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2012/12/11

小沢昭一さんの死去に思う

 小沢昭一さんが亡くなりました。「小沢昭一の小沢昭一的こころ」の収録を休んでいると報じられていたので、心配していたのですが、悲しい知らせです。小沢昭一さんで思い出すのは、昔NHKで放映されていた「趣味とあなたと」という番組です。高校生の時にみていたので、確か1970年代前半だったのでしょう。
 小沢昭一さんとNHKの相川浩アナウンサーが進行をつとめる30分の番組。もはや内容はほとんど覚えていないのですが、毎回趣味の達人を招いて話をきくという番組だったと思います。ネットで調べていたら相川アナウンサーも既になくなっていること知りました。
 俳優、というより怪優とも評され、また日本の放浪芸を研究。そして(記憶違いでなければ)かつては「トルコの帝王」(この意味が分かる人は人生のベテランです)と形容された小沢さん。本当に幅広い人生を歩んだ人です。そんな小沢さんが趣味の番組にでていたなんて、いま考えるとちょっと意外です。
 1973年に始まった「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は昔よく聴いていました。当時は高校生なのに、どうして小沢さんの番組なんて聴いたのかな。若者を惹きつける何かがあったのでしょう。それ以来小沢昭一ファンです。小沢昭一ファンなんてマイナーかと思い込んでいましたが、朝日新聞では訃報を夕刊の一面に掲載。小沢昭一さんの評価は高いものだったことは、私にとってはちょっと驚きでした。
 またひとり、昭和を語る人が亡くなりました。

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コメント

NHK「趣味とあなたと」を捜していたら
ここに辿り着きました。
記憶に残ってるのは
「水上歩行」のギミックがとても印象に残ってます。
ちょうとスキーの板みたいにひょろ長い浮きを2つ並べ、
浮きの先端は、軸た軸受で繋がっていて、
浮きの後端には、イルカの「ヒレ」みたいなのが付いてます。
左右の浮きに両足を固定し、
「足踏み」→「浮きの上下」→浮きに付いてる「ヒレ」か推進力を作り出す。。
たったコレだけの仕組みで「水面を歩ける。」という目から鱗が落ちる感動を覚えた回だったと記憶しております。

投稿: enutea | 2021/09/01 14:13

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