2012/07/31
ロンドンオリンピックメダル獲得数でトップを走る中国ですが、文化の面でも力強い姿勢を見せています。昨日の朝日新聞夕刊に「中国『博物館強国』計画」なる記事があります。記事の出だしにこうあります。
「中国が国を挙げて、博物館の充実に力を入れている。長大な歴史を誇り、世界的にも豊かな文明をはぐくんだ力を内外にアピールし、文化でも東アジアの主導権を握ろうとの思惑があるようだ」
中国政府は昨年、「中国博物館事業の中長期発展計画」を策定し、博物館強国を目指してプロジェクトを進めています。記事によれば
「20年までに全国の博物館を6千館と、現状の約3400館から倍増させ、全国の総入場者数も、現在の年間3億人から10億人に増やすとしている」
わずか8年で今の倍のミュージアムを作るという無謀とも思える計画です。さらには、
「博物館を愛国主義教育の基地として学校教育と連携させることや、外国人観光客向けツアーの創設、全国の博物館グッズの売り上げを20年までに年間1億元(約12億円)以上とするなど、政治・経済的にも活用し、もり立てることをうたう」
ということです。愛国主義教育の基地、というのが中国らしい。
中国政府は博物館強国達成のため、潤沢な文化予算を用意しています。例えば政府が08年に打ち出した博物館の入場無料化では、減収分を補填するために、09年は20億元(約245億円)、10年は24億元(約294億円)もの補助金を全国の博物館に交付したそうです。
我が国の文化予算は(ちょっと数字は古いですが)2009年で1,015億円(文化庁調べ)。全体で1000億円しかない日本と、博物館の無料化への補填金だけで200億円以上の予算を使い中国。スケールが違います。日本の博物館はいまだ有料のところがほとんどという現状を考えると、ちょっと情けなくなります。
経済発展の次は文化政策の充実。かつて日本にもそんな時代がありましたが、これからは中国。この国のパワーはこれからも続くのでしょう。
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2012/07/30
今週号の『週刊ダイヤモンド』は「JR vs 私鉄」が特集。表紙の一番上には「鉄道ビジネス激変!最前線を徹底調査」とあります。どうやら鉄道会社は大変らしいです。
特集では首都圏、関西圏のJRと私鉄の争いを中心に記事が書かれています。首都圏では私鉄の相互乗り入れと駅力アップによってJRとの競争力を高めようとする動きが報じられています。たとえば東急による東京メトロ副都心線の乗り入れと、渋谷ヒカリエを核とした渋谷地区の開発。確かに東急の渋谷でのビジネス展開は想像以上のものがあります。10年も経つと、街の風景が変わるでしょう。
街の開発という視点でJRと私鉄の争いは興味深いものがありますが、この特集でもうひとつ面白いのは「JR・私鉄が誇る車両・鉄道技術」という記事。車両製造メーカー業界では再編が進んでいて、この4月東急車輌製造(東京急行電鉄傘下)がJR東日本に買収され、総合車両製造という会社になっています。東急に乗ると車内には「東急車輌」と書かれた銘板がありましたが、いつの間にかJRの会社になっていました。車両製造のビジネスではJRが内製化を進めているとのレポートがあります。JR恐るべしです。
でもこの特集、鉄道好きだからこそ読みたくなる内容です。ビジネスマンマーケット(?)で鉄道は強いテーマなのでしょうか。ダイヤモンドでもライバル誌の東洋経済でも時々特集しているので、やはり鉄道好きは少なくないのかも。欧州経済危機の問題よりわかりやすいし、軽く読めます。暑いこの時期には格好のテーマです。
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2012/07/29
確か長期予報ではそんな猛暑とは言ってなかった記憶があるのですが、それに反して先週からかなりの暑さ。テレビのニュースではオリンピックの話題の次は、各地の猛暑ぶりがいつも報じられてます。
毎日のランニングも昼間はさすがに暑いのでやめて、朝飯前に走っています。真夏にはこれまで秋、冬、春の季節にやってきた同じ量、質のトレーニングはできません。今月号の『ランナーズ』にある連載記事「科学×根性で気が付くとサブスリー」にどうして夏は走れないのか書かれています。筆者はフルベスト2時間22分の記録を持ち、筑波大学大学院で健康体力学を専攻した半田祐之介さん。
記事によれば、気温が上昇するとパフォーマンスが低下する理由は主に2つあります。ひとつは脱水による相対的な「血液循環量の減少」。夏場のランニングは1時間に2リットルの発汗があるのに対し、摂取できる水分量はランニング中は500~700ml。体内の水分量が減ることで酸素や栄養が体内に行きわたらなくなります。ふたつめは「熱発散でのエネルギー消費」。発汗はそれ自体でエネルギーを消費します。
したがって「運動時間が長くなり脱水、発汗が進むほど、パフォーマンスへの影響は大きくなる」となります。そこで「ペース(運動強度)を変えずに時間を短く」か「ペースを落として時間を長く」という2つの方法が有効ということになります。
個人的には暑い時期、時間を長くするのは効率的ではないと感じ、時間をより短くする方法にしています。毎週1回やっているLSD(Long Slow Distance)も、1時間半から2時間を目処にすることにしました。給水を考えてドリンク持参で駒沢公園のジョギングコースを周回。時々水飲み場で首筋に水をかけ、水分を補給。今朝は1時間53分、17キロほどを走りました。
あと1ヶ月以上は暑さとの闘いになります。若者ではないので気をつけながらやらねばいけません。
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2012/07/28
オリンピック開会式、長かったですね。最初のドラマ仕立て(映画仕立てというべきか)のシーンを途中までみてから、ジョグに出掛けて、返ってきたら入場行進のシーンでした。ダニー・ボイル監督の演出、凝っていました。ジャース・ボンドと一緒にエリザベス女王が登場するシーンは楽しい。
入場行進みてると、いつもながら面白いなと思います。ユニフォームというかコスチュームの多彩さ。多分その国ではフォーマルな服装なんでしょうが、ほんと個性豊かな姿に驚きます。また「この国どこにあるの」という自分の無学さを知るのはいつものことです。
東京オリンピック(古い)の時のような隊列を組んで、全員揃った入場行進 はいまや昔のこと。どの国の選手もばらばらに歩いてます。iPhone、デジカメを手にして、リラックスしています。変わりました。
