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2012年9月

2012/09/30

マラソンのセット練習というもの

 マラソンを完走し、さらには少しでもいいタイムで走りきるためにはいくつものトレーニング法があります。先人によって考案されたトレーニング法をいろいろ試行錯誤しながら実行しているのです。やっと秋の気配を感じるこの頃、トレーニングも少しずつ本格化せねばいけません。
 ということで、先週からセット練習というものを始めています。耳慣れない練習方法ですが、先月号の『ランナーズ』に「土日セット練習」として掲載されていたもの。その内容は、練習時間がまとまってとれる週末に2日連続でまとまった量を走る練習をすることです。
 あえて2日連続でハードな練習をする理由は何か。
「ランニングによって蓄積された疲労は1日休んだだけで完璧に回復するものではありません。つまり、2日目のトレーニングは疲労が抜け切れていない状態で行うことになりますが、そのような状態で走ることへの耐性をつけられます。”筋力””脂肪をエネルギーとして使う能力”が高まり、長い距離を走ることへの適性を促せるのです」(ランナーズ)
 と、ちょっと自虐的なトレーニングです。
 これ一般的な練習方法? と思っていたら、今朝の日経新聞の「マラソン挑戦の心得 」という特集でも触れられています。
「マラソンは30キロを通過してから、踏ん張れるかどうかで明暗が分かれる。わざと脚を重い状態にしてトレーニングをすると、この終盤の勝負時に粘れる」として練習メニューが紹介されています。
「1キロ=5分30秒ペースで20キロというスタミナ系の練習をした翌日に、1キロ=4分30秒×10本のインターバル走などのスピード系の練習をこなす」(註:インターバル10本は超ハードです)
 このトレーニングの理由として
「こういう2日セットの練習をすることで、レースで“ボディーブロー”を打たれても倒れない力が養われる。フレッシュな状態でトレーニングするより効果的」
 ということだそう。効果的なのはよくわかりました(笑)。
 そして、この週末のセット練習内容は、1日目;フルマラソン想定ペースでハーフの距離を走るペース走。2日目:21キロのLSD、と2日でフルマラソンの距離を走るトレーニングというメニュー。かなりきつい練習です。特に昨日は暑かったので、長い距離を走るとばてばて。走り終えた午後は使いものにならない体になりました(笑)。
 力はつくのでしょうが、毎週やるのはきついなあ。来週からちょっと量をへらそうかな。なんて悩みます。
 マラソンのトレーニングは大変ですねえ(他人事)。

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2012/09/29

恵比寿のあるラーメン屋

 昨晩、恵比寿の写真美術館のレセプションに参加したあと、お腹がすいたので、久しぶりにあるラーメン屋へいってみようと思い立ちました、以前あった駅から近い場所にいってみると、店が見当たりません。松屋になってます。スマホで検索すると、駅からちょっと離れた場所に移転しているのがわかりました。
 探していたのは「香月(かづき)」というラーメン店です。30年ほど前だったか、山手通り沿い、並木橋にあり、超人気店でした。その後恵比寿駅のそばに移転して、いつも行列ができていました。ホームページによれば、最初は屋台のラーメン屋でした。それから何十年が経ち、今は人気店の位置にはいないようです。

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 店に入ったのは夜の8時ころですが、行列はなく、店内も満席というわけではありません。ここのラーメンは背脂系といわれる独特のラーメンです。基本は醤油ラーメンですが、食べてみると見た目ほど、しつこい味ではないおいしいラーメン。

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 昔は(20年近く前)金沢にも店があり、転勤ですんでいたころ何回か食べました。また一時、仙台にもあり、これも転勤先でした。いまは、恵比寿のほかは、広尾、三軒茶屋、羽田空港に店舗があり、しっかりやっています。しかし、昔日の面影はなくなってしまいました。食べログをみると、1件しか口コミがついておらず、あまりに寂しい。途中通りかかったラーメン屋は大行列です。ここ有名店なんですか。若者が列をなしています。

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「阿夫利」という店。食べログでは786件もの口コミがついています。確かにおいしそう。
 恵比寿はラーメン激戦地のひとつらしいですが、老舗の香月はどう戦っているのか。30年の歴史も武器にはならないようです。


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2012/09/28

国連総会、野田首相の日本語演説

 NHKのドラマ「負けて、勝つ」を見ていますが、外交という視点から見ると面白いです。吉田茂のことをよく知らなかった無知を恥じるばかりですが、吉田は英語で堂々とマッカーサーらアメリカ人を渡り合って、交渉をした政治家ということを改めて認識しました。それに対し、今の首相はどうでしょうか。
 国連総会で野田首相が演説をしました。中国、韓国との領土問題について、法の支配を強化するよう呼びかけた内容で、「日本外交上、異例の対応だ」(ウォールストリート日本版ウェブサイト)とも表現される踏み込んだものです。内容はともかく、演説を伝えるテレビをみていて、ちょっと驚きました。野田首相が日本語で堂々と演説していたからです。なぜ、英語でやらないのでしょう。
 国連総会は世界のトップが集まる外交の場です。世界の共通言語は(その是非は置き)英語です。そこで日本語での演説は、その意志を伝えるという点で正しい選択ではありません。例えばロシアのプーチン大統領がロシア語で演説するのとは違います。ロシア語は国連の公用語ですから当然の行為ですが、日本語は公用語になっていない一言語です。
 日本人以外は(日本語学習者を除けば)ほとんど理解できない言語で演説をすることは避けたほうがいいでしょう。野田首相サイドは英語や国連の公用語に同時通訳されるからいいと思っているのでしょうか。玄葉外相は英語でやっていました。たとえ原稿棒読みでもいいから、英語での演説をすべきでした。
 今の時代、一国の首相、それも先進国とされている国のトップが英語で演説をできないなんて、情けないだけの事態です。ほんとに野田首相は英語ができないのでしょうか? ちょっと信じられません。大学を卒業してすぐに松下政経塾に1期生として入り、政治家を志した野田佳彦。20代から国の政治家を目指したのなら、外交に必要な英語力をつけようしてきたはずですが、そうではないのかな。週刊文春の先週号では「野田首相は総理大臣には珍しく、外交問題にほとんど関心がない」と書かれていましたが、外交に関わりたくないので、関心がない振りをしているのかもしれませんね。
 国連総会一般討論はまだ終わってないのに、さっさと帰路についた野田首相。我が国の外交は、この男にはまかせられません。

