代官山の蔦谷書店
一昨日発表になった本屋大賞の話題を昨日のNHK「おはよう日本」で取り上げていました。番組では書店での本屋大賞前から発表までの店頭プロモーションの様子がレポート。テレビに登場した店員さんが一ヶ月に70冊の本を読むという本好きで、なかなか面白い内容でした。
この店員さんがいるのは、代官山の蔦谷書店です。昨年暮れに開店して以来、なにかと評判になっているようで、今更ですが先日行ってみました。代官山の駅からちょっと歩くヒルサイドテラスのそば、旧山手通り沿いにあります。以前何があたったんだろう。このあたりを歩くのは久しぶりなので、まったく思い出せません。
蔦谷書店とは、TSUTAYAがつくった新しい店舗です。TSUTAYAと言えばCD、DVDのレンタルショップが思い浮かびますが、ここは書店とレンタルが対等に置かれている店舗です。書店の特徴は、扱っている本のジャンルを絞り込んでいること。5つの専門書店で構成する展開で、「人文・文学」「アート」「建築」 「クルマ」「料理」の5カテゴリーそれぞれの本が書斎のような狭めの空間にある棚に並べられています。ある意味、偏ったジャンルの選択で、かなり冒険とも思えます。
書店が1階で、2階はCD、DVDのレンタル。ここはかなりの豊富な在庫があります。個人的な趣味ですが、エルヴィス・プレスリーのCDが50種類くらいはあったでしょうか。これにはいささか驚きました。
大型書店が広がる中、ジャンルを絞った書店は今後のひとつの方向性ではないかと感じます。蔦谷書店の今後が楽しみです。
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