住宅ローンの大きなマーケット
住宅ローンアドバイザーという資格を持っているので、関係するセミナーにいってみました。資格を管理する住宅金融普及協会というところが主催する住宅ローンアドバイザー向けのセミナーです。お客様(アドバイザーにとってのお客様は、住宅ローンを借りようとする人)にアドバイスをするための役立つ内容です。
特に住宅ローンの審査実務をどのようにするか、という内容のセミナーは興味深い内容でした。住宅ローンを貸してくれるのは、当然ながら銀行などの金融機関です。その金融機関が住宅ローンの審査をどのような基準で行っているかということを解説してくれたのですが、オフレコに近い情報もあって面白かったです。
住宅ローンの審査は8割が落ちるそうで、厳しい現実を知りました。また、住宅ローンを扱っている金融機関は1500以上あるとのこと。これにはちょっと驚きました。住宅ローンというのは大きなマーケットなんですね。確かに融資をする側としては、大きな金額を融資して、利子を確実に取れるわけですから、美味しい商売なのでしょう。
このセミナーが行われたのは、水道橋にある住宅金融機構の本店ビルですが、このビルが超立派な高層ビルです。かつては住宅金融公庫という名前だったのが2007年に独立行政法人の住宅金融支援機構となった組織です。「フラット35」という住宅ローンをやっている以外にどんな仕事をしているかは知りませんが、これだけ大きなビルがあるのですから、住宅関係のたくさんの仕事をしているはずです。
日本人にとって住宅が重要なものであることがよくわかったセミナーでした。
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