入場行進を見ていると、観客席にいる各国の元首、首脳クラスが映されます。たとえばロシアのメドベージェフ首相とかオバマ大統領夫人とか。野田首相、どうしてオリンピックに行かないんでしょう。国内が忙しいからということでしょうが、せっかくだから開会式に参加してもいいと思うのですが。
開会式のハイライトは、やはり最後に登場したポール・マッカートニー。イギリスではこの人ですね。ちょっと年取ったけど、Hey Judeを熱唱。いいです。
イギリスの文化を感じたオリンピック開会式でした。
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2012/07/27
東京マラソンに対抗して(?)、10月に千葉県が主催する「ちばアクアラインマラソン」の第1回大会が開催されます。参加者は抽選で選ばれるため、4月にエントリーしましたが、落選。当落が発表になったのは6月下旬ですが。エントリーがまだ締め切られていない4月下旬に間違って当選メールが送られたことで話題になりました。うちにもきました。
この度は、スポーツエントリーをご利用頂き、誠にありがとうございます。
仮申込みいただいておりました下記の大会につきまして、
抽選の結果あなたは当選いたしました。
【大会名】ちばアクアラインマラソン
【開催日】2012年 10月 21日
結果は落選でしたよ(苦笑)。諦めていたマラソン大会ですが、一昨日メールがきて、
「当初の計画どおり、二次抽選を行うことになり、その結果、あなたは当選いたしましたのでご案内申し上げます」
とあります。最初の当選者からの入金申し込みで定員(参加枠は15,000人)に達しなかったためです。
当選と喜んで大会のサイトをよくみていたら、「この大会、フルマラソン!」ということに、いまさらながらですが、気が付きました。ハーフマラソンと思い込んで申し込んでいたお馬鹿な私。
15年間にアクアラインが開通直前「東京湾横断ハーフマラソン」という大会がありました。アクアラインを開通前に走るただ一回のマラソンで、申し込みをしていたのですが、何かの事情で走れませんでした。多分そのことが頭にあったので、ハーフマラソンと思い込んだのではないか。
ともあれ突然与えられたフルマラソンの参加権です。どんなマラソンなんだろう。よくよくコースをみると、アクアラインマラソンといいながら、アクアラインを走るのは海ほたるまでの往復9キロだけで、あとは木更津あたりを走る42.195キロは、かなりの田園コースです。あまり心が動かないなあ。
一般的にはフルマラソンを完走するためのトレーニングには3ヶ月が必要といわれます。7月25日に当選の通知がきたのですが、大会は10月21日で、大会まで3ヶ月を切っています。おまけに、これからの2ヶ月ほどは猛暑の夏で、走り込みのトレーニングはほぼできない時期です。大会までには万全の状態に体を作ることは難しい。10月に首都圏でフルマラソンがほとんどないのはこんなことも理由にあるのでは。
もう少し早めに通知がきてればよかったのですが、参加することにはかなり迷います。遠方ですが、11月25日に神戸マラソンで走るつもりです。いまさら10月のフル参加はちょっと厳しそうです。
しかし、2次抽選をするちばアクアラインマラソンは、やはりちょっと人気が薄いのでしょう。森田知事、頑張ってください。
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2012/07/26
20年ほど前、神奈川県の海老名に住んでいました。最寄駅は相鉄線のかしわ台です。勤務場所が厚木だったためですが、そのうちに品川に変わってしまい、通勤が大変になりました。相鉄線で横浜までいって、そこから東海道線か横須賀線で品川まで。朝の横浜駅の混雑が半端ではありません。特に東海道線は殺人的とも思えるラッシュ状態でした(今の変わらないのでしょうか)
そんな通勤事情もかかりつつあるようです。ちょっと前の日経新聞に載っていた記事 によれば、相鉄線がJRに繋がって、大崎まで行けることになるらしいです。これが実現すれば相鉄線沿線の人たちは便利になります。3年後の2015年にできる予定です。
更に相鉄線は東急東横線の日吉へも繋がって、東急線との直通運転を2019年に開始するとのこと。相鉄線と東横線を結ぶ線には新横浜駅もでき、これによって渋谷から新横浜へ直通します。変わりますね。
そういえば一昨日発表されていましたが、東横線とメトロの副都心線の直通運転が来年3月16日に開始されるとのこと。子どもの頃から慣れ親しんだ東横線の渋谷駅もあと7ヶ月余りの命で、ちょっと寂しい。これに伴って東横線とメトロ日比谷線との直通運転は中止。これも子どもの頃から使っていて、うちから銀座に行くのに便利だったのですが。
私鉄の相互乗り入れは複雑化し、便利にはなっています。その反面、乗り入れ先の線での事故、遅れに影響されダイヤが乱れることも少なくないようです。今後はどんな進化をするんでしょうか。
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2012/07/25
まだ7月で、マラソン大会はシーズンオフ。本格的なマラソン大会は10月あたりから始まりますが、申し込み受付が始まっていることに気づきました。今年秋に行われる大会はすでに申し込みが終わっているものも少なくありません。
10月にある手賀沼エコマラソンは第一回に出た思い出の大会(?)なので、今年は久しぶりにでようと思っていました。しかし、受付開始日にうっかり申し込みを忘れ、先着順申し込みのため、気がついたときはすでに満席修了。失敗です。昨年走った世田谷246ハーフマラソンは、幸い今日から受付で、なおかつ抽選なのでゆっくり申し込めます。
それよりも来年の大会もそろそろ申し込みが始まります。マラソンランナー注目の来年2月の東京マラソンは来月から受付ですが、同じ頃開催されるローカルな大会も申し込みはすぐそこ。たとえば新宿ハーフマラソンは来年1月27日の開催ですが、新宿区民以外は8月21日から受付スタートです。このマラソン、昨年までは先着順だったのですが、今年から抽選になってしまいました。昨年はパソコンの前に1時間以上張りついてやっと申し込みましたが、さすがにそれだけの殺到状態からか、抽選になりした。
しかし、1月末の大会を5ヶ月前に申し込むスケジュールって、どこか異常です。表現は悪いですが、たかがローカルマラソンです。マラソンブームもここまで、という感じがします。困ったのは、この時期に受付が始まるという情報は自分で探さないとわからないということ。マラソン情報サイトの最大手RUNNETで検索しても情報はありません。マラソン大会にでるのも大変です。
ランナーの晴れ舞台のマラソン大会ですが、走れる大会を確保するのにはかなりの苦労がいるようです。
