AKB48の総選挙とは
一昨日の総選挙はどうしてここまで大騒ぎになるのかと、不思議です。AKB48 27thシングル選抜総選挙というのが正式名らしいのですが、どんな選挙なのかまったく分かっていません。。まず、一昨日の朝日新聞朝刊にGoogle+の全面広告に「本日開票」とあり、開票日を知りました。Googleが新聞にこんな大きな広告を打つことは珍しい。かなり大きなお金が動いているようです。
テレビ(CX)で生中継があるのは当然でしょうが、その結果を報じるマスコミの扱いはちょっと異常です。朝日新聞では6段の記事で詳しく開票結果を報道していて、まるで本当の選挙みたい。テレビではNHKの朝7時のニュース「おはよう日本」でかなりの時間を割いて報道。民放なら仕方がないですが、NHKがニュース番組で取り上げるのには疑問を感じます。
AKB48がここまで巨大なパワーを持つ理由は何なのか。AKBをまったく理解していないので断じることはできないのですが、消費財としてのアイドルを生み出すシステムが見事に作りあげられていると思います。それも耐久消費財ではない短い期間で消費される財を作るシステムが構築されているようです。
R25の5/17-6/6号の「結論はまた来週」(いつも愛読しています)で高橋秀実が<『AKB48』の一体、どこがいいのだろう?>と疑問を投げかけています。ちょっと引用させてもらいます。
「顰蹙を買うかもしれないが、彼女たちは取り立てて美人というわけでもないし、歌や踊りも型に合わせようと一生懸命な幼稚園の学芸会のようである」
でもファンに言わせれば、そこがいいらしいと書きます。そして、ある言葉を思い出したといいます。
「悪貨は良貨を駆逐する」
なるほど、そうかもしれません。この国の人気アイドルが見せてくれる光景は、何を示しているのか。ちょっと研究してみたいテーマです。
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