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2012/09/27

恐いもの見たさに買った本

 フルマラソンの大会まで2ヶ月を切ったにもかかわらず、トレーニングは順調とはいかず、明るい状況ではありません。毎朝、走りにでようとするたび、「今日だけは足も重いし、休養日に」という誘惑の声がささやきます。今のままでは、フルを走れるか極めて不安。
 そんな中、こんな本を買ってしまいました。『100キロマラソンは誰でも快走できる』(岩本能史著)。100キロマラソン、ウルトラマラソンとも言われる長距離を走るレースを走るための本です。著者の岩本能史氏はこれまで、『非常識マラソンメソッド』、『非常識マラソンマネジメント』を書いています。この2冊は非常識というだけあって、これまでのセオリーを踏襲しないトレーニングの方法を提案していて、参考になるところは多々あります。
 岩本氏はウルトラマラソンにも取り組んでいて、246キロを走る(!)スパルタスロン(ギリシャ)では2003年6位に入るなど、超厳しいウルトラマラソンで上位に入る成績を残しています。
 本書では初ウルトラマラソン者に向けて細かいアドバイスがいくつも掲載されています。その中でメインとなるのがトレーニングメニューですが、これがかなり凄い。岩本方式によれば、100キロマラソントレーニングの起点は大会の100日前で、その日あたりにフルマラソンの大会があるのがベスト。フルマラソン完走が100キロラマラソンの起点だからです。
 初100キロ挑戦のランナー向けメニュー(14週メニュー)が紹介されていますが、これがかなりのもの。週末に40キロ、50キロのレースペースランがあります。また岩本氏の独自メニューとして、「日中すべてを路上で過ごす」というトレーニング。これは走っていなくても、立ち続けているか、歩き続けていることを要求されるトレーニング。この路上トレーニングを7時間するメニューがあります。大変かも。
 100キロマラソンは完走タイムが(普通のランナーは)10時間以上です。朝5時にスタートすれば午後3時がゴールタイム。想像を絶します。恐いものを見たさに買った本ですが、かなりハードルが高い、というよりほとんど無理です、100キロマラソン。まずは今シーズン2つのフルマラソンを完走をすることを目標に頑張ります。100キロマラソンのことはしばらく忘れたほうがようさそう(苦笑)。

 
100


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2012/09/26

GPSウォッチの距離精度は

 エプソンのGPSウォッチをお借りしてから10日余り。走るにでるときは毎回着けてます。このエプソンのリスタブルGPSはいろんな機能があるのですが、基本となるGPSの精度はどうなのでしょうか。GPSウォッチを使い始めたのは先月NikeのGPSを買ってからで、GPS体験はまだ短いです。
 エプソンのウォッチはデータをcsv形式でエクスポートできるので、分析もやりやすい。駒沢公園のジョギングコースで距離を実測してGPS精度がどの程度かを調べました。コースは公式データによれば1周2140メートル(2.14キロ)で、100メートルごとに距離表示があります。ここで2回、ビルドアップのトレーニング時に1キロごとのラップタイムデータを集計してみました。0~1キロ間の1キロと1~2キロ間の1キロの2つを繰り返し走ります。ジョギングコースは両側のラインを含めると2メートルほどありますが、外側のラインの内側ぎりぎりのところを走るようにしました。
 結果はGPSデータでは平均963メートル。コースの外側を走っているので、公式の距離より短いことはないはずで、GPSの計測が1キロでは35メートル以上短く計測されていることになります。データでは930メートルから990メートルまでばらばらです。実際より長く、つまり1キロをこえる計測データはなかったことになります。
 Nike GPSでも距離は短めに計測されていました。GPSの計測は短めということになるのでしょうか。1キロで誤差35メートルとすると、3.5パーセントで、小さな数値でもありません。細かなデータを求めてのトレーニングには不向きと言えるかもしれません。例えば、1キロごとのビルドアップ走、インターバル走といった練習をGPSウォッチデータで行うのは厳しいでしょう。
 しかし、GPSウォッチは、LSDなど長い時間、気ままなコースを走るときには最適です。ランニングウォッチも使い分けが必要なのか。大変です。

Epson_gps



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2012/09/25

ダイヤモンドの大学特集

 毎年、秋になるとビジネスの2誌、ダイヤモンドと東洋経済が大学特集を組みます。巷の受験生は、夏休みを経て受験校を絞り込む時期だからでしょう。まず今週号のダイヤモンドで「大学全比較」です。表紙に大きく、「教育力」「就職力」「ブランド力」とあります。この3つが大学の価値を決める大きな要素というわけです。
 入試にはもはや縁がない身としては、この特集は読み物として面白いところがいくつもあります。冒頭に「仁義なき生き残りバトル」という記事があって、私大の学生獲得競争の凄まじさがレポートされています東京では明治大学がトップを走ります。リクルートが高校生に対して行っているブランド調査では、2009年から4年連続一位。今年の入試志願者数でも早稲田を上回って一位。
 記事では明治の伊藤副学長がインタビューに答え、「かつて誰かが『2位じゃ駄目ですか?』と言ったが、やっぱり1位じゃなければ駄目だ」とおっしゃっています。明治大は駿河台が本拠ですが、13年には中野キャンパスも開校し、新に総合数理学部を開設します。また、スポーツ科学部の開設も検討しています。伊藤副学長は「今後も拡大路線は続けるつもりだ」と言いますすごい勢いです。
 特集の目玉は「全国560大ランキング」。この大学のランキングは、毎年「東洋経済」が細かい数値分析で大学のランキングを提供していますが、ダイヤモンドのランキングは比較的シンプルなデータ分析です。「教育力」「就職力」「学生獲得力」(=ブランド力)にそれぞれ3つないし2つの数値化できる項目を設定して得点をつけて点数化しています。
 このランキング、なかなか面白い。1位は東大、それに京大、東北大が続くのは順当でしょうが、有名な私大は下位にいます。慶應義塾は43位、早稲田は160位。冒頭の記事で持ち上げていた明治はなんと560大の中で303位。独自の格付けですね。東洋経済の大学特集は来月でるようなので、ここでどんなランキングが掲載されるか。外野からみていると興味をそそります
 ランキングをみて思ったのは、全国にこんな多くの大学があるという事実。今更ですが、ほんと驚きます。

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2012/09/24

「必ずもうかる」詐欺

 日経新聞の広告に気になる広告がありました。生島ヒロシをキャラクターに使った「いま詐欺はオレオレだけじゃない」とコピーが書かれたもの。未公開株にまつわる詐欺防止の広告。日本証券業協会によるものですが、「未公開株通報専用コールセンター」のフリーダイヤルまで記載され、ことは穏やかではなさそうです。
 日本証券業協会のホームページをみると、今月は「未公開株等詐欺未然防止キャンペーンの強化月間になっています。未公開株の詐欺は時々ニュースになりますが、どれほど被害がでているのか。日本証券業協会のサイトには<「未公開株通報専用コールセンター」通報状況>という資料が上がっていて、今年4月から8月までに「未公開株通報専用コールセンター」に寄せられたコールのデータがあります。
 これによれば、平成 24 年4月1日から平成 24 年8月 31 日までに寄せられた通報総件数は 1,953件、1日あたり平均通報件数は約 18 件。また、被害金額は、4月~8月累計で約 19 億 7,698 万円で、8月だけでみると、8月の1通報あたりの平均被害金額は約 409 万円。少なくない被害額です。
 広告には「あなたの大切な年金や退職金を狙っています」とありますが、コールセンターでのデータでは「通報者の約 65 パーセントが 70 歳以上の高齢者で、60 歳代までを含めると約 89パーセントを占める」とあり、日中、在宅率の高い中高年の被害者が多くなっています。
 そもそも、未公開株で儲かるなんてことはありえない。ちょっと冷静に考えればわかることですが、詐欺というのは、ここをうまくだますわけです。いろいろな手口を考えだす輩がいます。ほんと、気をつけなければいけません。

