タートルマラソンを走る
昨日、ハーフマラソン大会を走ってきました。マラソンブームのこの頃、東京近辺のハーフマラソン大会の出場権を得るのは、かなり大変です。来週の手賀沼エコマラソンはうっかり申込日を忘れていて、定員締め切り。11月の世田谷246ハーフは抽選で落選。そんな中、先着順で楽に申し込めた「タートルマラソン国際大会」のハーフ部門に参加しました。
今回で既に41回を重ねる大会ですが、初めての参加です。このマラソン大会はいくつかの特徴があります。まず、バリアフリー大会として障害者の人、車椅子の人も参加できます。またレースのタイムは計測されますが、順位はつけません。したがって優勝者や入賞者の表彰がありません。参加者が自分のペースで楽しく走ることをモットーとした、ある意味ゆるいマラソン大会です。
一般のマラソンレースとはちょっと主旨の違う大会ですが、運営はしっかりしています。ボランティアさんのサポートも充分でした。ハーフマラソンのコースは陸連公認ですし、距離は1キロごとに表示があります。また、給水も約2.5キロごとと手厚いサポートです。
ハーフマラソンの部では参加者が1万人をこえる大人数。コースは北千住を起点に荒川沿いを走る折り返しコースです。荒川の違う部分を5年ほど前に谷川真理ハーフマラソンで走りました。確か先週、荒川30Kが開催されました。東京にあって荒川はマラソン大会のメッカですね。
なぜかやる気が起こらず、直前まで参加をやめようかと思っていたのですが、意を決してトレーニングとして参加することにしました。そんな心理状態なのでどれくらいのペースでいくか、迷いに迷って、キロ5分5秒ペースを目標に。これだと1時間50分を余裕で切れる計算です。申込時に実力以上のタイムを申告したせいか、いちばん前のゾーンからスタートでき、号砲からわずか50秒ほどでスタートラインをまたぐことができました。
スタート待ちの時に既に汗ばむほどの暑さもあって、15キロ過ぎからちょっとばてました。でも自己計測で(記録は後日郵送のシステムです)ネットタイム1時間47分1秒で、キロ5分4秒ペースでゴール。なんとか目標通りですが、みんな速い。多くの美ジョガーにも抜かれました(苦笑)。こんなんだと、フルマラソンが思いやられます。
順位を競わず、楽しく走るマラソン大会。これがランニングの本質なんだなと思わせてくれた素晴らしい大会でした。運営者、ボランティアの方に感謝します。ありがとうごございました。
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