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2012/05/13

生命保険の複雑さと商売

 昨日の夕刊にチラシが1枚入ってきました。夕刊には珍しい折り込みチラシですが、「皆さんの口座に眠らせているお金はありませんか」とあります。休眠口座を思い出させるチラシかと思いましたが、違いました。「5年ごと利差配当付 養老保険」と書いてあるので、どうやら保険の広告チラシです。
 またお金についての例が記載があります。

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「満期を迎えられた場合」の説明として「全期前納保険料合計が78万7895円」、「満期保険金100万円」、そして大きく「返戻率126.9%」とあります。これだけだとよくわかりません。78万ほどを一括で収めると100万円になるのかな? よく見ると詳しい説明があり保険期間が20年とわかりました。つまり20年預けるとこの金額になるということ(計算すると複利年率2.14%くらいの利回りです)。ただしこの金額はあくまで30歳女性の例で、年齢が高くなったり、男性だと保険料はアップするはずです。
 この保険に限らず生命保険は商品体系が複雑です。ちょっと前に日経新聞に「一時払い終身保険、解約トラブル急増 預金と混同 」という記事がありました。記事には「銀行の窓口で販売され、契約時に保険料を一括して払う『一時払い終身保険』のトラブルを巡る相談が急増している」。この一時払い終身保険は保険料を全額前払いして、死亡時に保険金がもらえる掛け捨てではない生命保険ですが、途中で解約すると時期によっては当然元本割れします。「中途解約では『元本保証』されないケースが多く、定期預金と混同して契約する高齢者が目立つ」。生命保険を銀行の窓口ですすめることには、問題がありそうです。
 先の養老保険は20年満期ですが、その前にお金が必要になって途中解約すると確実に元本割れします。生命保険を複雑にしているのはうまく商売をするためなのか、と思えるほど内容はすぐに理解できないほどになっています。きっと誰かが儲けているんでしょうね。

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