2012/04/30
ブランドだけでは大学はやっていけないことを痛感します。今朝の日経新聞に掲載されている「東京女学館大、16年に閉校」のニュースにはいささか驚きました。東京女学館の中高は東京地元民にとってはブランド力を持っていると思われる学校です。最近のブランド力は昔ほどでないかもしれませんが、なにせ「明治期に伊藤博文や渋沢栄一が設立に携わった「女子教育奨励会」が起源です。その東京女学館の大学(4年制)が平成16年で閉校です。
記事によれば「大学全入時代を迎える中で学生募集がうまく行かず、累積赤字が約25億円に膨らんでいた」とあり、開校以来11年連続で定員割れの状況でした。その原因のひとつとしてとして指摘されているのが、「首都圏の女子大と比べて高い学費」。ウエブサイトをみると、授業料、施設運営費をあわせて、144万円。確かにこれは高いです。価格設定が間違っています。学費が高いならば、それに見合ったサービスが必要なのですが、それがなかったのでしょうね。
ウエブサイトで初めて知ったのですが、この大学は南町田にあるんですね。ここも成功しなかったポイントかも。ブランド女子大はやはり都心にキャンパスがなければいけません。学費、ロケーションなど経営戦略上の問題が指摘できます。大学全入時代に向かい、生き残れない大学も今後更に増えていきそうです。
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2012/04/29
昨日のNHKスペシャルで「いま年金に何が~AIJ事件 そして公的年金~」を見ました。番組ではAIJ事件から企業年金のことまでカバーし、様々な問題が提起されています。そもそも年金制度というのはかなりわかりにくいものです。正しく理解していない人のほうが多いでしょう。
先日、ねんきん定期便が届きました。この定期便、誕生日あたりの時期にくるものだということを知ったのは最近のこと。毎年、水色の封筒で来てましたが、今年からはがして広げるタイプの葉書になっています。葉書の表にはねんきん定期便と小さく書いてあるので、日本年金機構から何かきた、くらいの感じです。要は簡素化ですね(ネットでも報じられていました )。
簡素化されたため、記載されている情報も減っています。これまで収めた年金の金額、期間、最近の納付状況、そしていちばん大事な年金見込額。これくらいしか情報はありません。そもそも年金というのは何歳からもらえるのか。まだもらっていない人はみんなわかっているのでしょうか。この情報がねんきん特別便に書いてあるわけですが、この読み方(理解の仕方)をマスター(?)したのはこれも最近のことです(苦笑)。
私の場合は一部の年金が62歳から、そして全額が65歳からもらえます。年金に詳しい人はこれでいつごろ生まれかわかりますよね。
NHKの番組でも取り上げていましたが、年金制度でいちばん重要なのは年金積立金問題。ほんとに枯渇するのか、それもいつなのか。いまは正解がないようで、ここが恐い。あまり考えたくありません。
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2012/04/28
先日、ポストにとある銀行のチラシが入っていました。最寄りのメガバンクからです。この中に「外貨預金 特別金利キャンペーン」というのがありました。これちょっと前の日経新聞にも広告が載っていて、ちょっと気になってました。キャンペーンの概要はこうです。
・米ドル、オーストラリアドルの外貨預金にキャンペーン期間中に申し込むと、特別金利を適用する。
・例えば米ドルだと1ヶ月もので年利12%、3か月もので4%に金利。ただし、この期間後は通常の金利にて運用。
・申込み金額は1万ドル以上300万米ドル以内。
円預金の定期預金でさえ、メガバンクでは300万円以上を10年預けても0.02%ですから、12%の金利は破格です。適用期間は12%の場合1か月ですが(4%で3か月適用と同じこと)、利息はどれほどでしょう。例えば、1万米ドルを預けた場合の例がチラシにあります。
・1万米ドル×9.6%(12%の金利に20%の税金がかかる)×30/365=78.90米ドル
1ドル80円と仮定すると、金利は6312円。80万円くらい余裕資金がないといけないですが、1か月でこれだけ儲かるわけですから、いい話かな。
実はそうはうまくはいかない。円で外貨預金に預け入れた場合、円から米ドルへの交換費用(為替手数料)がかかります。この銀行では1米ドルあたり1円の手数料。すなわち1万米ドルだと1万円かかるわけです。金利で6320円儲かっても、手数料で1万円とられるので、赤字です。
