真夏のジョギング方法
確か長期予報ではそんな猛暑とは言ってなかった記憶があるのですが、それに反して先週からかなりの暑さ。テレビのニュースではオリンピックの話題の次は、各地の猛暑ぶりがいつも報じられてます。
毎日のランニングも昼間はさすがに暑いのでやめて、朝飯前に走っています。真夏にはこれまで秋、冬、春の季節にやってきた同じ量、質のトレーニングはできません。今月号の『ランナーズ』にある連載記事「科学×根性で気が付くとサブスリー」にどうして夏は走れないのか書かれています。筆者はフルベスト2時間22分の記録を持ち、筑波大学大学院で健康体力学を専攻した半田祐之介さん。
記事によれば、気温が上昇するとパフォーマンスが低下する理由は主に2つあります。ひとつは脱水による相対的な「血液循環量の減少」。夏場のランニングは1時間に2リットルの発汗があるのに対し、摂取できる水分量はランニング中は500~700ml。体内の水分量が減ることで酸素や栄養が体内に行きわたらなくなります。ふたつめは「熱発散でのエネルギー消費」。発汗はそれ自体でエネルギーを消費します。
したがって「運動時間が長くなり脱水、発汗が進むほど、パフォーマンスへの影響は大きくなる」となります。そこで「ペース(運動強度)を変えずに時間を短く」か「ペースを落として時間を長く」という2つの方法が有効ということになります。
個人的には暑い時期、時間を長くするのは効率的ではないと感じ、時間をより短くする方法にしています。毎週1回やっているLSD(Long Slow Distance)も、1時間半から2時間を目処にすることにしました。給水を考えてドリンク持参で駒沢公園のジョギングコースを周回。時々水飲み場で首筋に水をかけ、水分を補給。今朝は1時間53分、17キロほどを走りました。
あと1ヶ月以上は暑さとの闘いになります。若者ではないので気をつけながらやらねばいけません。
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