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2013/01/03

財政の崖と円安

 昨日は女房の実家にお邪魔して新年のお祝い。お酒をいただいていい気分になって、ふとスマホで日経新聞からのメールをみると、1ドル87円の円安というニュースが配信されていました。2年5ヶ月振りの円安水準だとか。その後、アメリカで年末に大騒ぎしていた「財政の崖」が回避されたとのニュースが報じられました。それを受け昨日のニューヨークダウ市場は300ドル以上値上がりしました。
 アメリカ議会で議論が続いていた財政の崖のポイントは、オバマ大統領が主張していた富裕層への課税強化。世帯年収40万ドル以上の富裕層向け減税を打ち切り、最高税率を35%から39.5%へ引き上げるというもの結局、この主張が通り、富裕層への増税が決まりました。年収40万ドルといえば、円安になった1ドル87円で計算すると3300万円ほどです。豊かな国、アメリカではどの程度いるのでしょうか。
 オバマ大統領は、
「私は米国民のうちトップ2%の富裕層に対して増税を実施する法案に署名する」
 とコメントしています。3300万円の年収層は意外と少ないんですね。
 39.5%という税率も日本の所得税最高税率43%より低い数字で、単純に考えるとアメリカのお金持ちはわが国より優遇されているかもしれません。
 アメリカでの問題で関係がないと思う人も少なくないでしょうが、アメリカ与野党で決まった内容をみると、日本で抱えている問題と共通もものがあります。所得税の増税、遺産税(相続税)の増税、10年で6200億ドルの税増収など、わが国でも議論されている問題です。
 財政の崖に直面しているのは、日本なのではないでしょうか。そんな感想を持ちました。

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