こんなんで、外貨預金する価値があるのか。外貨預金はいうまでもなく為替変動がポイント。1ドル80円のときに預け入れ、円安になり例えば1米ドル85円になれば、1万米ドルで5万円の利益がでます。でもその逆、1米ドル75円になる可能性もあるわけです、こうなると5万円の損となります。更に、為替レートで儲かっても、米ドルから円に戻すには1米ドルあたり2円かかります。1万米ドルを円にすると、2万円かかるわけ。
なんか、手数料で儲けているとしか感じられませんが、違いますか。これらのことはチラシには明記してあるんですが、消費者は全部理解して読んでいるかは疑問です。ちょっと難しい言葉ですが、お金のことを理解する能力、マネーリテラシーが現代ではとても重要ではないか。そんなことを思わせてくれた銀行のチラシです。
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2012/04/27
朝日新聞に載っていた広告で知ったプラレールアドバンス 。新聞広告のコピーは「新線開通! あなたのためのプラレール、できました。」。これはターゲットを大人にしてますね。
プラレールアドバンスの売りは、プラレールのレールの片側走行ができること。ウエブサイトには
「単線レールを複線レールとして新たに活用する革新的なシステムのデザインチェンジを実現しました」
とあります。専用のレールもありますが、家にあるレールを活用できるのがポイントです。
複線走行のため、ギリギリのすれ違い走行を実現。
「鉄道の魅力である、実車さながらのギリギリのすれ違いシーンをプラレールのレールで再現するというチャレンジ。これまで1本のレールで1車両が走るところを複線に見立てて2車両が走ります」
面白そうです。肝心のお値段ですが、4両編成の単品車両が2,625円とお手頃価格。 鉄道模型はやりたいけど高い、という人にはぴったりです。
我が家には息子のために買った膨大なプラレールが死蔵されています。これを活用する道が開けたということです。欲しいです。
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2012/04/26
少し前に日経新聞に販売店からのお知らせチラシが入ってきました。「新聞購読料 日割り計算変更のお願い」という内容です。新聞を都合で何日か休読したときに、講読料金を割り引く料金体系の変更がグラフで書いてあります。新聞を日割り計算で購読料を払ったことがないので、どう変更になったかがわからず、ピンと来ません。
お知らせのチラシ曰く「従来はお客様のご都合で新聞を休読された場合、ご不要の新聞は販売店が在庫としてかかえ、日経本社には仕入れ代金を払ってまいりました」とのこと。しかし、「昨今の厳しい経済状況の中」で講読の日割り計算を変更するとのこと。前はどんな料金体系だったのか教えてくれなから、すっきりしないなあ。
このチラシのため新聞の購読料とか調べていたら、日経新聞本誌の月ぎめ購読料は(朝夕刊セットの場合)4383円という半端な金額であることに(今更ですが)気づきました。なぜ、4383円などという端数なんでしょう。
電子版の有料会員になっているので、ふと「朝刊だけににして、夕刊は電子版で読めばいい」というずるいアイディアを思いつきましたが、夕刊がある地域では朝刊だけ講読という料金は設定されていませんでした。夕刊のない産経新聞以外、朝日、読売、毎日とも朝夕刊のセットのみです。以前は朝刊だけ、という選択があったように記憶していますが、間違っているかな。
新聞購読料って高いのか安いのか。もう少し考えてみたほうがよさそうです。
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2012/04/25
先週の日曜日に地元目黒区の区長選がありました。現職の青木区長が3選を勝ち取り、波乱のない選挙でした。区長選は穏やかに終わりましたが、目黒区の財政は大揺れです。昨日の日経新聞朝刊東京・首都圏経済面に「目黒区、23区で財政指標最悪 財政再建が急務」という記事がありました。
記事によれば、「基金残高や、人件費など固定費負担の割合を示す財政指標は23区の中で最悪」とのこと。悪いとは聞いてましたが、かなり重病です。基金については「財源不足に備えて積み立てる財政調整基金は大型事業の推進などで取り崩し、10年度末で34億円と23区で最も少ない(23区平均は196億円)」。これはまずい。
