ドビュッシー分からないでも、大丈夫
久しぶりに京橋のブリヂストン美術館にいき、「ドビュッシー、音楽と美術」をみてきました。今年はコレクションを使った展覧会が続いていましたが、本展はいつものブリヂストン美術館の企画展とは違います。ブリヂストン美術館開館60周年記念の企画展で、オルセー美術館とオランジェリー美術館共同企画。
しかし、ドビュッシーのことをまったくわからない私です。企画展の主旨もよく理解していません。そもそもそんな状態で美術館を訪れたのは、ポスターになっていたこの絵のせいです。
ルノワールの「ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール」です。いいですね、ルノワールは。
本展はクロード・ドビュッシーが活躍した19世紀末から20世紀初頭の美術をテーマにし構成されています。展示されている作品はオルセー美術館とオランジェリー美術館からの作品に国内のミュージアムからも作品が集められ、ここにブリヂストン美術館の作品も加えられています。主たる作品は印象派、象徴派ですが、ジャポニズムをテーマに北斎の浮世絵もあります。
それほど広くないブリヂストン美術館のスペースに集められた157点もの作品が展示され、いつもの展示とは違った
スペースを作りあげています。訪れたのは平日でしたが、おばさま達で大賑わいでした。さすがにこれだけの作品があると、美術ファンは見逃さないようです。
ドビュッシーのことに詳しければよかったのですが、そうでなくても楽しめる贅沢な企画展です。印象派のお好きな方はぜひどうぞ。
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