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2012/10/04

金融力とは

 先月のことですが、「金融力調査」というものが発表されました。発行元は金融広報委員会というところで、政府系、日銀系の組織のようです。この「金融力調査」というの「18歳以上の個人のお金や金融に関する知識や行動の特色を把握するために、実施したもの」という調査ですが、調査結果に興味深い内容があります。
 調査の質問のひとつにこんなものがあります。

【質問1】
100万円を預貯金口座に預け入れました。金利は年率2%だとします。また、この口座には誰もこれ以上お金を預け入れないとします。1年後、口座の残高はいくらになっているでしょうか。(○は1つだけ)
1. 100万円 5.7
2. 102万円 77.6
3. 110万円 1.2
4. その他  2.2
5. わからない 13.2

 選択肢の右にあるのは、解答率です。正解2.の102万ですから、8割近い人が正解。これに質問が続きます。
【質問2】
では、5年後には口座の残高はいくらになっているでしょうか。(○は1つだけ)
1.110万円より多い 30.5
2.ちょうど110万円 32.6
3.110万円より少ない 20.1
4. その他 0.7
5.わからない 15.9

 複利の計算で、正解は3です。ネットにある金融電卓を使えば簡単(正確には利息には所得税、住民税が計20%源泉課税されますが、本問では無視しています)。質問1で8割以上が正解なのに、質問2では3割程度の正解率になってしまうのが不思議。複利という考えがいまやなくなっているためでしょうか。

 また、公的年金についても質問項目があります。
「あなたは、自分が受け取れる公的年金について次のうちどれを知っていますか」という質問(複数回答)に「自分の被保険者としての種類(自分が第何号被保険者か)」という選択肢があって、この選択率(知っている)はわずか38.5%。ちょっと驚き(ちなみに国民年金の被保険者は第1号~第3号の3つです)。
 この国ではお金の教育が必要なようです。

「金融力調査」

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