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2012/05/26

減量するとマラソンは早くなるか

 マラソンで早いタイムを出すためには体重を減らすこと、というのは定説ですが、どの程度まで減量すればいいのか。よくきくのは、1キログラム減らすと、フルマラソンのタイムで3分早くなるという説。科学的にはなにか根拠があるのでしょうか。昨日の日経新聞に「速くなるにはまず減量 1キロで3分、本当? 」という記事がありました。
 この記事にあるスピードで走ったときの、体重1キロ当たりの毎分の酸素消費量を求める式が消化されています。
<体重1キログラム当たりの毎分酸素消費量>
Y=0.2X+3.5
 Y=毎分の体重1キログラム当たりの酸素消費量(ミリリットル)
 X=スピード(メートル/分)
 この式にマラソンを3時間30分で走った場合の数字を入れた例が記事にあります。分速は201メートル(1キロをほぼ5分)になる。この値を式1のXに入れて計算すると、マラソンを3時間30分で走るには、1分間に体重1キロ当たり43.7ミリリットルの酸素を消費します。
 43.7ミリリットルに体重をかけると、1分間の酸素消費量が分かります。例えば体重60キロと50キロのランナーを比べると、体重60キロのランナーは1分間に2622ミリリットル、50キロの人は2185ミリリットル。
「2人の酸素を供給し続ける能力が同じとすると、50キロのランナーの方がスピードが出せるということになる」
 ということになります。
 記事にはこのデータから福岡大スポーツ科学部運動生理学研究室の田中宏暁教授が作成した3キロ減量すると、フルマラソンをどれだけ速く走れるかを示した表もあります。例えば、体重が70キロで自己ベストが4時間のランナーは、3キロ減量しただけで3時間48分へと12分も短縮できるといいます。

 しかし、どこまで減量するばいいのでしょうか。軽ければ軽いほどいいのか。減らしすぎるとスタミナ不足にならないのか。こんな疑問もわきます。記事にはマラソンのロンドンオリンピック代表藤原新選手のコメントがあります。
 「もちろん、体重は減らした方がいい。体を絞るとスタミナが落ちると言う人もいるけれど、そんなことはないと思う。軽くなると、着地のときのプッシュが明らかに楽になってリズミカルに走れる。体重が減るとフォームも良くなる」
 といいます。また、
「現在は53キロ、マラソンの本番は51.5キロ、体脂肪率3%で走りたい」
 すごい。
 藤原選手は身長167センチで、私と同じです。小生の今月の平均体重は56.8キロ、体脂肪率6.8%なり。まだまだ減らしてもいいということかな。でも、オリンピック代表でもないんだからここらあたりで手を打っておいてもよさそうです。

 

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