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2012/12/23

年末調整のこと

 サラ-リマンをやっている頃は年末調整の用紙が配布されて、いつも締め切り間際に提出していたものです。確かそこに押す印鑑はシャチハタではダメで、そこを間違えることがよくありました。あの頃は何故年末調整というものがあるのか分かっておらず、戻ってくるお金だけが楽しみでしたね。
 一般には所得税は3月15日までに前年度の確定申告をして、その時税金を納める方法です。しかし給与所得者は源泉徴収によって所得税を払ってしまうシステム。ここで所得税を払いすぎていると、戻ってきます。そのための手続きが年末調整。しかし、源泉徴収とはうまいシステムを考えたものです。まずは見込みで税金を徴収しておいて、そのあと申告があれば(例え年末調整)、払いすぎた場合は返してくれるというもの。税務署に都合のいい方法です。
 サラリーマンは住民税も給与から徴収されるので、「税金」を払っている実感がありません。私も給料生活でなくなり、税金を払う重さ(こんなに払うの)を感じざるを得ませんでした。
 本屋には早くも確定申告用の本が並び始めました。事業を営んでいる人とか、不動産収入がたんまりある人は、年末までに、なるべく税金を払わないための方法を思案しているに違いありません。所得税、住民税、そして健康保険の費用、これらはすべて所得の大小によって算出されるわけですからね。
 年末、お金のことで忙しい人は多いことでしょう。

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