格とはかなりかけ離れています。
資産明細には保有株もありますが、保有数は明らかになっていますが、評価額は資産総額に含まれません。例えば稲田行革相の夫はかなりの株を所有していて、時価だとかなりの金額になりそうです。これは含み資産ということでしょうか。
日経新聞には閣僚のコメントが掲載されていますが、その中で谷垣法相の言葉が面白い
「伝統的に言えば、自民党は地域の名望家が選挙に出る場合が比較的多かった。今の課題は資産家でない人、やや古い言葉で言えばプロレタリアートも選挙に出られるかだ」
名望家、プロレタリアートなんて言葉、めったにききません。
資産からみる自民党の政治家たちは、民主党とは大きく異なっているようでうす。
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2013/02/15
この歳になると老眼鏡が手放せなくなります。もう5年以上使っているのでしょうか。最初は近所の眼鏡屋さんにいって、度を測定してもらい、ブランドもののフレームを選び1万数千円払ったでしょうか。活字を読むときしかつかわないので、外出するときに忘れることもしばしば。そんなときは100円ショップにあるのを買ったりしています。これだと105円、値段の差は大きいですが、性能はそこまで違いません。
忘れないように鞄にしまいこんだままのとか、ダイニングテーブルに置きっぱなしのとか、いくつも保有してます。100円ショップのものは長くもたないので、最近はネットで探して購入しています。老眼鏡専門の店もあり、オシャレなメガネが手軽な値段で買え、便利です。
ネットでは多くの店で、シニアグラスという呼び名を使っています。老眼鏡というといかにも老人用という感じですが(苦笑)、シニアグラスだとその悪いイメージもやや和らぎます。でもシニアはシニアというイメージなので、このところ目に付くのかリーディンググラスというネーミングです。
リーディンググラスを直訳すれば読書用メガネということになりますが、実体は老眼鏡のようです。先日、地元にある「私の部屋」という雑貨店でリーディンググラスを見つけました。デザインから女性用のようですが、値段は千円台とお手軽です。別な雑貨屋にもリーディンググラスがありました。ひょっとして、リーディンググラスのマーケットは広がっている?
高齢化の進んでいるこの国。メガネ事情も変化しているようです。
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2013/02/14
昨日、税務署に行ってきました。確定申告についてわからないことがあるので、ききにいきました。確定申告の受付は来週の月曜18日からなので、まだ税務署がすいているうちにと出掛けたのですが、予想外に賑わっています。相談の受付をしてもらうのに行列です。いささか驚き。
まだ受付前なのに。国税庁のホームページで調べてみると還付申告は15日以前でもできるので、税金を返してもらうために来ている人が多いのかもしれません。税務署の相談会場にはe-Tax用のパソコンもすでに準備されていました。
確定申告を最近はe-Taxでやってるのですが、これも便利である一方、不便なところもあります。e-Taxを利用している人はどれくらいの比率なのでしょうか。国税の発表資料によれば、22年度に所得税ではe-Taxの利用率は43.7%となっています。こんなに多くの人が使っているとは、これも驚きです。多分税務署に相談しに来た人を、そこにあるe-Taxパソコンに誘導して、申告させている数字が入っているためではないでしょうか。
e-Taxを行うために必要なのが住基カード。カードに電子証明書が入っていて、これで認証を行うためです。この電子証明書の有効期限は3年で、先日まもなく失効する旨の連絡が区役所からきました。更新してくださいとの連絡です。
電子証明書を更新するためには、区役所に出向いて手続きをしなくてはいけません区役所ですから、当然平日の9時から5時の間に行かなくてはいけない。また更新料が500円かかります。こんなこと、オンラインで申請できないものか。ほんと不便です。住基カードの本体は有効期限が10年なのに、電子証明書は3年という不整合もなんか変です。
世に中で確定申告をする人は、国税の資料では2300万人以上います。e-Tax普及のためには、まだまだシステムを見直す必要があると感じました。税金で構築しているシステムなので、使いやすいように改善してくださいね。