いま詐欺はオレオレだけじゃない

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2012/09/23

生命保険の加入率は

 生命保険ってほんとに必要なのか。みんな加入しているものなのでしょうか。数日前、生命保険文化センターから「平成24年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」というものが発表されました。以前、ここから資料を購入したことから、メールが定期的にくるので、知りました。
 この調査にちょっと驚いたデータがありました。「生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は90.5%」という数字です。世帯としては9割以上も生命保険に入っている! ほんとでしょうか。ちなみにうちは何も入っていません。数年前に貯蓄型の生命保険が満期になって、それ以来なにもなしです。子どもの学資保険に入っているだけです。
 また別なデータでは「民保(かんぽ生命、JAなど公共系以外の民間の生命保険)の加入世帯の医療保険・医療特約の世帯加入率は92.4%」と、ほとんどが医療保険にも入っているといいいます。日本人って生命保険好きな国民性なのかな。
 この調査をちょっと読み込むと、あることがわかります。調査での回収サンプルの世帯主の平均年齢は56.7歳。このサンプルは年齢高いでしょう。日本人の平均年齢は45歳くらいだそうですから、平均以上の世帯主を調査対象にしているわけですね。56歳といえば私と同世代ですが、確かにこの年代は生命保険好き(?)かも。
 若い頃には会社に保険のおばちゃんが入ってきて、半ば強引に保険に加入させられました。それだけでなく、暫くすると保険料の高いものに乗り換えるように進められ、毎月の支払いが増えていきました。こんな時代ですから、多くの人が生命保険にはいっていたと思います。
 しかし、時代は変わりました。確かに所得税での生命保険控除(最高5万円)はありますが、お金を他のものに投資したほうがいいかもしれません。日経新聞に電子版に「保険会社が言わないホントの保険の話」という連載があり、毎回読んでいます。筆者の保険コンサルタント 後田亨氏によれば、医療保険は基本的には不要だとか。
 生命保険はホントに必要かしっかり考えてみたほうがよさそうです。

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2012/09/22

ランニングシューズを履き替え

 ランニングシューズを更新するタイミングは難しいです。優柔不断なので、なかなか古いシューズから新しいものに履き替えられません。しかし。走行距離が1100キロをこえ、替えたほうがいいと決心し、新しいのを掃き始めました。

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 前のシューズを履き始めたのが5月の中旬なのでほぼ4ヶ月使いました。新しいシューズは、同じモデルのの色違いです。アシックスのNEW YORK-SWというモデル(何でNEW YORKなんだろう)。
 ランニングシューズというのは、ファッション衣料のように頻繁にモデルチェンジはしません。シューズも同じモデルをはき続けている人も多いのではないでしょうか。私の場合はメーカーはワイドタイプのシューズが揃っていることで、最近はアシックスを履き続けています。このNEW YORK-SWはいいシューズなので、続けて使うことにしました。
 ウエアにほとんどこだわりのない私にとっていちばんお金のかかるのがランニングシューズ。安いものもあるのですが、これだけはある程度のレベルのシューズを選びます。ランニングで唯一のこだえわりというところでしょうか。
 
 

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2012/09/21

最近の数寄屋橋あたり

 用事があり、銀座数寄屋橋を通りかかりました。数寄屋橋交差点にあるモザイク銀座阪急が閉店していました。建て替えられるようです。このビル、銀座TSビルという名称ですが、古い世代にとっては銀座東芝ビルと言われたほうがしっくりきます。

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 かつて東芝の本社がここにあったこともありました。浜松町のビルができる前のことです。竣工は1934年(昭和9年)といいますから、78年も経っているビルですが、5年前に売却されました。今後はビルが解体され、新しいビルができる予定とか。ソニービルとともに数寄屋橋の顔とも言えるビルがなくなるのかちょっと寂しい。
 数寄屋橋あたりは好きなエリアです。路地を歩いてみると懐かしい店が、まだありました。

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 珍しいシェリーの専門店シェリークラブ。ちょっとした隠れ家です。
 銀座TSビルの地下にあった「はしご」という担々麺の店。移転していました。しばらく食べていないなあ。

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 新橋のほうへ歩いて行くと、かつてよく入った「たこ八」が健在。ネットで調べてみると、大阪が本店のチェーン店です。明石焼きが名物です。インターネットが普及する前にいっていたので(大昔!)、ここしかないと思ってました。昔、たしか東興園というちゃんぽんの美味しい店がこのあたりにありました。もう30年も前のことでしょうか。そんなことを思い出しました。
 数寄屋橋あたりも少しずつ変わっていますが、昔のままの店もあります。ちょっと懐かしい散策でした。

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2012/09/20

ベストなマラソンコースは

 先週、エプソンのイベントで皇居ランを初体験しました。ランニングブームで皇居ランが混雑して、問題も起きているともききます。走る前はどんなランニングコースなのか興味もありました。コースは文字通り皇居の周りを走ります。距離は約5キロと言われています。公道、すなわち歩道を走ります。ランナー専用のコースではありません。
 実際に走ってみると、確かに走るにはいい条件が備わっています。まず5キロのコースで信号がひとつもありません。これだけ長い都内の公道で信号にひっかからないのは珍しい。また、適度にアップダウンがあります。急坂というわけでもなく、なだらかな登り下りで、軽いトレーニングにはちょうどいいレベルです。そして1周5キロというキリのいい距離も使いやすいコースです。確かの人気が出るのは納得がいきます。
 しかし路面に距離表示があるわけではありません。例えば1キロごとにラップタイムを確認しながらトレーニングする、ということは難しい。従ってビルドアップ、インターバルといった距離を区切って行うトレーニングはできません。岩本能史さんの『非常識マラソンメソッド』で紹介されている5キロごとにペースアップするビルドアップしかできません(岩本さんの主催するランニングチームは皇居ランでトレーニングしています)。おまけにとても混雑しています。
 ランニングコースはどこにでもあります。私が週に4日は走っている駒沢公園のジョギングコースは、1周2.14キロ、100メートルごとの距離表示があり、ランナーにとっては親切なコースです。こんなコースなので、週末はランナーで大賑わいです。最近は人混みが嫌で、週末は走らないことにしています(笑)。
 どうもランナーは特定のコースに集中するようです。一方、ランナーが少ないコースもあります。世田谷の砧公園はジョギングコースはありませんが、ランニングに適したコースがあります。1週1.75キロのサイクリングコースは、自転車専用でなく、ランナーが走っても迷惑をかけません。アップダウンもあってトレーニングには適しています。このコース以外にも公園内は道がたっぷりです。これだけの好条件な場所ながら、休日でもランナーは多くありません。
 ランニングコースは自分で探すものです。みんなが走っているから、そこで走ろうというのは安易な発想。自分だけのトレーニングコースを発見するのが楽しいのではないでしょうか。
 

