また逢う日まで
尾崎紀世彦さんがなくなりました。「また逢う日まで」をヒットさせたのが1971年ですから、あれからもう40年以上も経ったのですが、レコード大賞のシーンはいまでも覚えています。この曲は作詞阿久悠、作曲筒美京平のコンビの作品の中でも、特別に印象に残る曲です。
「人間万葉歌~阿久悠作詩集」というCDセットを持っています。阿久悠の作品をレーベルをこえて編んだものですが、もちろん「また逢う日まで」は収録されています。北沢夏音による曲目解説にこう書かれています。
「日本にもスタンダードナンバーは存在する。そしてこの3曲は(他の2曲は「ジョニーへの伝言」と「五番街のマリーへ」)無条件でその中にエントリーされるであろう不朽の名作と断言できる」
「時代のドアを開ける役割を果たした、歴史に残る名曲と言える」
圧倒的な歌唱力で多くの人を魅了した尾崎紀世彦さん。また逢う日まではこれからもずっと歌い継がれていくことでしょう。ご冥福をお祈りします。
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