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2012/08/02

楽天koboの評判

 楽天の電子書籍端末koboが先月発売され、巷に評判が流れるようになりました。当初7980円という安さに思わず誘惑されそうになったのですが、kindleが9月にも日本で発売されるとの報道もあり、我慢しました。
 日経新聞のサイトにはkoboを評価する記事がでています。当初、koboの購入者が使うソフトウエアに不具合があり、初期設定ができないトラブルがありました。初歩的なミスと言うべきでしょう。2年以上前ですがkindleをアメリカのアマゾンから購入した際、初期設定がすごく不安でしたが(なにせすべて英語)、あっけなくすんなりできたことに感動したことを覚えています。
 日本で発売している電子書籍端末が、初期設定で躓くなんてちょっと考えられません。日経の記事によれば、
「ツイッターやフェイスブックには批判が殺到。コボタッチを販売している楽天のサイトの「みんなのレビュー」欄では、5段階で最低の星1つという評価が最多となり、炎上の様相を呈した」(「楽天kobo、波乱の幕開け 三木谷社長の反省と強気」8/1)
 おまけにこのレビューを「三木谷社長の判断で削除された。このことが、一部ユーザーの怒りに油を注ぐこととなってしまった」と、上手くない対応振りです。
 また電子書籍のもっとも重要なポイントである書籍の品揃えについても、いまのところは貧弱なようです。日本語の蔵書数は2万3000点ほどで、うち1万2500点以上が「青空文庫」を中心とする無料作品。有料の「日本語蔵書数は1万点ほどになり、さらに、コミックのカテゴリーに分類されている約4500点を除外すると半減する」というのが現状。
 これは競合他社のサイトにくらべても見劣りします。たとえばソニーのリーダーストアでは「月末の日本語書籍の蔵書数は、約3万6500点。うち、青空文庫を中心とする無料作品は2000点ほど。約2万1000点のコミックと合わせると、有料のタイトル数は計5万5500点になる」と、コボストアに比べてかなり充実しています。楽天の三木谷社長は「8月末で6万点までいく予定」とあくまで強気です。
 koboのサービスを批評した日経新聞の記事にこんな表現があります。
「正直な感想を言おう。このサービスはまだ開発途上だ。ITの世界でいうとβ(ベータ)版よりかなり手前の段階にあるといわざるをえない。この状態で本番商用稼働させた楽天の勇気には驚くほかない」(アマゾンの引き立て役になりかねない楽天コボ )
 手厳しいです。kindleに勝てるのか。しばらくは静観ですね。

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