陶磁器とガラスのギャラリー
昨年あたりからうちの地元にもアートギャラリーがいくつか目に付くようになってきました。アートなスペースが少なかった街がちょっと変わってきています。このところたまにお邪魔しているのが、陶磁器とガラスを扱う<レサンシェル>というギャラリーです。陶磁器を扱うギャラリー(画廊)はありそうですが、陶磁器とガラスというテーマのギャラリーは東京でも数少ないのではないでしょうか。
自由が丘の駅から歩いて10分弱。静かな住宅街の一角にあるスペースでは、企画展と常設の展示が行われています。扱っている作品は、テーブルで食事を楽しんだり、花器に使ったりといった生活に沿った器が中心です。心地よさを感じさせてくれる作品が揃っています。
今は、企画展の「ヘスアルド フェルナンデス―ブラボ展覧会 ~テーブルを囲む時間~」が開催されています。スペイン出身で、日本在住20年以上というヘスアルドがつくるのは、白を基調とした陶磁器。白い空間にドリッピングしたような文様が印象的なテーブルウエアや、花器などはフォルムが美しい作品です。
展示はテーブルと器をテーマにしつらえてあり、食事にはテーブルウエアが重要なものだということを今更ながらに感じました。我が家でももうすこし器に気を遣わねばいけません。
明確なテーマをもった、そして魅力的なギャラリーです。お近くにいかれるときは、ぜひどうぞ。
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