クールジャパンの行く末
一昨日から始まった各省版事業仕分け、正しくは「行政事業レビュー」が始まりました。こんなことをやっているなんて知りませんでしたが、行政刷新会議がいろいろ批判のあった事業仕分けの手法を使って、各省庁の事業に無駄がないかを検証するものらしいです。
経済産業省のセッションでクールジャパン事業が「抜本的改善」の判定になりました。ネットでの報道からコメントを拾ってみると、
「国内に商圏のないものは海外でも売れない」「国がすべきは知的財産権の保護だ」「国の役割が明確でない」
など厳しい意見があったようです。
クールジャパン事業は経済産業省が2年前に「クールジャパン室」を設置して、本格的に取り組んでいると思われるものです。経産省のホームページにも<クール・ジャパン/クリエイティブ産業政策>として様々な活動、公募事業などが掲載されています。先日のNHKのニュースでもクールジャパンの取り組みが報道されていて、枝野大臣が意気込みを語るシーンが放映されていました。
クールジャパンについては韓国にリードを許している状況など、順調に進んでいるとはいえず、外からみても何をやっているのかよく分かりません。
そもそも、なんでクールジャパンなのか。1990年代後半、イギリスのブレア政権時代に展開されたクール・ブリタニアをコンセプトとした国家ブランド戦略をなぞっただけではないのか。そんな疑問がわきます。国家ブランドを戦略的に行うのであれば、文化庁、外務省、経産省などがばらばらに施策、事業を展開するのではなく、国として統一的な組織でやることが必須です。
クールジャパン事業には11.5億円の予算がついているとのことですが、確かに改善が必要でしょう。枝野さん、ちゃんと考えてください。
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