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2012/07/24
企業年金というのは不思議なシステムです。企業で働いている人もその内容をよくわかっていないし、そもそも企業年金の恩恵に預かれるのは一部の人です。今朝の日経新聞一面トップに「企業年金、10年で7割減 」という記事があります。タイトルを通りの内容です。記事曰く
「企業年金の数は今春に1万9000と10年前より7割強も減った。膨らむ運用リスクを抱えきれず、退職者に決まった額の年金を配るのを断念する企業が増えたためだ。会社員のうち企業年金をもらえる人の割合は10年前の63%から48%に低下。中小零細企業で働く人の老後不安につながっている」
と、主に中小企業が企業年金を廃止するところが増えているのはその原因です。
企業年金には4種類あります。厚生年金基金(厚年基金)、確定給付企業年金、確定拠出企業年金、適格退職年金(適年)です。このうち適年は今年の3月で制度として廃止されていいて、この制度で運用していた企業は他の制度に移行することが求められています。適年は税制上の優遇措置があり、中小・零細企業が主に加入していた制度で、この廃止にともない企業年金そのものを廃止する企業が増えたというのが実情。
企業年金は会社が拠出したお金をなんらかの方法で運用して、お金を増やして、退職した社員に定期的に一定額を支払うことで、退職金の一部上乗せといってもいいでしょう。景気が良い時代は資金運用をしても、低くない利率を約束できましたが、いまやゼロ金利の状況。運用に詳しい人に任せても、年利数%がいいところ。これでは企業年金そのものが存続できるのかという根本的な疑問がわきます。
企業にどこまで面倒をみてもらえるのか。福利厚生や年金など、いろいろ手厚い時代もありましたが、いまや昔。自分のことは自分でという状況になり、企業と個人の関係も変わりつつあります。
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2012/07/23
朝、散歩をしていたら小学生たちが何人と行き会いました。お母さんと一緒です。首からなんか下げています。時刻は6時20分頃。「ラジオ体操」ですね。東京あたりはいつの間にか夏休みになっていて、恒例のラジオ体操が始まっています。
子どものころは眠たいのを堪えて行ったことしか記憶にありません。息子のときは、起こすのが一苦労。オジサンになった今は、6時半という時間は意識して早起きしないでもいい時間になりました。嫌ですね。
そもそもラジオ体操というのはいつから始まったのか。NPO法人ラジオ体操連盟 のサイトによれば、放送開始は昭和3年(1928年)となっていて、もう80年以上前です。現行のラジオ体操第Ⅰが始まったのが昭和26年(1951年)とのことで、そこからも60年経っています。そんな昔からやってたんですね。
ラジオ体操連盟のホームページをみると面白いことがいくつも発見できます。たとえばラジオ体操指導士という資格があります。1級ラジオ体操指導士、2級ラジオ体操指導士、ラジオ体操指導員の3つの資格で、それぞれの資格試験があります。1級だと「ラジオ体操等の優れた技能と指導力を持って従来から継続的に普及推進活動に当たり、多方面にわたる活動を行いかつ高い実績を有し、原則として全国地域を対象に普及推進活動ができる者」と規定されています。毎年1回、試験が行われています。難しいのでしょうか。どんな人が受けるだろう。
ホームページには「全国ラジオ体操実施会場かんたん検索」というものもあります。毎日ラジオ体操を行っている場所が検索できるシステムですが、これも面白い。地図で地元を検索してみると、会場住所、参加人数、代表者の情報が分かります。いつもジョギングしている駒沢公園の一角でもやっていますが、ここは参加人数は130人と登録されていて、確かにそのくらいの人たちがラジオ体操やってます。
調べてみると、ラジオ体操ってかなり奥深いものではないかと思い始めました。どこかの体操会に参加してみますか。
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2012/07/22
先週、参議院で税と社会保障の一体改革の議論が行われていました。ちょっとだけテレビで中継を見ましたが、あまり議論は深まらず、野田首相は「改革は待ったなし」を繰り返すばかりです。国の財政はどこまで待ったなしなのか、実はよくわかりません。
川北孝雄著『日本国はいくら借金ができるのか』 (文春新書)は半年ほど前にでた本ですが、現状を踏まえた日本の財政問題が分かりやすく説明されています。そもそも日本の借金はいくらなのか。データの取り方、解釈によって数字はいくつもあります。本書でもその違いを説明し、複数のデータを示していますが、川北論では以下の数字を示しています。
政府債務を2011年9月末時点での財務省理財局が算出した国の借金をベースにし、その額は954兆4180億円。これに地方の自治体の借金約200兆円を加えおよそ1154兆4180億円が日本国借金の合計額。これだけ膨大な借金があってなぜ日本の財政がいまのところ安泰なのかはいくつも理由が語られています。主たる要因としてあげられるのが、個人金融資産がこれも膨大な金額であること。2011年9月末では1471兆円あります。借金と差し引いても、317兆円のプラスで、これが財政破綻を支えているとも考えられているわけ。
しかし、我が国は毎年赤字国債を発行し続けています。2012年度の当初予算ベースで44兆2410億円。これから国債の償還金額12兆896億円を引いた32兆1544億円が実際の国債残高の増加分となります。
日本国の借金に対する個人金融資産プラス分の317兆円を国債残高の毎年増加分約32兆円で割ると、答えは約10年。2021年には個人金融資産を政府債務(借金)が食いつぶすことになります。
この川北論では現状ほぼ確定している消費税の引き上げは織り込まれていません。個人金融資産も今後は増えることはなく、横ばいとしています。しかし、大まかな流れは厳しい方向に向かっているのは間違いがありません。
お金については素人なので断言は決してできませんが、なんかよくないことが起こっている気がします。どこかで間違いがあって、そこを正さないといけないような感じがします。確かに待ったなしではあるのですが、消費税の引き上げでいい方向に向かうのか。そこがよくわからないままです。
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2012/07/21
