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2012/04/08

シニア海外ボランティア

 電車の中吊りで見かけた「シニア海外ボランティア」というもの。前からなんとなくきいてはいるという情けない状態ですが、説明会にでてみました。場所は広尾にあるJICAのビル。こぢんまりと行われていると思い込んでいましたが、50人以上が参加していました。
 すでにご存じの方が多いでしょうが、シニア海外ボランティアは満年齢で40~69歳の日本国籍を持つ人が対象で1年に春と秋の2回募集があります。開発途上国への派遣で、期間は基本的に2年間(短期ボランティアもあります)。今回は平成24年の春募集についての説明会です。
 最初に実際にボランティアで活躍された方を取材したビデオが上映されます。その後、応募から派遣までのスケジュールの説明。そしてボランティアで派遣されたかたを招いての体験談と質疑応答があり、終了。
 概要は理解できましたが、実際にボランティアとして働くのはかなりハードルが高いと感じました。ボランティアの仕事内容はボランティアを求める国からの要請によりますが、専門的な内容が多いです。いまさらながらですが、自分が専門性がないのを実感します。
 また、語学力も必要で、JICAのレベル分けでは1つの資格としてTOEIC640以上730点未満がBレベル、730点以上がAレベルとされています。Bレベル以上の条件が少なくないし、スペイン語、フランス語が必須のことも少なくありません(これも検定試験などでレベル分けされています)。加えて現地語も条件だったりします。これは派遣前の研修で習えるようですが、これもハードル高そう。
 とてもすぐに応募できることができそうにないレベルということがよくわかりました。ボランティアも生半可な姿勢では駄目です。まだまだ、鍛えないといけません。

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