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2013/01/25

島耕作、30周年

 昨日手にした『モーニング』の最新号表紙は、「社長島耕作」です。「祝30周年」と書かれています。連載が始まって30年ということは、開始されたのは1983年のこと。社会人になって3年目か。大昔です。島耕作は最初「課長島耕作」それから「部長島耕作」「取締役島耕作」「常務島耕作」「専務島耕作」そして「社長島耕作」と出世してきました。また『イブニング』には「係長」「ヤング」の島耕作の連載されていました。
 モーニングを読み始めたのはいつからでしょう。ウキペディアによれば創刊は1982年ですが、週刊になったのは86年らしいので、そのあたりから愛読し始めたかもしれません。「課長島耕作」も単行本をまとめ買いして読みました。
 役職廃止なんて会社もありますが、まだまだ課長、部長といった役職名は企業内では重要なのでしょうね。島耕作が出世してきた30年は、日本の企業も大きく変わりました。希望に満ちた80年代初頭からバブル景気を経て、失われた20年へ。いまや成長することが難しい社会になってしまいました。企業人にとっては、厳しいことも少なくありません。
 島耕作は、連載中の物語では業績不振を理由に社長辞任を表明しました。大企業のサラリーマンとして、理想の出世を成し遂げた島耕作は、これで終わるのでしょうか。それともまだまだ元気に活動するのでしょうか。しょせんコミックの話ではありますが、日本に元気にする活躍を期待しています。

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