特撮映画を熱心に見たのはもう何年前のことでしょうか。小学校の頃、東宝の怪獣映画、テレビでのウルトラQ、ウルトラマンなどのシリーズ。もう40年以上も前のことです。その頃の懐かしい記憶が鮮やかに蘇ってくるのが、東京都現代美術館で開催されている「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアでみる昭和平成の技」です。
毎年、夏休みの時期にはジブリものの企画で集客をする現代美術館ですが、今年はちょっと変わった企画です。新世紀エヴァンゲリオンの監督庵野秀明が企画した特撮映画ワールドで、現代美術館らしからぬ企画ともいえます。
しかし、特撮映画を見た世代にとっては懐かしく、魅力ある展覧会です。夏休みになると混雑するだろうと、その前の平日にいったのですが、それでも大賑わいです。驚いたのは若い世代が多いこと。女性もいます。特撮の同世代とは見えない若者たちです。
展覧会では映画で使われた数々の模型、撮影セット、構想のスケッチなどなどが展示され、特撮映像が制作された技がさまざまな角度から紹介されています。大好きな海底軍艦 の模型ももちろんあります(笑)。
特撮映画と言えばなんといっても円谷英二の技術ですが、本展では円谷が作った東宝映画、ウルトラシリーズだけでなく、大映のガメラ、大魔神も展示されています。映画会社を超えた特撮ワールドが展開されているのが嬉しいです。またスタジオジブリが制作した短編映画「巨神兵 東京に現わる」も会場で公開されていて、これもワクワクする映像。
会場にいると、遙か昔の楽しかった映像を思い出しました。今はCGで映像をつくれる時代ですが、当時特撮とはどれほどの価値、意味があったのか。そんなことまで考えさせられる素敵な展示です。マニアックなファンでなくても楽しめます。ぜひどうぞ。
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2012/07/20
木曜日はモーニングと週刊文春を買う日です。でも最近の文春は面白くありません。もう少しちゃんと取材して、スクープ記事を載せて欲しいです。一方モーニングは粒が揃った連載で、愉しませてくれます。昨日、近くのセブンイレブンに両誌を買いに寄ったら、雑誌の棚にちょっとした変化が。
コミック誌にテープが貼ってあり、開けなくなっています。モーニングにも貼ってあります。
写真では見えにくいですが、ビニールのテープで「雑誌付録止めテープ」と書いてあります。これはもちろん立ち読み対策です。他のコンビニではひもで縛っているところもありますが、まだ対策をしている店は少数です。
いつも買うこのセブンイレブンはなぜかモーニングの入荷が少なく、発売日の夕方あたりにいくと、売り切れか、立ち読みで古びたものが残っているかのどちらか。このため、在庫が多い近くのローソンで買うこともしばしばでした。
まっとうに雑誌を買おうとする客にとって、立ち読みする奴らはほんとに邪魔です。ほとんどが若い男性というのも情けない。コンビにのとっても立ち読み客にどう対応するかは、悩みの種かもしれません。とあるセブンイレブンの決断はどのような結果になるでしょうか。
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2012/07/19
今朝のNHKニュースでも報じられていましたが、厚生年金基金の半数が積立金不足になっているそうです。これは厚生労働省の調査によるもので、全国にある約580の厚生年金基金のうち、積立金不足になっているのは286で、不足している金額は1兆1000億円。単純に割り算すると1基金あたり38億円超。膨大な数字です。
前年の11年3月末の積立不足額は6300億円だったので1年間で約5000億円も増えことになります。先月出席した東芝の株主総会でも株主から厚生年金基金についての質問があり、(金額は忘れましたが)積立金が不足していると明らかにしていました。
大企業でも年金制度を変更するところがでています。1週間ほど前の日経新聞によれば、ソニーは4月から、確定給付型の企業年金のうち新規の積み立て分について、支給期間を終身から18年に改め、またパイオニアも1月から終身年金を有期に変更。日産自動車は給付利率を市場実勢に応じて引き下げられるようしました。大企業に勤めているから退職後も安心、という時代は去りつつあります。
超低金利の状況では、この積立金不足は解消するどころか、ますます悪化することは容易に推測できます。これからは企業年金基金の解散が進んでいくでしょう。日経新聞によれば
「民主党は厚年基金制度を将来廃止する案をまとめており、厚年基金制度を存続するかが焦点となる」
とのこと。自分のお金は、自分で守るしかなさそうです。
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2012/07/18
この4月からTOEICの講座に週1で通っていたのですが、それが昨日で終わりました。TOEIC800という800点を目指す講座はかなり実力以上で、最後に受けた模擬試験も予想通りに不出来でした(苦笑)。どうも最近は英語学習に対する根気と情熱(?)が少なくなってしまい、トレーニングもほとんどやっていない寂しい状況です。
講座は全13回。これだけで急にTOEICが800点になるわけはないんですが。ちなみに使ったテキストは「Tactics for TOEIC: Listening and Reading Test, Student Book」ですが、これをしっかりマスターすればTOEIC攻略のスキルがつきそうないい内容です。
TOEICというのは資格試験ではないので、合格、不合格の結果がでるわけでないので、どうも目標が定まらないようです。800点獲得が一応、本人の目標ですが、それをいつまでに達成しなくてはいけない、という事情もありません(たとえば会社から要求されているとかいったこと)。
また、TOEICの試験はほとんど毎月やっているので、そのうち受ければいいやという気になってしまうのもいけません。当初は9月の試験を受けるつもりでしたが、今となってはそれも難しそうです。
そもそも、英語力をつけるという曖昧な目的がいかんのです。英語で何をしたいのか、何をやるのかをもっと明確にしないといけません。そこのところをきっちりと追い込んで、やってみなくてはいけませんね。こればかりは、もう少し頑張らねば・・・・・・。
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2012/07/17
スマートフォンをAndroidに替えて10日ほど。アプリを入れ、少しずつ使いやすくしています。当初はiPhoneにはかなわないだろうと思っていたのですが、アプリも沢山用意され、なかなか便利に使えそう。特にドコモのスマートフォンはFelicaがついているので、これを活用したサービスが使えるのはいい点です。