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2013/02/13
ニュースになってから2週間、ファイナンシャルプランナー試験(正しくはファイナンシャル・プランニング技能検定)の問題が試験主催者から漏洩されるという事件への裁定がでました。管轄の厚生労働省から発表された資料によれば、
<厚生労働省は、「研究会」の調査結果を検証したところ、FP技能検定試験は「有効」であると判断しました>
とあります。[資料「20130212 厚労省プレスリリース.pdf」をダウンロード]
その理由として、
「有効」と判断したポイント
① 合否基準が「絶対評価(満点の6割以上)」であり、不正行為を行った者が合格することにより、本来、合格すべき者が不合格となる不利益が生じないこと。
② 事前に試験問題を閲覧した者がいることによる試験への影響(合格率の上昇等)を認めず、漏洩の範囲が限定的であること。
※1 平均得点率についてみると、漏洩した5試験の総平均得点率45.4%(過去10 回 平均46.8%)
※2 合格率についてみると、漏洩した5試験の総合格率31.5%(過去10 回 平均 35.3%)
③ 試験を無効とすることにより不利益を受ける受検者が非常に多いこと(受検者実人数約12 万3 千人)。
ということです。
①は試験の大前提で、言わなくてもわかっているといういうこと。
②は何を言いたいのか。合格率が上昇していたら問題で、そうでなければ問題ではないということですか。
③が本事件のポイントでしょう。筋を通すなら再試験すべきでしょうが、12万人もの受験生にそれを強いるのは現実的ではありません。
結果として、試験は「有効」という判断も致し方ないのと思います。でも、何かしっくりこない。それは問題を起こした当事者の金融財政事情研究会の責任がはっきりと問われていないためです。今後の対応策を明確にして、具体的に示すべきでしょう。個人的にはファイナンシャル・プランニング技能士の試験実施は日本FP協会に一本化すべきだと思います。
資格試験の運営が問われている今回の事件。このまま決着してしまっていいのでしょうか。
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2013/02/12
先日、四谷に出掛けてきました。毎年確定申告をお願いしている税理士さんの事務所が四ッ谷駅から5分くらいのところにあるので、年1回四ッ谷の街に行きます。美味しそうな店が並ぶしんみち通りを抜けていくのですが、その先に小さなパン屋さんがあります。ヤマザキの看板が上がったふつうの店です。
外観は特徴のないパン屋ですが、店内にはいると個性的なパンが並びます。店で焼いたパンだと思うのですが、あまり見かけないスタイルのパンです。
写真で右上はクリームパン。下は焼きそばパン。左上は確かトマトソースが入ったパンです。クリームパンは「幻のクリームパン」というネーミング。どうして幻かはわかりません。焼きそばパンもカタカナのネーミングが付いて(ネーミングは忘れてしまいました)、焼きそばパンらしからぬ風情です。
オシャレなパン屋が多い中、四谷のパン屋さんはオリジナルです。めったに行けないのがちょっと残念。
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2013/02/11
今日の朝日新聞はテレビ欄が最終面になく、そのかわり一面広告。「2013年 今オススメ資格と特技」と大きく書かれたユーキャンの広告です。この時期、受講生募集の大事な時期なのでしょう。CMの露出が目立ちます。AKB48を起用したCM、新聞チラシとテレビCMの連動広告などかなりの広告費を使ってます。
新聞広告を眺めてみると、こんなものまで通信教育でと感心する講座があります。「ハーモニカ」「フォークギター」「園芸」「料理」といったカルチャーセンターでもやっている教養系と「司法書士」「宅建取引主任者」電気工事士」といった国家資格が混在していて、よく言えば多彩、悪く言えば節操がないという状態。
ユーキャンという会社はその昔、日本通信教育連盟という社名でした。大昔、高田馬場の一橋学院という予備校に通っていて、校舎のそばにこの会社があったので覚えています。会社のホームページを見るともともとは日本人形学院として発足しています。人形の学校だったんですね。その会社はいまや年商430億円、従業員600人という大きな企業です。年末恒例の流行語大賞のスポンサーにもなっています。