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2012/09/19

オオゼキ vs ダイエー

 我が家は東急沿線なので、近くにあるのは東急ストアが多く、日常の買い物はもっぱらここになってしまいます。それでは飽きるのでたまにちょっと足を伸ばしてダイエー碑文谷店にいきます。ウキペディアによれば開店は1975年ともう37年も前ですが、テレビのニュースでダイエーの一般的映像が登場する場合、この碑文谷店が映し出される旗艦店的な店舗です。
 歩くと20分近くかかるので、クルマのことも多いですが、スーパーの駐車場は店舗の周辺に点在しています。昔の時代に出来た店舗なので駐車場が店舗ビルそのものにほとんどなく、周囲にばらけて対応しているわけで、ここがクルマ使用の客には不便なところです。
 その駐車場のひとつが昨年だったか閉鎖され、建物の工事が始まりました。何ができるのかと看板をみていたら「オオゼキ」とあります。スーパーマーケットのオオゼキができるようです。驚きですね。同じ目黒通り沿いでダイエーから200メートルほどしか離れていません。オオゼキ碑文谷店です。真っ向からダイエーに挑戦というわけです。
 オオゼキというスーパーは近くにないのですが、近隣地区にはいくつかあります。東京を中心に展開するスーパーで、東京は城南地区に店舗が多い。しかし、企業規模から見ると、ダイエーのほうが遙かに大きい。いろいろありイオン、丸紅が大株主になっていますが大手スーパーマーケットです。
 オオゼキの開店は先週末15日。ダイエーはそれに対抗するため店内改装を実施し、明日リニューアルオープンです。この戦い、なかなか面白そうです。

オオゼキのインパクトあるチラシ。
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2012/09/18

WristableGPSの機能を活用してLSD

 先日、エプソンのブロガーイベントでGPSウォッチ「WristableGPS」(リスタブルGPS)を試す機会を得ましたが、ウォッチを暫く貸していただいたので、毎日のランニングで機能を試しています。国産のプロダクトらしく、ランナー用の細かな機能が搭載されていて、まだ全部を使いこなしてはいませんが、昨日はちょっと長いランニングに使ってみました。
 エプソンのリスタブルGPSは3つのモデルを持っています。<マルチスポーツモデル><アスリートモデル><FUNランナーモデル>の3種。貸していただいたのはいちばん高い<マルチスポーツモデル:SS-700S>です。GPSウォッチの最大のメリットは走行距離が測れることなのは、言うまでもありません。特にロード(公道)でのランダムなランや、公園内でのジョグには走行距離がその場で把握出来ます。
 他のGPSウォッチも同様ですが、走行記録をパソコンに取り込み、マップで表示するという機能はエプソンのGPSウォッチでも当然搭載されています。ソフトウエアをエプソンのサイトからダウンロードし、時計を製品に付属しているクレードルに装着して、データを取り込みます。データは個々のPCではなく、クラウド上に保存されるので、ソフトウエアをインストールしたパソコンならどこからでも見ることができます。ただし、MACには対応していません。
 データを取り込むと、こんな画面が表示されます(昨日のロング走のデータです)。

Epson_screen1

 記録されたデータも細かく表示されます。SS-700SにはHRセンサー(心拍数計測)が付属しているので、胸に着けておけば、心拍数も計測されます。また、ストライドセンサーもエプソンGPSの特徴です。

開始時刻 08:47:13
トレーニング種類 トレーニング
走行距離 25.010 km
タイム 3:04'31"
平均ペース 7'22"
運動消費カロリー 1398 kcal
平均スピード 8.1 km/h
平均心拍数 126 bpm
順位
スタート地点標高 60 m
ゴール地点標高 44 m
最高地点標高 104 m
最低地点標高 -4 m
ベストLAPペース
平均ピッチ 171 spm
平均ストライド 78 cm

 またマップ表示はこうなります(先日の皇居ランの例)。

20120913

 走ったデータがほとんどと言っていいくらい記録される仕組みです。確かに便利です。ソフトウエアも使いやすくできています。細かくデータを管理して、トレーニングをしていくアスリートには便利かつ有効なプロダクトだと思います。

 昨日はきっちりコースを決めないでLSDに出掛けたので、WristableGPSは極めて便利でした。20キロ走を目標におおまかに方向を決めて走ってみました。多摩川沿いを昇って、そこから東名の脇を走り、砧公園へ。公園内を適当に走り、戻ってくるコースで、25キロ、3時間ちょっと。30度になる気温でのランはきつかったです。
 記録を調べてみると、25キロ以上を走ったのは2月の東京マラソン以来。自分もちょっと驚き。そろそろ気合いをいれて練習せねばいけません。


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2012/09/17

あなたへ

 これが映画なのだな。同じ映像表現ながら、テレビ番組では決して与えてくれない感動が、この作品にはあります。そして日本映画というものの美しさを教えてくれる作品でもあります。
「あなたへ」をみてきました。高倉健が6年ぶりに出演する映画ということで、公開前から気になっていたのですが、先週、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で高倉健を2回にわたって特集。この番組をみて、どうしても見なくてはと映画館に久しぶりに足を運びました。
 映画はシンプルな物語です。高倉健が演じるのは富山の刑務所で仕事を勤める指導技官。そこへ亡くした妻からの手紙が届きます。遺骨を故郷の海に散骨して欲しい、というメッセージ。妻の故郷、長崎・平戸への1200キロ、クルマで旅にでます。道中でのいくつかの出会いと事件。そして平戸での散骨。
 静かな映画です。テレビ番組で見かける、見苦しいくらいに喜ぶシーンはありません。感情を剥き出しにして、怒鳴り合うシーンもありません。そして、大仰に泣き叫ぶシーンなどもありません。これぞ人生ドラマとでも言いたげな、作られた場面は用意されていません。
 高倉健が演じる倉島英二は、平戸への道中で何人かの人と関わります。その人たちは、それぞれに大きく、重い人生を抱えています。その様々な人生を、共演者たちが達者な演技で、演じていきます。
 圧巻は大滝秀治との場面です。「プロフェッショナル 仕事の流儀」でこのシーンを取り終えた後、高倉が涙を拭う姿が撮られていました。大滝の台詞のすごさに高倉が感動したからです。
 そして、高倉健も倉島英二を穏やかに、そして強く演じます。抱えてきた人生の思いを、実直に演じています。それは高倉自身の人生なのか、とも錯覚する演技です。
 映画俳優、高倉健81歳。映画監督、降旗康男78歳。二人の作りたかったこと、伝えたかった思いは、しょせん56歳の若造にはすべてはわからないのだろうな。「あなたへ」を見終わったあと、そんなことを感じました。20年後に見ると、きっと何かがわかるのではないか。そんな映画でもありました。