具体的にはいわゆるおさいふケータイと呼ばれている決済機能をスマホに持たせることができます。iPhoneにはない機能です。ドコモのiDというスマホでの決済サービスは使えるクレジットカードが限定されていて、たとえばJCBは使えないので不便です。しかし電子マネーはiDの他に楽天Edy、nanaco、WAONなどがあり、どれもアプリがあります。クレジットカードとひも付けすれば、チャージも楽にできます。モバイルSUICAもあり、これを設定すれば関東圏の電車にも乗れそうです。
スマホに電子マネーを貯め込むことも必要ないのですが、財布を忘れたとき用の少しは入れておいた方が便利かもしれません。しかし、スマホをどこかに忘れるといろんな悪いことが発生する覚悟も必要です。ちょっと恐ろしいところもあります。小心者はできるだけ最少額を入れておくことにします(笑)。
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2012/07/16
この連休、暑さが厳しいです。こんな時、さすがに日中走る気にはなれない。毎週日曜日はLSD(Long Slow Distance)のと一応決めていて、ゆっくり長時間走るトレーニングをしていますが、試しに早朝やってみました。朝5時半前に家からスタートして、駒沢公園のジョギングコースへ出掛けます。
まだ5時台なのに、すでに多くの人が走っています。目標をジョギングコース6週のして、ゆっくり走ります。持参のドリンクで適宜給水しながら、1キロ6分半くらいの、LSDとしてはちょっと速めのペースですが、どんどん抜かれます。みんな朝から元気だなあ。
結果、ジョギングコースを7週してトータル1時間54分、17キロちょっと走りました。朝飯前にこんな長い距離を走ったのは初めてかも。走る前にバナナ1本食べて、途中のエネルギー補給用にSOY JOYを持っていったのですが、食べませんでした。
朝飯前の仕事というのは簡単なことを意味するわけですが、2時間近いジョギングもできるなんて、ちょっと驚き。真夏は朝飯前ランがいいようです。
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2012/07/15
珍しく慶應義塾の三田まででかけてきました。シンポジウム「3・11以降の芸術 3・11以降の学問」をきかせていただくためです。慶應の文学部とアートセンターが主催のシンポジウムですが、登壇者に惹かれて参加しました。
まず近藤誠一文化庁長官、福島県立博物館長の赤坂憲雄氏、作曲家の湯浅譲二氏による講演です。赤坂憲雄氏は東北学で有名な方ですが、読ませていただこうと思っていながら著書が積ん読になっています。湯浅氏は著名な作曲家で、80歳をすぎた今でも活躍をされています。
講演に続いて、登壇者3人に加えて鈴木 隆敏氏(慶應義塾大学大学院アート・マネジメント分野講師)、慶應の前塾長鳥居泰彦氏(この方、私の大学時代に教授でした)の5人でのパネルディスカッションが行われました。
このシンポジウムを主旨は慶應アートセンターのサイトから引用すると
「この度のシンポジウムでは、具体的な支援や復興の事例報告、現状の共有ということではなく、むしろ、現在、我々の置かれている現状認識を先鋭化し、その中で生活・文化、芸術の問題を改めて問い直し、この未曾有の震災という契機をどのように着地させ、未来へと拓いていくのかを議論し、考えていこうというものです」
問題の共有はすでに行われている前提で、これから、将来、未来を考えようということです。テーマがかなり大きく、登壇者も知識、実績、経験をお持ちの方ばかりなので、ひとつの方向性、結論まで辿り着いたとは言い難いですが、それぞれのお話はどれも信念が伝わってくる内容です。
特に驚いたのは近藤誠一文化庁長官です。なにせ官僚の方ですから、冒頭の講演が終わったら帰ってしまうと思っていたら、パネルディスカッションも参加され、13時半から17時すぎまでずっと登壇されていました。お話の内容も官僚からの発言とは思えない問題点の指摘、改善のための提言を大胆にされていて、力強いメッセージでありました。時間がなく詳しくは説明されませんでしたが、「貞観大地震・大津波以降の世界・日本の歴史」という年表を作られて、参加者に配られました。
慶應アートセンターは震災以降、継続的に支援のための活動を行っています。今回のシンポジウムは大震災のことを、自分の中でどうするか。このことを考えるヒントをいくつも与えてくれ、とても有意義でした。
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2012/07/14
昨日まで日経の文化欄に「橋下改革と文化」と題された連載記事がありました。橋下市長の文化に対する姿勢はかなり厳しいものがあると言われていますが、その内容をレポートした4回の記事でした。批判が中心と思って読んでみるとそうでもなく、橋下市長は文化にとって必要なことを行おうとしていることがわかりました。
文楽協会や大阪フィルへの予算削減は批判もあるでしょうが、その一方で美術館、博物館の「地方独立行政法人(地方独法)」での一元運営とアーツカウンシル構想は興味深いものがあります。特に地方独立行政法人(地方独法)でのミュージアム運営は以前から大阪市が国に働きかけながら実現しなかったもので、橋下市長の突破力の期待が寄せられているようです。
5つある国立の美術館は独立行政法人国立美術館という組織で運営されていますが、地方の美術館は行政の直営か外郭の財団が運営するかのどちらかです。また運営形態は指定管理者制度で行われているところも少なくありません。日経の記事によればこれまで国が独立行政法人を地方に認めてこなかったのは「指定管理者制度の導入を優先すべきだ」という理由が大きいとのこと。
しかし、指定管理者制度はコスト削減を目的とするところもあり、ミュージアムの継続的な運営に対しては適さないとの批判も少なくありません。独立行政法人という形態がベストでないかもしれませんが、地方の美術館、博物館は独立採算の道を目指していかないと、存続は厳しいことは間違いがありません。
橋下市長は文化行政の改革を語るとき、必ず口にする言葉が「自助・自立」だそうです。地方財政の困窮から、公的な予算だけで文化を支えることができないのは明らかです。新しい文化行政の枠組み作りが求められています。橋下市長の改革で、文化行政がどう変わるか。期待したいところです。
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2012/07/13
世の中にはどれほどの資格があるのでしょうか。「資格キング」 といいサイトをみると、国家資格から民間のものまで1000以上ありそうです。住宅ローンアドバイザーという資格があり、その試験を受けてきました。