この規模なら上場できるのかもしれませんが、ユーキャンは上場していません。従って財務諸表など経営資料も公表されていません。どれくらい儲かっているんだろう。広告をみるたび思います。余計なお世話ですが、気になるなあ。
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2013/02/10
バルセロナ、アトランタ五輪のメダリスト有森裕子の著書『やめたくなったらこう考える』(PHP新書)に、リクルート陸上部に入ったいきさつが書かれています。日体大でほとんど実績のなかった有森が、当時できたばかりのリクルート陸上部に志願。有森裕子は記録をきかれて、就任直後だった小出監督から「そんな記録しかないようじゃ、ほかの選手の足手まといになる」とまで言われますが、「やる気だけならだれにも負けません」とアピールして入部を認めてもらいます。このとき、折しもリクルート事件のまっただ中の頃。
江副浩正さんが亡くなりました。リクルートいえば、女子マラソンを育てた陸上部を連想します。この組織がなければ有森裕子はオリンピックで2度もメダルを取ることはなかったのではないか。名伯楽とされる小出義雄もその力を発揮する場を得られなかったのではないか。そんなことを思ったりします。
本業としてのリクルートとの出会いは、遙か昔、大学生の頃です。自宅に段ボール箱に入った就職ガイド本がリクルートから送られてきました。まだ日本リクルートセンターという社名の頃です。どんな会社かなど知るよしもありません、その後、あっという間に巨大な情報サービス会社になっていました。
インターネットが普及する前には、情報誌を次々と出版。「フロム・エー」「エービーロード」「とらばーゆ」「住宅情報」、どれも既存の出版社がカバーしていなかったマーケットへの情報誌で、まったく新しい発想で作られていました。その発想の礎を作ったのは江副浩正です。
今年上場すると言われているリクルート。現在のビジネスをみると、かつてのような新鮮さがない印象を受けます。ビジネス領域が拡大して、なにをやっているのかわかりにくくなっているのでしょう。江副浩正の作ったリクルートと今のリクルートは、違う企業なのかもしれません。
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2013/02/09
日本人は貯蓄好きとよく言われます。個人金融資産の合計額は1500兆円という数字は少なくない額で、その大半は預金だとか。好きでやっているのか、それともやむを得ず貯めているのか、はたまた貯まってしまったのか。
昨日の日経新聞の朝刊に興味深い記事がありました。「お金って汚い? 教育の空白、1500兆円眠らす」 このところ一面に掲載されている「金融ニッポン」という連載記事です。この冒頭に、
「『お金ってきれいなものですか、それとも汚い?』投資教育を手がける岡本和久(66)は全国の中学校や高校を回るたびに同じ質問をする。これまで約500人の生徒のうち8割弱が『汚い』と答えた」
中学生、高校生の8割が、お金は汚いと思っているとは、かなりの驚き。記事はこう続けます。
「経済の血液であるマネーを循環させ社会を豊かにする。金融や投資のそうした意義を、学校で教わる機会はほとんどない。一方、財テクの失敗や詐欺などのニュースを通して、お金の悪いイメージは増殖する」
日本ではお金について学校で教わることはほとんどありません。どうしてなんだろう。記事では大人になっても、お金の知識が乏しいため、騙された人の例があげられています。都内の主婦(55)は「元本保証、年30%超の配当」をうたう出資話に乗り、300万円を失いました。この手の話は、ほんとによく耳にします。年30%超配当なんて、いまどきほとんどありえない。騙されたほうが悪いとはいえ、社会として対策しておく必要性も感じます。
国も税制の改変などを通じて、個人マネーを株式や投資信託に移そうとしていますが、思うようにいきません。有望な企業を個人のお金が支える、という構図の実現は難しそうです。
記事にはこうあります。
「金融を学び投資のリスクと向き合い成果を得る。そんな自立した個人が増え1500兆円が動けば経済も活気づく。富の蓄積がある日本ならではの個人マネーが主役の金融立国にも通じるはずだ」
お金をいっぱい持っているのに、もったいない日本です。
