生命保険の加入率は
生命保険ってほんとに必要なのか。みんな加入しているものなのでしょうか。数日前、生命保険文化センターから「平成24年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」というものが発表されました。以前、ここから資料を購入したことから、メールが定期的にくるので、知りました。
この調査にちょっと驚いたデータがありました。「生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は90.5%」という数字です。世帯としては9割以上も生命保険に入っている! ほんとでしょうか。ちなみにうちは何も入っていません。数年前に貯蓄型の生命保険が満期になって、それ以来なにもなしです。子どもの学資保険に入っているだけです。
また別なデータでは「民保(かんぽ生命、JAなど公共系以外の民間の生命保険)の加入世帯の医療保険・医療特約の世帯加入率は92.4%」と、ほとんどが医療保険にも入っているといいいます。日本人って生命保険好きな国民性なのかな。
この調査をちょっと読み込むと、あることがわかります。調査での回収サンプルの世帯主の平均年齢は56.7歳。このサンプルは年齢高いでしょう。日本人の平均年齢は45歳くらいだそうですから、平均以上の世帯主を調査対象にしているわけですね。56歳といえば私と同世代ですが、確かにこの年代は生命保険好き(?)かも。
若い頃には会社に保険のおばちゃんが入ってきて、半ば強引に保険に加入させられました。それだけでなく、暫くすると保険料の高いものに乗り換えるように進められ、毎月の支払いが増えていきました。こんな時代ですから、多くの人が生命保険にはいっていたと思います。
しかし、時代は変わりました。確かに所得税での生命保険控除(最高5万円)はありますが、お金を他のものに投資したほうがいいかもしれません。日経新聞に電子版に「保険会社が言わないホントの保険の話」という連載があり、毎回読んでいます。筆者の保険コンサルタント 後田亨氏によれば、医療保険は基本的には不要だとか。
生命保険はホントに必要かしっかり考えてみたほうがよさそうです。
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