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2012/06/24

日本橋の400年

 久しぶりに江戸東京博物館に行ってきました。このミュージアム、来年で開館20年だそうで、記念特別展「日本橋 描かれたランドマークの400年」が開催されています。日本橋が最初に架けられたのは1603年。以来、火事で何回も焼けて、現在の橋ができたのは1911年。昨年が現日本橋の100周年だったんですね。
 この企画展は江戸から昭和の時代まで様々な画家たちに描かれた日本橋を集めたもので、その数は約130。作品をみていくと、江戸時代には江戸という都市の中心であったことがわかります。賑わいの町を描いた作品がいくつもあり、遙か昔のことながら、その光景はとても生き生きしています。
 葛飾北斎、歌川広重といった浮世絵の大御所の作品も数多く展示され、見応えがあります。すべてこの博物館のコレクションということですが、こんなに多くの作品をもっていたということにちょっと驚きました。
 いまの日本橋は高速道路の下にあり、正直いって存在感は薄くなっています。高速道路を地下に移設、といった意見もあるようですが、簡単には実現しないでしょう。高速道路がない時代にタイムスリップして、日本橋という存在の大きさを教えてくれる、そんな展覧会です。

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