この住宅ローンアドバイザーは民間資格ですが、現在は3つの団体が認定するものが並立しています。金融検定協会、住宅金融普及協会、全日本不動産協会の3つの協会がそれぞれ独自の資格認定をしています。どれかの協会の認定を受ければ住宅ローンアドバイザーを名乗れるというわけです。変な感じです。どうして統一しないのだろう。いろいろ事情がありそう。
受けたのは住宅金融普及協会のもの。ここは資格を取るためには養成講座を受け、最後に試験(正確には「効果測定」とされています)を受け、一定の点数がとれれば資格を得られるということになっています。要は試験だけを受けて合格すればいいのではなくて、指定の講座(有料)を受け、試験に受かれば資格を得られるわけです。
他の協会も同じような仕組みみたいです。資格といえば、絶対的なものと思っていたのですが、住宅ローンアドバイザーというのはいわば相対的な資格です。このような資格もあるとはちょっと驚きでした。いろんな資格があるものです。
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2012/07/12
ビールが美味しい気候が続きますが、昨日の朝日新聞によれば上半期の(本物の)ビール出荷量が6年ぶりに前年を上回ったということです。近年は第3のビールが増え、ビールは減り続けていただけに、「ビール復権の兆し」と書かれています。また、第3のビール、発泡酒を含んだビール類全体の全体の出荷量も3年ぶりに増加ししました。
日経新聞には各社のシェアが載っています。1位アサヒ37.3%、2位キリンビール35.6%、3位サントリー14.5%、4位サッポロビール11.7%の順。アサヒとキリンの差が広がっていますね。サントリーは過去最高とか。
頑張れサッポロ。ということで、サッポロビールの新製品「北海道プレミアム」を飲んでみました。第3のビールですが、昨日発売です。サッポロビールの原点北海道にこだわったビールですか。最終兵器かな。飲み心地はさっぱりしていて、グラスが進みます(笑)。
夏も本番、ビールの戦いはこれからです。
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2012/07/11
一昨日、「クローズアップ現代」でマラソン五輪代表の藤原新選手のトレーニングが紹介されていました。高速化へのチャレンジはすごい。マラソンはアフリカ勢の台頭で、いまや、1キロ3分のペースで走らないと、金メダルは取れないんでような高速レースになっています。
これに刺激を受けて(単純)、暑い中午前中のジョギングへ。梅雨明けもしていないこの時期ですが、昨日は予報より気温が上がって、午前中でも30度近くあったのでは。さすがに長く走っているとこたえます。これまでは、朝に雑事を片付けてから、昼飯前にジョギングをする習慣になっているんですが、そろそろ暑い日中のジョギングはやめたほうがよさそう。駒沢公園でジョギングしていてると、この暑さにもかかわらず走っている人がいます。暑くないのかな。
先日、健康診断で見てもらったお医者さんがランナーで、夏の練習でアドバイスをしてくれました。30分ほど走ったら、インターバルをとることが必要とのこと。30分以上は走り続けないことだそうです。特に普段走り慣れている人ほど気をつけないといわれました。
暑い夏は苦手。そろそろ朝飯前のジョギングに移行しなければいけないようです。ランナーにとっては厳しい季節はこれからです。
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2012/07/10
最近、スマホ所有率が急激に増えています。街で、電車の中で多くの人がスマホの画面を触ったり、みたりしていますね。やはり、iPhoneユーザーが圧倒的に多いです。昨日の日経新聞夕刊に「スマホ依存にご用心」と題された記事がありました。
記事曰く、「携帯電話からの乗り換え組の急増で、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)にハマる人たちが増えている。いつでもどこでも暇さえあればスマホ操作、いや暇がなくても操作したいといった中毒気味の人も少なくない」
確かにスマートフォンは魅力あるものではありますが、はまりすぎると危険。街で前を見ないで操作しながら歩いている人が多いです。
スマホ依存ともいえる人も少なくないようです。記事には
「依存が成立する条件はその状態に慣れてしまう『耐性の上昇』と『ないと不安』の2点」(杏林大学医学部精神神経科学教室の古賀良彦教授)」
とあります。
スマホで特にはまりやすいのがSNS。私もfacebookのアプリ使用頻度はかなり高いです。携帯電話の時代にはなかったサービスができ、それがスマートフォンの普及で広がって、新たな社会現象を生み出しています。スマホは携帯電話よりも依存症を作り出しやすい危険な製品だといえます。
記事にはこんな笑い話が。
「。「必需品になりすぎたせいか、スマホを握りながら『スマホ知らない?』と聞いて、家族に笑われた」(37歳、主婦)。
気をつけます。
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2012/07/09
iPhoneを使い始めて丸2年がたち、契約更新時期になったのを機会にスマートフォンを替えることにしました。あまり使っていないiPhoneなので、携帯電話そのものをやめてもいいのですが、ほんの少しは使うので、とりあえず継続することに。
iPhoneをこのまま使い続けるのが快適ではあるんですが、当初契約の2年が終わり月々の通信費が高くなるので、経費的なことからドコモに乗り換えることにしました。少し前の日経新聞には「NTTドコモ、防戦一色 iPhoneへ流出やまず 」 と書かれた劣勢のドコモに敢えて乗り換えです。というのも携帯電話番号ポータビリティを使うと、月々の料金が優遇されるからです。巷ではみんなiPhone持っていて、それこそ猫も杓子もという感じで、他のスマホを使ってみてもいいかなと思ったこともあります。
ドコモのスマートフォンはいくつもあるのですが、いちばん人気らしいサムソンのGALAXY S III にしました。シャープはガラパゴスで痛い目にあっているし、ソニーは新機種がまだ発売されないし、という簡単な理由です。
使い始めて数日なので、使い方もよくわかっていないのですが、アンドロイドは独特です。iPhoneのスマートさにはかなわない感じ。カスタマイズして、使いやすくするには時間がかかりそうです。
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2012/07/08