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2013/02/08
とある研修で先週末小川町にいったら、とあるつけ麺屋に行列ができていました。最近はラーメン屋とかつけ麺屋にいく機会もめっきり減ったので、世の中の人気店などまったくわかりません。20年、30年前の人気店なら覚えていますが、閉店してしまった店も少なくありません。
昨日、用事があって千駄ヶ谷に出掛けました。夕方終わって、更に次に予定が入っているので、何か食べようかと思案しているとふと「ホープ軒」を思い出しました。この辺りだったはず。スマホで調べて、辿り着きました。まだ健在です。何十年振りだろう。店構えは相変わらず立ち食いのスタイルです。しかし、ネットで調べると何年か前に改装して2階では座って食べられるようですね。
大学時代に三田のラーメン二郎で鍛えられたので、こってり系ラーメンは得意(笑)。ホープ軒もこってりなラーメンです。背脂系といえばいいのでしょうか。脂が表面に浮いているスープ。そして太い麺。たまにしか食べてはいけない危険な一杯です。
かつてはとても混雑していた記憶があります。平日の夕方でしたが、お客さんが何人もいました。現在も人気店のようです。若い頃のことを思い出させてくれたホープ軒の一杯でした。
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2013/02/07
首都圏に大雪が降ったとき、予報が出されたときは、テレビニュースでは大々的に報じられます。一昨日からのニュースでもトップニュースで扱われ、台風上陸のような騒ぎでした。結果、北関東エリアでは積雪がありましたが、肝心の都心では積雪はなく、大々的な報道は空振りのようです。
雪国に住んでいたことのある人からみれば、首都圏の大雪報道は過剰だと思うのではないでしょうか。北陸とか東北で暮らしていた体験からは、東京で大雪といっている降雪は、いつものことです。なんでそこまで大騒ぎするのかとも感じます。
今回の大雪報道も首都圏ローカルニュースではなく全国ニュース枠で大々的に報じられていました。HNK朝のニュースではL字に画面が切られ、交通情報が流されるまさに臨戦態勢。しかし、報じられるレポート画面には都内で積雪している光景はありません。なんとも間抜けな映像でした。
公共交通機関ではJRが山手線など主要路線を通常の7割ほどに間引き運行。このため、通勤時には各駅で大混雑となり、入場規制をした駅もありました。JRが運行本数を減らすことは前日に発表されていましたが、当日の天候状況をみても、なぜ強行したのかが、不思議です。私鉄は平常運行しているのに、JRだけ本数を減らす判断は正しいとは思えません。
今回も大雪予報に振り回された東京。いささか滑稽な光景でした。
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2013/02/06
仕事をリタイアした後、海外に移り住んだり、ロングステイをしたりというアイディアをしばしばききます。庶民はともかく、お金持ちは海外に逃げてる、なんて話もあります。さて自分のこととして考えると、この歳で海外に住むのはどうかな、なんて思っていますが、世間一般の感覚はどうなんでしょう。
今週号の『週刊東洋経済』では「海外移住&投資」が特集です。表紙には<「脱ニッポン」という選択>と書かれています。円安の流れから組まれた企画でしょうが、海外移住と海外投資を一緒に扱ういささか強引な特集。記事にあるデータによれば海外に住む日本人は118万人(2011年11月現在・外務省調べ)で、前年より3%増。この118万人という人数をみると、そんなに多くはないと感じるのですが・・・・・・。
特集のメインは「移住で実現! 理想の生活」という記事。教育、介護、趣味など海外で理想の生活が実現できるというレポートです。昨年だったかNHKで介護を東南アジアに移住して行っている実例が報道されていました。それを見ると、日本の介護状況、特に費用のことを考慮すると、海外移住も選択肢としてありえると思いました。
介護ではなく、「南の風に揺られて趣味三昧 年金20万円であこがれの富裕層ライフ」という記事もあります。マレーシアに移住したシニアたちのレポートで、「ゴルフにダンス、園芸、楽器・・・・・・と夢のような暮らしを実現させたシニアたちがいる」そうです。ホントに幸せなのかな、海外生活。保守派の私は疑います(笑)。
