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2013/01/28

安倍バブルへの対処法とは

 今日発売の週刊現代は相変わらず安倍バブル特集。<「安倍バブル」本当に儲かるのはこれからだ>とますます読者をあおります。盛り上がっている週刊現代を横目に、週刊文春は冷静に「安倍バブルの賢い踊り方」と題して特集を組んでいます。記事のリードには「本当に安倍バブルは続くのか、リスクはないのか」と書き、「痛い目に遭わずに賢く資産を増やす方法を伝授」してくれるそうです。
 記事では「インフレ2%対策」と称して「ひと目でわかる世代別資産運用チャート」として、30~49歳、50~59歳、60歳~定年、定年後に分けて資産運用の方法がアドバイスされてます。
 中身は「資産運用チャート」というより、資産運用のヒント集で、細かく具体的方法が書かれているわけではありません。何人かのお金の専門家に取材し、まとめたものですから、総論的なものになっています。
 例えば自分にあてはまる50~59歳では「自宅買い替えで『自分年金』を作る」とあります。50代では子供が独立し、狭めの家に住み替えたほうが生活のコストを考えると、住み替えたほうがいいこともあります。特に10年以上所有した自宅を売却すると税金が控除される制度もあり、50代あたりの人では選択肢ではあります。しかしこの方法は安倍バブルでインフレにならなくても実行していいことです。むしろ、物価が上昇しないうちにやったほうがいいかもしれません。
 また、同じく50~59歳向けの方法として
「来年1月から導入される少額投資非課税制度を活用し、手数料の少ないETFや国債で長期投資」
 とあります。でも、この制度はまだ決まっていませんが、株式投資信託、上場株式の配当所得、譲渡所得が対象で、国債のような公社債は対象ではありません。正しいことを書いていません。
 週刊誌の記事は、やはり自分でしっかり見極めなければいけません。安倍バブルで踊りすぎないように気をつけましょう。
 

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コメント

いまのところ、アベノミクスで恩恵を授かっているのは株とかをやっている投資家だけでしょう。
経済学というのは答えがいくつもあるわけですが、実利としてどこまで役立つかは、いまだ結論がでていないようです。
アベノミクス、どんな結果がでるのか。野次馬的には面白い。

投稿: 自由なランナー | 2013/01/29 21:24

空き缶が首相だった時、TVタックルに、安倍と麻生が出演していた事があります。この時は、安倍、麻生が頼もしく見えたものです(笑)。
比較の対象が最悪だったせいでしょうけど。
でも、いざ、政権を取ってみれば...
相対比較では勝っていてもと言った所なんでしょうね。

経済政策は、本当の所はどうなんでしょうね。指南役がいい加減ボケ老人で、これを批判している人もいるようですが。
経済って適当な学問ですよね。実体経済の中で実験して。実験に失敗しても、それっきり...
理工系の実験とは、全然違う。

投稿: k | 2013/01/28 18:12

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