GPSウォッチの距離精度は
エプソンのGPSウォッチをお借りしてから10日余り。走るにでるときは毎回着けてます。このエプソンのリスタブルGPSはいろんな機能があるのですが、基本となるGPSの精度はどうなのでしょうか。GPSウォッチを使い始めたのは先月NikeのGPSを買ってからで、GPS体験はまだ短いです。
エプソンのウォッチはデータをcsv形式でエクスポートできるので、分析もやりやすい。駒沢公園のジョギングコースで距離を実測してGPS精度がどの程度かを調べました。コースは公式データによれば1周2140メートル(2.14キロ)で、100メートルごとに距離表示があります。ここで2回、ビルドアップのトレーニング時に1キロごとのラップタイムデータを集計してみました。0~1キロ間の1キロと1~2キロ間の1キロの2つを繰り返し走ります。ジョギングコースは両側のラインを含めると2メートルほどありますが、外側のラインの内側ぎりぎりのところを走るようにしました。
結果はGPSデータでは平均963メートル。コースの外側を走っているので、公式の距離より短いことはないはずで、GPSの計測が1キロでは35メートル以上短く計測されていることになります。データでは930メートルから990メートルまでばらばらです。実際より長く、つまり1キロをこえる計測データはなかったことになります。
Nike GPSでも距離は短めに計測されていました。GPSの計測は短めということになるのでしょうか。1キロで誤差35メートルとすると、3.5パーセントで、小さな数値でもありません。細かなデータを求めてのトレーニングには不向きと言えるかもしれません。例えば、1キロごとのビルドアップ走、インターバル走といった練習をGPSウォッチデータで行うのは厳しいでしょう。
しかし、GPSウォッチは、LSDなど長い時間、気ままなコースを走るときには最適です。ランニングウォッチも使い分けが必要なのか。大変です。
| 固定リンク | 0
コメント
Wristable GPSの精度に関して、ブログに書きました。ご参考に。
投稿: simplelife | 2012/10/05 18:36