ヨドバシカメラのカメラコーナーをぶらぶらしていたら、最近のデジカメの進化に驚きました。ミラーレス一眼が各社からでて、かなりの存在感です。ペンタックスのミラーレスPENTAX Qなんて重さ200グラムと超軽量。一眼レフは重いという概念はもう昔のものですね。
ペンタックファンはシェアは低いと思いますが、そのせいか個性豊かなカメラを次々と出します。以前はボディーとグリップの組み合わせで百種類のカラーが選べるというK-X という可愛い一眼を発売していました。さすがに100種というのは、採算に合わなかったのか、昨年には生産が終わっています。
しかしカラーバリエーションへのこだわりは捨てていなかったようで、先月出たK-30 では15種類のボディーカラーが提供されています。K-30は1628万画素の撮像素子を備えている本格的なデジタル一眼ですが、ボディーカラーはオレンジ、イエロー、レッドなども用意され、カメラ女子も意識しているようです。ホームページにはカラーシュミレーションがあり、好みの色を確認できます(個人的にはクリスタルオレンジかな)。
正直言って、そんなに沢山売れないであろう一眼カメラにこれだけのカラーバリエーションをつくるのはすごいこと。メーカーに遊び心があるんでしょうね。このカメラが欲しくなりました。
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2012/07/07
少し前の日経新聞だったか、三菱東京UFJ銀行の全面広告が掲載されていました。Do Smartと大きくコピーがあり、メインキャラクターの阿部寛などを起用したシンプルなイメージ広告です。それ以来、インターネットのあちこちにバナー広告が展開されています。これをクリックすすると、シンプルなサイト に行き着きます。このサイトにはCMもあります。テレビでCMやってるみたいですね。よく見ると石原さとみもでている。かなりお金を使っている様子です。まあ、銀行だからいっぱいお金あるんでしょう。
Do Smartなるキャンペーン展開の訴求ポイントはインターネットバンキングです。ダイレクトバンキング(三菱東京UFJダイレクト)を使えば、スマホでもアプリが提供されていて、簡単に残高確認、振込などができるということです。三菱のダイレクトは以前から活用していますが、スマホでは残高確認しか使っていません。古い人間だかから、ダイレクトバンキングでの振込はパソコン端末からやらないと落ち着かない(笑)。
店舗展開型の三菱東京UFJがダイレクトバンキングに力をいれるのはなぜか。ネット銀行に対抗しているのでしょう。日常のお金の管理であれば、ネット銀行で十分です。というよりネット銀行の方がいいのでは、と思います。預金口座の入出金はコンビニATMでできます。普通預金、定期預金の金利もネット銀行が高い(住宅ローンを組むときには体力のあるメガバンクのほうが、最近は低金利のようですが)。
今の時代に、メガバンクを使うメリットは何なのか。決定的な利点が見当たらない。ネット銀行のほうがずっとお得だと思うのですが、違いますか。教えてください。
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2012/07/06
世帯所得が減っています。昨日、厚生労働省が発表した平成23年国民生活基礎調査」によると、2010年の1世帯あたりの平均所得が538万円と前年比11万6千円(2.1%)減少。これは1987年(昭和62年)以来23年ぶりの低水準で、これまで最も多かった94年と比べて約126万円減ったことになります。日経新聞は「世帯所得、昭和に逆戻り」と表現しています。
調査で生活が苦しいと感じている世帯の比率は61.5%で、86年の調査開始以来、過去最高ということです。特に18歳未満の未婚の子を持つ、子育て世帯の減少額が大きく、所得は39万2000円(5.6%)減少。この原因は非正規職員・従業員の割合が増加して、世帯主の収入が減っていることだと分析されているようですが、厳しい数字です。
東京で暮らしていると、若い世代は裕福そうです。高そうな外車に乗っている人も多く、高収入なのだなと想像しています。所得が二極化しているのでしょうか。
それにしても、昭和62年の水準になってしまったとは、いささか驚きです。失われた20年に日本の経済はほとんど成長していないことを改めて実感します。そして経済状況が今後良くなる感じもない。かなり暗い気分になるニュースです。
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2012/07/05
電子出版EXPOが開催されているため、新聞、テレビでは電子書籍の話題を取り上げています。昨日の朝日新聞夕刊では一面トップで<電子書籍「新章」幕開け>と題された記事があります。内容は
「欧米の電子書籍の標準規格『EPUB(イーパブ)』が縦書きの日本語に対応できるようになり、国内の出版界で今後広がる見通しになった」
ということ。記事によれば、日本の電子書籍の規格は「ドットブック」と「XMDF」という二つの規格が主流。ここにEPUBが加わるということですね。初歩的な疑問ですが、なぜひとつの規格に統一されていないんでしょう。ここがよくわからないところ。ちなみにアマゾンは「キンドル日本版を発売予定の米アマゾンは、出版社からEPUBなどで提供を受け、独自規格に転換して配信するとみられている」ということらしい。
電子書籍の課題は言うまでもなく、コンテンツ(本のタイトル)をどこまで増やせるかです。今日の日経新聞には<電子書籍、本格普及へ品ぞろえ課題に>という記事があり、「本格的な普及へ向けてはコンテンツの充実や海賊版対策などの課題が残る。消費者の視点に立った市場づくりが求められている」と指摘しています。
確かに、電子書籍のビジネスは、ユーザーが使いやすいサービスを提供するという姿勢が足りない。いろんな会社がビジネスをばらばらにやっている感じです。規格についても日経の記事では、
「規格と端末が乱立している。購入した電子書籍が将来まで確実に自分の所有物で有り続けることが保証されていない」(ヤフーで電子書籍事業を手掛ける村上臣執行役員の話)
と、問題点として指摘しています。
今年こそ、電子書籍ビジネスは発展するのか。まだまだ課題は多そうです。
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2012/07/04
昨日、小野ヤスシさんの告別式が営まれました。素晴らしいタレントであり、コメディアンであり、ミュージシャンであった芸人がまた一人いなくなってしまいました。小野ヤスシさんはエルヴィス・プレスリーの大ファンであり、生前物まねをみせてくれたこともありました。