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2012/09/16

アート・ゲート・プログラムで分かる自分の好み

 久しぶりに「三菱商事アート・ゲート・プログラム」のオークションに参加してきました。このプログラムは三菱商事がCSR活動の一環として、若手アーティストの育成とキャリア支援を目的に行っているものです。公募により年間約200点、各作品10万円で購入し、チャリティー・オークションにて販売して、売上金を芸術・美術を志す方々の奨学金として還元しているものです。私も過去2点の作品を購入しています。
 オークションそのものがなかなか楽しく、そして若手アーティストの作品も見ることができるということもあり、時間があるときは参加をしています。昨日もいつものように会場にいくと、ちょっと雰囲気が違います。オークションの参加者がこれまでより多い。会場にたくさんの人がいます。 オークションのオープニングの説明で、その理由がわかりました。
 今回のオークションは2011年度の奨学生の作品によるもの。三菱アート・ゲート・プログラムではアーティストに一人約100万円の奨学金を出す選考制度を行っています。2011年は10名が奨学生に選ばれていて、オークションではその奨学生の作品が出されていたというわけです。各アーティストが3点(3組)の作品を出展してのオークションです。選ばれたアーティストたちのオークションなので、参加者が多かったわけです。
 オークションが始まり、次々と作品が落札されていきます。さすがにいつもより落札金額が高い。落札者も最初からお目当てのアーティスト、作品があるようです。どの作品も質は高いのですが、私の好みのぴったり合う作品はありませんでした。今回は買わないとことを決心して会場にいったのですが、幸いどうしても買いたい作品に出会えませんでした。
 奨学生に選ばれるアーティストは、広く受け入れられる作品をつくっています。奨学生の選考方法はわかりませんが、作品に対して「いいな」と感じる人が多いほど、奨学生に選ばれる確率は高いはずです。その点で、私の絵画に対する好みは、一般的なものではないようです。過去、オークションで買った2点も、他の人が「もっと高い今額をつけるだろう」と思っていて、パドルを上げたのですが、そのまま落札してしまったというのが実態でした。そんなに自分の好みがひねくれていたかな、とちょっと考えさせられるオークションでした。

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2012/09/15

iPhone5の期待度

 昨日、自由が丘のソフトバンクショップの前を通りかかったら、列ができていました。20名くらいでしょうか。時刻は午後3時過ぎ。どうやらiPhone5の予約らしい。あとでネットで調べたら、午後4時から受け開始でした。iPhone5の人気度はどうなのか。一昨年、iPhone4を発売後1ヶ月くらいして予約したら「いつ入荷するかわかりませんが、いいですか」と言われたのを思い出しました。
 日経新聞の昨日の朝刊には「iPhone5発表、巨大市場に熱視線 」という記事がありました。新型iPhoneの「中核部品の多くは日本製で、市場規模は1兆円を優に上回る」とのことで、「ヒットへの期待が膨らむ一方で、アップル依存のリスクも高まっている」とも言います。
 いまのところの情報ではiPhone5の注目点は画面の大型化、LTEサービスでの通信でしょうか。それと細かいことですが、コネクタがLightningコネクタという新しい規格に変わっています(これまでのApple ケーブルがアダプターを使わないと接続できない)。
 iPhone5の日本での期待度を、株価をいう視点でみるのも面白いです。実はドコモの株を少し持ってます。最近株価が少しずつ下がってきていて、それはiPhoneの攻勢でソフトバンク、au(KDDI)にユーザーが乗り換えていることも原因のひとつかと思われます。iPhone5が発表されたのは日本時間で9月13日の未明です。13日のドコモ、ソフトバンク、KDDIの株価がどうなるのかちょっと注目していました。
 結果はドコモ、ソフトバンクはちょっと下げて、KDDIは上げました。株のマーケットとしては、iPhone5はauにはプラス、ドコモにはそんなにマイナスではなく、ソフトバンクは微妙、といった判断でしょうか。LTEサービスへの対応でソフトバンクは電波不足という問題があるようで、新規にiPhoneを買うならauのほうがよさそうです。東証の株価が大きく上がった昨日、ソフトバンクはわずか5円高なのにKDDIの株価は大きく上げています。
 さて、iPhone5はどこまでのヒット商品になるのか。野次馬的に楽しみなテーマです。

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2012/09/14

EPSON<WristableGPSブロガーイベント>で皇居ラン

 相変わらずのランニングブームです。昨日、世田谷246ハーフマラソンの落選通知が来てしまいました。神戸マラソンの前哨戦に格好なレースと目論んでいたのですが、残念。しかしこのブームのおかげで、これまでになかったほどのランニングをサポートする商品が次々と登場しています。中でも嬉しいのは国産としてのGPSウォッチがエプソンから発売されたことです。

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 昨晩、エプソン主催のGPS機能付きランニングウォッチ「WristableGPS」(リスタブルGPS)ブロガーイベントに参加してきました。イベントはGPSウォッチを実際に装着し、皇居ランでその機能を体験するというものです。選ばれた20余名のブロガーさん達の中で、私は間違いなく最年長です(笑)。
 Photo 最初にエプソンの方からWristableGPSの商品コンセプト、機能などのプレゼンテーションがありました。後発という利点を生かして、いくつもの優れた機能を持っていまいます。中でも独自のGPSチップを開発したことによる省電力で14時間稼働すること。本体内蔵のストライドセンサーで正確にストライドを計測すること。フラットアンテナの採用で薄型軽量を実現といった機能がいいと思いました。
 2_2次に実際に商品の使い方のレクチャー。このイベントで使う「WristableGPS」は真新しい商品を貸していただきました。新品の箱を開けて、ウォッチを取り出して、計測のやり方など使い方をエプソンの閏間さん(お珍しい苗字です)から教えていただきます。また、イベントには商品の開発者の方も参加されていて、中には東京マラソンサブスリーのランナーもおられ、開発もランナーの意見が取り入れられていると思います。

 商品プレゼンテーションも終わり、いよいよ皇居ランでWristableGPSを体験です。実はランニング歴17年ながら皇居ランは初体験。スタート地点は大手門。夜の8時なのに多くの人が走っています。美ジョガーもたくさん。「こんなにいるの!」という感じですが、それでも「今日は少ない方」だそうで、驚き。
 昨日は朝、駒沢公園で11キロほどを走ったので、軽いジョグにしようと思っていましたが、走り出して何人かを追い抜くとそれが快感になり、スピードアップ。WristableGPS計測のデータでは
走行距離 5.070 km
タイム 0:24'50"
平均ペース 4'53"
運動消費カロリー 347 kcal
平均スピード 12.2 km/h