移住すると日本からの年金はもらえるのか。税金はどうなるのか。細かい実務面で低くないハードルがありそうですが、記事ではそこまで触れていません。海外移住のことは、もっと調べてみる必要がありそうです。
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2013/02/05
日経新聞の電子版を使い始めてどのくらいたつでしょうか。機能もバージョンアップして、いまのところ快適に使ってます。電子版の使い方は人それぞれでしょうが、私の場合は基本は紙の新聞。紙の一覧性はやはりいい。それに掲載されている広告も有益な情報です。電子版では記事の検索と保存の機能が便利です。それに株価のチャートが見やすく、重宝しています。
日経新聞の電子版は順調なようですが、他の新聞はどうなのでしょう。朝日新聞も有料のデジタル版をはじめてかなり経ちますが、会員数は増えているのかな。その朝日新聞、今月からデジタル版のキャンペーンをやってます。朝日新聞デジタル版は紙の購読者の場合、プラス1000円/月という料金。これを今なら月500円にするというキャンペーンを展開しています。
月500円という料金は高いのか、安いのか。新聞を熱心に読む人ならプラス500円なら安いでしょう。私のように朝日新聞は斜め読みというような読者には、500円でも高いです。朝日新聞に求めているのは、入ってくるチラシの情報も大事という人ですから。
ライバル読売新聞は「読売プレミアム」というデジタルコンテンツのサービスをやっています。サイトによれば「読売新聞購読者を対象に、最新のニュースやこれまでネットで配信していなかった連載記事や人気のコラムを読むことができる会員サービスです」というもの。これは月157円。これくらいの料金なら払ってもいいかもしれません。
朝日新聞デジタルの今後はどうなるのでしょう。興味津々。
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2013/02/04
最強の市民ランナー、川内優輝選手が別府大分毎日マラソンで優勝しました。ロンドン五輪6位入賞の中本健太郎と競い合っての勝利はすごい。タイムも2時間8分15秒といい記録です。
別府大分毎日マラソンを走るというニュースを聞いたとき、「ちょっと前、海外でレースで走っていたよな?」と思いました。わずか半月前、先月の18日には遙かエジプトでのエジプト国際マラソンに出場し、2時間12分24秒の大会新記録で優勝したばかりです。パスポートを忘れて、自腹で飛行機チケットを買ったというエピソードが報じられた大会出場です。
ふつうの市民ランナーの感覚だと、フルマラソン出場は1シーズンに1とか2つ。きっちり練習をしようとすると、そんなにたくさんのフルマラソンを走るのはきつい。そんな常識を覆しているのが、川内トレーニング。レースをトレーニングにするという独自の方法で成果を出しました。
このペースで3週間後の東京マラソンにでるかと思っていたら、今年はで走らないようですね。藤原新選手との対決を楽しみにしていたのですが、それはありません。次は3月17日のソウル国際マラソンに出場する予定で、3時間7分台を目指すとか。
仕事をしながらトレーニングをして、いい記録をだす。マラソンに限りませんが、スポーツのトレーニングには総論としてのベストな方法はなく、それぞれの人にフィットしたものがベストなものということでしょう。成長し続ける川内選手には、驚くしかありません。
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2013/02/03
電卓を替え買いました。経理をやっている人ならともかく、電卓なんてそうは買い換えないでしょう。ファイナンシャルプランナーの試験は電卓の持ち込みが必要。昨年の試験に備え、電卓を新調したのでが、それがどうも調子がよくありません。打っていると微妙にがたつきます。また、表示部の視野角が狭い感じです。
意を決して(笑)、新しい電卓を買いました。前のはキヤノンでしたが、こんどは電卓の大手、カシオ製です。なんと言ってもカシオ計算機ですから、電卓は得意なはず。
表示画面の角度を調整できる「チルト画面」の機能がついているものを選びました。この機能がついている電卓、意外と少ないのです。それと時間計算機能付きです。例えばマラソンのペースを計算するときに便利そう。例えば1キロ5分30秒ペースなら、フルだと3時間52分秒といった計算ができます。これ以外には使いそうにありませんが(苦笑)。