通夜、告別式とも本人の希望によりエルヴィスの曲が流されていました。そして、出棺の際には好んで聴いていたという「Help Me Make It Through The Night」が流されました。小野さん、この曲が好きだったんですね。エルヴィスのレパートリーの中では地味な曲です。アルバム『ELVIS NOW』 に収録されていますが、確かシングル曲ではないと思います。
クリス・クリストファーソンというシンガーソングライターの曲です。映画「スター誕生」でバーブラ・ストライサンドと共演するなど映画俳優としても有名な人ですが、いい歌をいくつもつくっています。クリス作の「For The Good Times」もエルヴィスはカヴァーしています。
自分だったら最後の曲は何を選ぶかな、なんてことを考えました。エルヴィスの曲でしょうが、迷ってしまって選ぶことができません。選ばないほうがいいかもしれないです。
このブログを始めたのが、8年前の7月4日です。なんとなく、9年目になりました。いつまで続くのか、自分でも分かりません。しばらくは駄文を書き続けることになりそうです。お暇でしたら、お付き合いください。
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2012/07/03
今年こそ電子書籍元年なのでしょうか。アマゾンがもうすぐKindleを日本で発売しそうな感じですが、楽天がいよいよ電子書籍に進出です。昨日発表された買収したコボ(カナダ)が、日本市場で電子書籍端末「kobo Touch」を19日に発売すると発表し、楽天もサイトでこの端末を発売し、電子書籍マーケットに参入します。
kobo Touchは縦165ミリメートル、幅114ミリメートルで画面は6インチ。薄さ10ミリメートルで重さ185グラムと軽量。1回の充電で最長1カ月使えるというのはすごい。Wi-Fi経由で電子本をダウンロードする仕組み。通信回線経由のダウンロードは割り切って使えない仕様ですが、本体価格は7,980円。ソニーの電子書籍端末リーダーの6インチモデルが16,800円(ヨドバシ.com価格)ですから、この価格はかなり安い。
まあ、電子書籍の価値はどれほど多くのの本がコンテンツとして提供されているかですから、楽天コボはその点が評価ポイントです。ウエブサイトによれば
「koboイーブックストアでは、日本語で約3万冊、日本語以外の言語も含めると240万以上のタイトルの電子ブックがラインナップ」
とのことですが、焦点は日本語の本の数。これは他の電子書籍サービスと比べてもそんなに変わらないです。
でもなぜ、楽天がこれほどまで電子書籍サービスにこだわるのか。日経の報道で、三木谷さんのコメントが紹介されています。
「3年か10年かは予想できないが」とした上で「(出版される書籍のうち)少なくとも20~30%くらい、あるいは50%を上回るくらいが電子書籍になっていくと考えている」と述べた。
楽天のビジネススピードからすると、ゆったりとした感じです。アマゾン対策なのかな。
さて、アマゾンはどのような形で登場するのか。楽しみです。
楽天kobo
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2012/07/02
ジョギング時間が長いので(一日平均1時間くらいですか)、お伴が欠かせません。ウォークマンを付けてのミュージックです。愛用しているウォークマンは装着しても、ほとんど存在感がなくてジョギングにはぴったりです。定期的に曲を入れ替えて、ジョギングの刺激にしています。
最近、よく聴いているのがローラ・ブラニガン。ちょっと前に地下室のCD棚でベストアルバム を見つけました。かつて愛聴していた女性シンガーです。聴いてみると、懐かしい曲がいくつもありました。アマゾンで検索してみたジャケット写真にいくつか見覚えがあったので、きっとオリジナルアルバムもいくつか持っているはずです。いつの頃から、私の中から遠ざかったシンガーでした。
Wikipediaで調べてみたら、2004年に亡くなっていました。47歳の若さです。知りませんでした。かつて大ヒットした「フラッシュダンス」のサントラにもImaginationという曲で参加しています。また、古い人は知っているかもしれませんが『ラッキー・ワン』が第13回東京音楽祭にてグランプリを受賞しています。
パワフルなヴォーカルが特徴のローラ・ブラニガン。今聴いても新鮮です。特に「グロリア(Gloria)」は、聴くたびに気持ちを高揚させてくれる力強い曲で、ジョギングのお伴にはぴったりです。もっと聴きたくなり、4年前にでたコレクションアルバムもアマゾンには在庫がなかったので、別なところからゲットしました。しばらくはこのシンガーを聴くことになりそうです。
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2012/07/01
梅雨明けも間近で、日々のジョギングも気温、湿度のせいで少しきつくなってきました。先月、6月を終わってみれればトータル309キロで、予想外に距離が増えました。ちょっと走りすぎの感があります。
ダイエットには運動がいいのは言うまでもありませんが、ジョギングはどれほど効果的なのか。以前も書きましたが ジョギングでの消費カロリーの計算でいちばん単純なのは「体重(kg) × 距離(km) = 消費カロリー(kcal)」です。たとえば体重60キロの人が5キロ走ったら300キロカロリー消費(1キロ6分のペースで走れば30分で5キロです)。
この数値が大きいと考えるか、小さいと考えるかは、その人の生活習慣によるでしょうね。ジョギングして、おなかがすいていつもより多めに食べてしまうと、せっかくの消費カロリーをすぐに使ってしまいます。
要は消費カロリー>摂取カロリーにすればいいのですが、問題はこの方法。私の場合、消費カロリーはオムロンの「活動量計 ジョグスタイル」 で管理して、摂取カロリーはiPhone APPの「カロリー管理」でやっています。 ジョグスタイルはジョギング中のカロリー、距離も計算してくれるの便利です。ただ、ジョギングの計測はモードを切り替えて行うのですが、消費カロリーがかなり多めにでます。たとえば昨日9キロほど走ったのですが計測は683キロカロリー。体重×距離だと510キロカロリーなのでかなり水増しです。また、APPのカロリー管理では朝食、昼食、間食のカロリーをインプットして、夕飯に食べられるカロリーを算出してます。
おおまかにしかカロリー管理はしていないのですが、さすがに体重は減っています。体脂肪率はついに5%台になりました。減りすぎ。暑くなる今月は、夏バテしないよう、ちょっと暴飲暴食しようと企んでいます(笑)。
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