 とキロ5分を切るペースでゴール。ちょいと疲れました。

20120913

 
 昨日は細かい設定がしていない状態で使ったので一部のデータしか計測していません。ストライド幅とかハートレイトの計測などいろいろできるようです。幸いWristableGPSを1ヶ月ほど貸していただいたので、しばらく使ってみていろいろ遊んでみようと思います。Nike GPSとの比較とか、追ってレポートさせてもらいます。
 ランナーにとっては新しいGPSウォッチを体験できるという素敵なイベントでした。おまけに快適な皇居ランを楽しめましたし。エプソンさん、そしてイベントを企画されたアジャイルメディア・ネットワークさんに感謝いたします。

WristableGPS 公式ウェブサイト

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2012/09/13

エビススタウトクリーミーを飲んでみた

 昨日、近所のスーパーで見つけたエビスビールの新種「エビススタウトクリーミートップ」。プレミアムなビールなのでちょっと高いですが、限定商品と書いてあるので買ってきました。早速、夕食にいただきました。

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 エビススタウトクリーミートップは店だけで提供されていたエビスビールで、グラスにつぐと現れるクリーミーな泡が特徴とのこと。確かにグラスにつぐと泡が広がります。グラスの半分以上が泡になってしまいました。
 飲み心地は、マイルドな黒ビールといった感じです。さすがにエビス、美味しいです。こんなエビスビールをつくっていたなんて知りませんでした。このスペシャルなエビスを飲める店もけっこうあるようです。
 いつもは経済性を考慮して第3のビール専門ですが、たまにはスペシャルなエビスもいいですね。

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2012/09/12

司法試験という資格

 先日、とある資格試験を受けました。国家資格で、合格率は30パーセント台の後半と、その率からするとそんなに難しくはない試験で、この資格をとっても独立して生活していくことは簡単ではない、そんなレベルの資格です。資格試験の最難関と言えば司法試験を思い浮かべますが、現在はそんなに大変な試験ではないのかもしれません。
 昨日発表された今年の司法試験の結果を見ると、その合格率は24.62パーセント。4人にひとりが受かることになる合格率ですが、これでも低すぎるという評価。現行の新司法試験は当初の政府目標として「合格者年間3千人程度、合格率7~8割」としていたようで、その数値目標はぼ破綻しているわけです。そもそも司法試験というものの重要な役割を考えたときに、合格率を7~8割という設定をすることが誤っています。
 また、新司法試験を受けるための条件は「法科大学院課程を修了または司法試験予備試験の合格」です。基本は法科大学院まで進んで試験を受けることですが、今回の試験結果では予備試験を通過した受験生は68.23%と高い合格率を記録しました。法科大学院の価値は何なのか、という声も聞こえてきそうです。
 私が学ばせていただいた大学院には法科大学院もあって、綺麗で立派な専用の校舎があります。しかし、今年を含め3年連続で合格者は一桁です。法科大学院別の合格者をみると二極化しています。日経新聞によれば「40人以上が合格した上位15校が全体の約7割を占める一方、9校が合格者3人以下」とあります。
 法科大学院には文科省から補助金が投入されています。このままでいいわけはありません。現行の制度は根本的に改革が必要でしょう。

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2012/09/11

暑い中、世田谷区を走る

 昨日はふと思い立ち砧公園までジョギングに出かけました。うちから砧公園まで遠いと思い込んでいましたが、マピオンのキョリ測ではかると5キロちょっとです。公園の中にある世田谷美術館にたまにいくのにクルマで30分ほどかかることも多く、もっと遠いと思ってました。
 LSDのトレーニングですが、最近は暑さを少しでも軽減するために、朝5時台から駒沢公園で走っていましたが、何を思ったか遠出です。おまけに早朝の涼しい時間帯ではなく、気温が上昇し始めた8時半過ぎにスタート。気温は30度に届いている感じの暑さです。そんなに遠くないはいっても、走り始めると結構あります。道に迷いながら、50分以上かけて到着。
 砧公園は広い。いつも走っている駒沢公園よりスペースがずっと多く、走れるところが沢山あります。一周1.7キロほどのサイクリングコースを走るのが定番でしょうが、他にも道はいくつもあって好きなだけ走れます。道を外れた地面や芝のゾーンも広がっています。気持ちよさそうなので、そこでクロスカントリーのまねごとをしていたら、体力を消耗してしまいました(苦笑)。
 砧公園がもう少しうちに近ければ、毎日トレーニングに通いたいくらい、羨ましい環境です。そういえば、駒沢公園も住所は世田谷区。人口が88万人もいる大きな区である世田谷区ですが、ランナーにとっては恵まれた環境も持っています。お金に困っている目黒区区民からは羨ましい。
 砧公園で調子に乗りすぎて、帰り道はへとへとに。なにせ暑い。途中から電車で帰ることも覚悟しましたが、なんとか自力で帰りつきました。2時間19分、19キロ。もう少し走りたかったですが、これが限界です。もう秋なのに、この気温はどうにかなりませんかね。厳しい世田谷ランニングでした。

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2012/09/10

暑い中のランニング

 9月も10日になるのに、東京はまだまだ残暑が厳しいです。残暑というより、まだ猛暑の中にいる感じで、今日も予想最高気温は33度とか。さすがに朝の早い時間は、すこしだけ秋を感じる爽やかさがありますが、日中は厳しい暑さ。
 気がつくと11月のフルマラソンまで11週間になっていて、そろそろ長い距離を走ることをやらねばいけないところですが、暑さを理由になかなか始まりません。古い記録を調べてみると、今年2月の東京マラソンへのトレーニングでは、既に3ヶ月前に3時間半のLSDをやっていました。しかし、ここのところもっとも長い時間でも2時間ちょっとしか走っていません。
 さすがにまずいな、と思い始めてます。フルマラソンでサブフォーを目指すすごいランナーさんたちはこの夏どうしているんでしょう。暑さをものともせず、走り込んでいるのか。暑いということを言い訳にしてはいけないのでしょうね、きっと。
 天気予報をみても、この先1週間は最高気温が30度を超えるようです。涼しくなった本格的に走ろうというのでは、どうもダメなようです(苦笑)。今週から少しだけ気合いをいれていきます。