肝心の電卓の計算機能は、どの電卓も同じだと思っていました、しかし、メーカーによって異なることがわかりました。例えばカシオ電卓にある「パーセント計算」。この機能で「100の5%増しは?」を求めることができます。<100(×)5(%)(+)>とキーを押すと、105が算出できます。また「仕入れ価格(原価)120円の品物の売価と利益」も計算できます。<120(+)25(%)(-)>。売価160と利益40がでます。
このパーセント機能はキヤノンやシャープの電卓ではできません。カシオ独自の機能のようです。電卓もいつも使っていない機能があり、使いこなしのテクニックもありそう。簿記の専門家さんは使いこなしているのでしょう。
たかが電卓ですが、あなどれないということがよくわかりました。
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2013/02/02
最近、試験問題の漏洩でニュースになっているファイナンシャルプランナーですが、今持っている資格より上級の資格の勉強をしていますが、資格試験の勉強にある通信教育を使っています。通信教育を受けたことがある人はおわかりかと思いますが、課題などの提出に特典があります。郵便料金が安いというものです。
通信教育用の郵便物は第四種郵便物の扱いとなっていて、100グラム以内の郵便物なら15円です。通常の封書の定型郵便であれば25グラムまでは80円、これをこえて50グラムまでなら90円。通信教育の郵便物は優遇されているわけです。
受講している通信教育の課題を提出しようしたら、切手の在庫がありません。昔(とは言っても5年ほど前)ムサビの通信をやっていた頃の5円切手をため込んでいて込んでいて、それを使ってましたが、それがなくなってしまいました。
そこで15円切手を買いに郵便局へ。窓口で「15円切手はないので、10円と5円でいいですか?」といわれました。15円切手って、ないの? 通信教育で使う封筒には「15円切手を貼ってください」と書いてありますけど・・・・・・。ネット出調べてみると、やはり15円切手は現在売られていません。2002年まではあったようです。ムサビの通信を受けていた頃、15円切手を使ったような記憶もありますが、定かではありません。
しかし、第四種郵便で15円という料金があるのに、15円切手がないのはおかしくないですか。需要がないのでしょうか。不思議です。郵政民営化もいいですが、このようなことはやめて欲しいです。
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2013/02/01
昨日報じられていた給与についてのニュースには、今更ですがこの国の雇用の形が昔とは変わってしまったことを痛感します。厚生労働省が31日発表した毎月勤労統計調査(速報)によれば、2012年に支払われた残業代や賞与を含む現金給与総額の月平均は前年比0.6 %減の31万4236円。これは、
「現行の調査を始めた1990年以来最も低い。」(朝日新聞 1月31日夕刊)
という状況です。1990年といえば、22年前。そこまで戻ってしまったわけです。ちょっと細かいデータですが、
「調査対象の変化を考慮に入れた現金給与総額の指数(10年=100)でみても、12年は99.2で、これまでの最低だった09年(99.5)を下回った」(朝日新聞)
というデータもあります。
平均給与が下がってしまった理由としては、
「賃金が安いとされるパート労働者の比率が高まったことや製造業などでボーナスが減少したことが影響した」(日経新聞電子版)
と、パート労働者の雇用が増えていることが原因とされています。パート労働者は「パート労働者が全体に占める比率は12年に28.75%と過去最高となった」(日経新聞)と増え続けています。
発表された月平均の給与から単純に計算すると年収ベースでは、約376万円。日本人の年収ってこれほどなのかと、いささか驚きます。減ってしまった給与。1990年から今に至る年月は、「失われた」20年ということも痛感します。
市場で期待が大きく膨らむアベノミクス。給与をあげる効果はいつ頃になるのか。まだ答えは見えません。
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