ランニングの基本は変わらない
8月は無理は禁物と量を減らし、結局283キロを走りました。今月はトレーニングの質と量を増やそうと目論んでいるのですが、相変わらず暑いです。残暑はランニングにはつらいです。トレーニングも少しは頭を使わないといけないと、本棚にあるランニング関連の本を探していたら、昔買った本を見つけました。
『ジョギングから始めるフルマラソン』という本です。ジョギングを始めたのがいまから17年前、1995年の2月。これまで走ったことがなかったので、この本を買ってきました。まず知識から入るタイプです(笑)。いまこの本を改めて読んでみると、とても良くできた本だとわかります。走ったことのない初心者向けに書かれています。しかし初心者向けのマラソンで終わらず、ステップを踏みながら、フルマラソン3時間台までのトレーニングメニューが細かく記されています。
本書のトレーニングメニューは1週間のスケジュールが掲載されていて最初のメニューは1週間のジョギングは30分、あとはウォーキングが2時間ほどとストレッチ。当時、これに沿ってトレーニングしていました。今の走力からするとちょっと信じられない。でも、ステップを踏んで最終の3時間台を目指すメニューは、とてもハード。例えば水曜日には<15kmビルドアップ走:6:00/kmで6km+5:00/kmで6km+4:00/kmで3km>がノルマ。1キロ4:00のペースではそもそも走れない私はここでギブアップ。
しかし、この本のトレーニングメニューをしっかりやれば、サブ4は走れそうです。著者は内山雅博さん。本での肩書きは国立競技場ジョギング教室講師となっていますが、今は「内山走運動研究所」を主催されています。ちなみに国立競技場ジョギング教室はいまでも開催されていて、うちから近ければいってみたい内容です。
『ジョギングから始めるフルマラソン』は奥付をみると1993年の出版。もう20年ほど前に書かれた本ですが、現在でも決して古いと感じません。マラソントレーニングの基本は変わっていないという当たり前の事実がわかります。基本に戻り、頭を少しは使って秋からのトレーニングをしなければと、思っております(できるかはあやしい)。
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