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2012/09/09

もっぱら家飲み

 根っからの酒好きですが(苦笑)、わざわざ外で飲むことがめっきり減りました。たまに友人が誘ってくれると喜んで出掛けますが、一人で外で飲むことはほとんどなくなりました。以前は出掛けたことをいいことに、立ち飲みとか安い居酒屋に寄っていたのですが、めっきりご無沙汰です。
 仙台で単身赴任をしていたときは、なるべく家飲みにしていました。なにせ酒好きなので、ある程度規制しないとお金がかかってしようがない。週末とかたまに飲みのでるようにしていました。
 先日、女房が実家にいって息子も大学の付き合いで遅くなるということで、ひとりの夕食になりました。どこかで一杯とも思ったのですが、結局酒の肴を買い込んで、家飲みにしました。刺身の盛り合わせと枝豆、それにオクラ納豆を自作で、居酒屋メニューの出来上がり。
 わざわざ外で飲むことの価値はなんだろう。ビジネスマンの潤滑油としての飲みは必要かもしれませんが、それも酒が飲めない人はどうなの、と思います。私の父の世代は、もっぱら外で飲み歩いていました。自分で酒の肴をつくる器用さを持ち合わせていなかったので、もっぱら外飲みだったのでしょう。
 最近は家飲みが広がっていますが、確かに外飲みに価値を見いださない人も増えているのかもしれません。特に若い世代は、自分で料理できたりしますからね。家飲みで充分なのかもしれません。
 とはいっても時には居酒屋が恋しくなります。しばらくここにもご無沙汰。こんどいってみよう。

Sasimi


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2012/09/08

秋のビール3種

 この秋は季節限定のビールが揃ってます。春とか夏には新しいものはあまりお目にかからなかったので、嬉しくなってつい全部買ってきました(苦笑)。キリンの「秋楽」、サントリーの「秋楽」、アサヒの「秋宵」の3種。秋楽が本物のビールで、サントリーとアサヒは新ジャンルです。
 こうして並べてみるとデザインは似通っています。秋の紅葉をイメージした色合いですね。秋と言えば紅葉、というある意味短絡的な発想です。まだまだ残暑が続く中では、秋の気分になれませんが。
 デザインは同じ感じの3つのビールですが、サントリーの秋楽はアンバータイプのビールです。琥珀色のビールと言えば琥珀エビスですが、今年は10月に発売のようです。それまではこの秋楽ですね。
 そういえば季節限定がお得意のサッポロビールはどうしたんでしょう。この季節はコンビニ限定の「日本の彩」というビールを出しています。コンビニ限定というのはどうなんだろう。ほとんど有り難くないです。コンビニのビールは値段が高いのに、この「日本の彩」は普通のビールより更に高い値付けです。高い値段に恐れをなして、買うのをやめました季節節限定のビールに対するメーカーの思惑もそれぞれのようです。

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2012/09/07

ブログと商品プロモーション

 昨日の朝日新聞に興味深い記事がありました。「はじけた?SNSバブル フェイスブック以外も株価下落 高すぎた期待の反動 」とタイトルされた内容は、2011~12年に株式を上場した米インターネット交流サイト(SNS)関連企業の株価が、大きく落ち込んでいるいる現状を伝えています。記事では「4日には世界最大のSNS、フェイスブックの株価が上場来の最安値を記録。公募価格から約8割下落する企業もあり、市場の『SNSブーム』は風前のともしびだ」とあります。
 確かにフェイスブックの株価は落ち込んで、回復の兆しがありません。公募価格の38ドルから18.96ドル(9月6日終値)まで低落(上場時、買おうとも思いましたが、踏みとどまって幸運でした)。フェイスブック以外にも、クーポン共同購入サイトのグルーポン、ゲーム開発のジンガも上場時から大きく株価が落ち込んでいます。アメリカでは「多くのSNS企業に対する投資家の評価はバブルのように破裂した。投資家は一時の興奮から冷めており、稼ぐ力をつけないとSNS関連株はしばらく浮上できないかもしれない」(米アナリストのエドワード・ウー氏)との見方も目立つとのことで、しばらくは厳しそうです。
 一方、日本はどんな状況か。広義にはSNSに含まれるブログがまだまだ力を持っているかもしれません。昨日、ブロガーイベントの参加当選の通知をいただきました。<GPS機能付きランニングウォッチ「WristableGPS」(リスタブルGPS)ブロガーイベント>です。先日記事にしたエプソンのGPSウォッチをブロガーに体験してもらい、ブログにそのレポートを書いてもらうプロモーションです。昨年の8月に無印良品のブロガーイベントに参加させていただきましたが、今回は体験型のイベントです。当選と言っても、抽選ではなく選定です。拙ブログでもいいってことですね。
 企業によってはfacebookページに力を入れるところも増えていますが、ブログもまだまだ価値があるようです。ブロガーイベントは来週ですが、趣味のことなので楽しみです。イベントが終わったらご報告します。

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2012/09/06

どうして地方交付税の支払い延期なのか

 いよいよ国のお金がなくなってきたようです。昨日、NHKのニュースで報じられていましたが、4日、予定していた地方自治体に対する4兆円余りの地方交付税の支出を延期しました。ねじれ国会のおかげで、「赤字国債発行法案」が成立しないためです。
 そもそも赤字国債発行法案というものがあることを、今回の国会のごたごたで初めて知りました。赤字国債の発行は、財政法上では認められていないため、年度ごと(1年限り)の特例法でしのいできたという事実。なぜ赤字国債が必要かということは置き、国家予算が赤字国債を発行しなければ成り立たないという事実。
 赤字国債を増やしてしまったのはそもそも自民党の政権のときです。この事実の前に、なぜ自民党はこの法案の成立を拒むのでしょうか。このまま法案が通らなければ、国家の財政は破綻? 家計ならば、間違いなく破産申請か生活保護の申請ということになる事態です。
 地方自治体も、突然のように「9月にあげると約束していたお金をしばらくあげない」と言われても困るでしょう。毎日jpには岐阜県の声が紹介されていて、「約420億円が入る予定だった県は『極めて異常なケース』と危機感を募らす。とりあえず一時借入金でしのぐという」とあります。県といえども借金すれば利子がかかります。そのお金どうするのでしょう。
 国というより、民主党と自民党のこどものような喧嘩のために、地方自治体が借金して財政をやりくりするという異常な事態。ほんとひどい話です。

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2012/09/05

簡単な料理なら作れます

 最近はほとんど外食というものをしなくなりました。好きだったラーメンも2ヶ月以上食べていないです。かといってうちで料理に凝っているというわけでもなく、昼食はほとんど冷蔵庫にあるもので間に合わせるという生活です(笑)。
 たまにピンチヒッターで夕飯をつくることがありますが、手のかかった料理はまずやりません。簡単にできるものがほとんどです。主婦のように毎日料理作っているわけではないのに、手軽にできる料理がお好みです(笑)。
 料理作りで重宝しているのが「「きょうの料理ビキナーズ」。ビギナーズというだけあって初心者向けの料理がほとんど。レシピも簡単、シンプルなもので、不器用な私でも作れます。インターネットの人気サイト・クックパッドも簡単レシピがメインで、ここもあるレシピもたまに参考にします。
 男の料理ということがはやったのはもう30年以上も前のこと。「男の料理」という本を買い込んで、熱心に作ったりしたり、料理学校に通ったりしました。最近はどうなんでしょうか。弁当男子なんて言葉もあるくらいですから、男子厨房に入る割合は増えているのかな。
 そろそろ時間ができそうなので、久しぶりに料理に凝ってみるのもいいかも、と思ったりしています。

