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2012/05/30

リボ払いの仕組み

 クレジット会社からの案内メールにあるお知らせが。曰く、「『□□リボ』でもれなく、○○ポイント1,000ポイント!または○○グループ商品券1,000円分!が当たる♪キャンペーン♪」だとか(伏せ字のところは御推測ください)。□□からリボというのは、店で1回、2回払い、ボーナス払いで購入した支払いを、買物をした後でもリボ払いへご変更できるサービスです。
 そもそもリボ払いというものを使ったことがないので、どんなものか確認してみました。リボ払いとはカードで払った金額を毎月一定額に分けて引き落とすもの。このカードの場合、毎月の支払いは元金定額1万円以上1万円単位で指定します。例えば元金1万円で設定して5万円の買い物をすると、毎月1万円ずつ5か月で支払う仕組みです。
 
 リボ払いのポイントは手酢料がかかることです。カード会社のウエブサイトには、50,000円の商品を、毎月の支払元金10,000円でリボ払いにした例があって、計1,846円の手数料が発生します。これは「リボ払いの利用残高に15.00%をかけて、年365日で日割り計算したものが手数料となるからです。これって手数料というより利率もしくは金利というべきではないでしょうか。
 この手数料で不思議なのは5万円の買い物を5回に分けて引き落としした場合に、手数料は5回発生していること。1回目に1万円を引き落とす日は、一括払いにした場合と同日のはずで、金利は5万円から1万円を引いた4万円に対して発生するはずです。残額4万円に足して4分割で支払うわけですから、手数料=金利は4回しか発生しないことになります。この考え間違っていますかね。だから手数料としているのかな。

 キャンペーンのことに戻ると1,000円分のポイントなり商品券がもらえるのは、3万円以上のリボ払い変更です。ざっと計算すると3万円を毎月1万円引き落とすと手数料は1,000円以下ですが、4万円で毎月1万だと,1000円をこえます。どっちが得かすぐ分かります。手数料というものには気をつけなければいけません。

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