きょうの料理ビギナーズレシピ2品
豚しゃぶともやしのスタミナソース

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ナムル麺
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2012/09/04

東京マラソン申し込みは30万人超え

 まだまだ残暑が厳しいこの頃ですが、相変わらず街ではランニングをしている人が絶えません。週に5日ほどは駒沢公園のジョギングコースで走っているのですが、うちから出掛けてコースに着くのが5時半頃。この早朝でもすでに多くの人がジョギングをしています。朝から皆さん頑張っています。
 昨日発表された来年2月の東京マラソンの申込者数は30万3450人。30万人を超えるのは初めてのことです。抽選倍率は10.3倍と遂に10倍超え。人気は高まるばかりです。意外なのは10キロの部で、倍率2.6倍。これ以外と狙い目かもしれません。
 東京マラソンまであと5ヶ月半。今度はすこしはまともに走れるようにしたいと思ってはいますが、その道のりは簡単ではなさそうです。少しずつ鍛えなければと時々思うのですが、体はその通りには動いてくれません。なかなかうまく行きませんね。

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2012/09/03

ランナーにとってのメーカーストアの価値

 ランニングに使っているシューズの寿命が近づき、新しいものを買わないといけなくなりました。ランニングシューズは長年アートスポーツで買っています。渋谷に店があるので、うちから近いせいもあります(一時、自由が丘に店があったのですが、撤退してしまいました)。
 ここ何年かランニングシューズはアシックスを使っているので、たまにはと銀座にあるアシックスストアにいってみました。商品の販売だけでなく、足を計測する「FOOT ID」やカスタムオーダーシューズといったランナーのためのサービスもやっています。今年の1月に大金を払って(苦笑)ランニングラボというランナー診断をここでやってもらいました。
 アートスポーツの店員さんももちろんランニングについては詳しいのですが、アシックスストアではアシックスのシューズについてもっと詳しい話がきけます。当たり前なのですが、例えば「このシューズは木型で形を取り、日本で作ってます」なんていうことが教えてもらえます。「なるほど、だから価格がちょっと高いんですね」と納得する情報です。
 店員さんと話していて、新しいシューズを選びました。といってもこの前買ったときから4ヶ月も経過していないので、新しいモデルがでているわけでもなく、今履いているのと同じシューズにしました。さすがに違うカラーを選びました。
 ランニングシューズでもいちばん安い買い方はネットです。アシックスストアと比べれば、2千円以上の差がありますが、シューズを試着しないで買う勇気はありませんね。ストアを訪れて店員さんといろいろと話をすれば楽しく、貴重な情報が得られたりもします。アシックスストアとかナイキの直営ストアなど、メーカーの直営店にいくのもいいですね。店舗での商品の価格はちょっと高めですが、それに見合う価値があると感じます。
 東京に住んでいる者の特典ですが、ちょっとした愉しみです。

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2012/09/02

新しい奈良美智

 横浜美術館で奈良美智展をみてきました。「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」と題された大規模な企画展。奈良の作品は青森県立美術館の常設で何度か見てきましたが、今回の展示は昨年と今年に制作された新しい作品だけで構成されている意欲的な内容です。
 NHKの番組で奈良がインタビューに応じていて、「これまではなめているところがあった」という表現をつかっていました。創作することと真剣に向かい合っていないところもあった、ということなのでしょうか。奈良のこんな気持ちが本展では充分表れています。
 会場に入ると、まずは大きいブロンズ像で構成された展示スペースです。照明が落とされ、床のカーペットがはがされた空間にブロンズの彫刻作品が11点並びます。日経新聞によれば
「昨年9月から約半年、母校の愛知県立芸大に滞在し、ヘラやナイフを使わず、素手で粘土と格闘するように巨大な少女の頭像などを制作した」(8月30日朝刊)
 とある力作です。なにせ大きなあの女の子たちが会場に何人もいるんですから、迫力があります。
 絵画もお馴染みの女の子、おねえさんたちも、ちょっと雰囲気が違います。より存在を感じさせるといえばいいのでしょうか。これが本展の意図する「:君や僕にちょっと似ている」ということなのかな、と思ったりします。
 奈良はこう言っています。
「もはや自分が作るものは、自分の自画像ではなく、自分や誰かの子どもや友達だと感じる」(パンフレットより)
 新しい奈良美智に出会える素敵な企画展。おすすめです。

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2012/09/01

ランニングの基本は変わらない

 8月は無理は禁物と量を減らし、結局283キロを走りました。今月はトレーニングの質と量を増やそうと目論んでいるのですが、相変わらず暑いです。残暑はランニングにはつらいです。トレーニングも少しは頭を使わないといけないと、本棚にあるランニング関連の本を探していたら、昔買った本を見つけました。
『ジョギングから始めるフルマラソン』という本です。ジョギングを始めたのがいまから17年前、1995年の2月。これまで走ったことがなかったので、この本を買ってきました。まず知識から入るタイプです(笑)。いまこの本を改めて読んでみると、とても良くできた本だとわかります。走ったことのない初心者向けに書かれています。しかし初心者向けのマラソンで終わらず、ステップを踏みながら、フルマラソン3時間台までのトレーニングメニューが細かく記されています。
 本書のトレーニングメニューは1週間のスケジュールが掲載されていて最初のメニューは1週間のジョギングは30分、あとはウォーキングが2時間ほどとストレッチ。当時、これに沿ってトレーニングしていました。今の走力からするとちょっと信じられない。でも、ステップを踏んで最終の3時間台を目指すメニューは、とてもハード。例えば水曜日には<15kmビルドアップ走:6:00/kmで6km+5:00/kmで6km+4:00/kmで3km>がノルマ。1キロ4:00のペースではそもそも走れない私はここでギブアップ。
 しかし、この本のトレーニングメニューをしっかりやれば、サブ4は走れそうです。著者は内山雅博さん。本での肩書きは国立競技場ジョギング教室講師となっていますが、今は「内山走運動研究所」を主催されています。ちなみに国立競技場ジョギング教室はいまでも開催されていて、うちから近ければいってみたい内容です
『ジョギングから始めるフルマラソン』は奥付をみると1993年の出版。もう20年ほど前に書かれた本ですが、現在でも決して古いと感じません。マラソントレーニングの基本は変わっていないという当たり前の事実がわかります。基本に戻り、頭を少しは使って秋からのトレーニングをしなければと、思っております(できるかはあやしい)。

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