この基金取り崩しの原因は、いくつもの大型事業。「都立大跡地開発(約203億円)、区役所の新庁舎移転(約244億円)、碑文谷公園の整備と用地取得(約127億円)」と膨大なお金を使っています。
09年度の税収は628億円なのに、なんでこんなに使えるんだろう。議会が機能しているとは思えません。
また、ダイヤモンドオンライン に東京23区の人口動向についての記事があります。2010年の国勢調査によるもので、これによると日本全体ではわずか0.2%の増加ですが、で東京都は5.4%の増加です。しかし、23区では人口数の変動はまちまちで、目黒区は-12%人口が減少し「目黒区は11位から20位へと、こちらは順位を急降下させている」となっています。
かなりまずい状態の目黒区ですが、区長選の投票率は26.94%。なにも考えていない住民が大半ということです。かなり心配。どうにかしようよ。
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2012/04/24
東京でミュージアムというと大きな展覧会をやっているところが思い浮かびますが、中には小さいながら個性豊かなミュージアムも少なくありません。四谷にある東京おもちゃ美術館 はユニークな活動を行っているミュージアムです。
東京メトロの四谷三丁目の駅から歩いて10分弱のところにある美術館は廃校になった四谷第四小学校校舎に入っています。この建物は昭和11年竣工という歴史があります。東京おもちゃ美術館は以前は中野にあったのですが、2007年地元住民の誘致をうける形で移転して、リニューアルオープンしたものです。
東京おもちゃ美術館は認定NPO法人の日本グッドトイ委員会によって運営されている私立のミュージアムです。公立の美術館はどこも財政面で厳しい状況ですが、私立のミュージアムも状況は同様です。おもちゃ美術館は、独自の運営方法で、活動を継続しています。
運営面での特徴で注目されるのは、一口館長とおもちゃ学芸員という制度です。一口館長は美術館基金への寄付をすることで、様々な特典があります。例えば1万円以上を寄付すると、寄付者の名前入りの積み木が入り口に飾られます。個人の寄付募集ですが、一口館長というネーミングがうまいと思います。
またおもちゃ学芸員は、ボランティアのことです。一般的にミュージアムのボランティアは報酬はありません(ボランティアだから当然)。これに対しておもちゃ学芸員になるためには指定された講習を受けなければいけませんが、これが有料講習です。つまり、おもちゃ美術館でボランティアをするためには無償ではなく、お金がかかります。なかなか素晴らしいシステムです。
おもちゃ美術館の来館者は子どもと親や祖父母がほとんどですが、おもちゃ学芸員の方はいきいき来館者に対応しています。とても楽しそう。この美術館では来館者よりボランティアのおもちゃ学芸員が主役ではないかと思えるほどです。
東京おもちゃ美術館は、小さいながらとても魅力的なミュージアムだと思います。大人の方でも楽しめます。ぜひどうぞ。
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2012/04/23
お台場にTOKYO CULTURE CULTUREというところがあります。つい最近まで知らなかったのですが、ニフティ(このブログはニフティです)の運営している飲食しながら音楽やトークなどのイベントを楽しむスペースです。ウエブサイト にはネットとリアルをつなぐ新世代イベントスペースとあります。開催されているイベントは硬軟いろいろな内容で行われています。
一昨日は「ミュージアム・トリップ vol.3 ~対話式鑑賞法って何?!~」 に参加してきました。若手の研究者、学芸員の方が、ミュージアムで作品について語り合いながらの対話式鑑賞法をテーマにトークを行う内容です。ミュージアムでは一人だけで見ることが多いので、この対話式鑑賞法は新鮮な視点を与えてくれます。「ミュージアム・トリップ」は3回目で、初回に続いて参加したのですが、どこかで行われていそうで、なかなかないタイプの内容で、面白いなと感じました。(イベントの内容はUstreamでみることができます )
TOKYO CULTURE CULTUREのウエブサイトをみると、他にも面白そうなイベントがあります。例えば「探偵入門 第1夜 ~SNS、スマホを使ったソーシャル探偵術!~」 。最近、探偵はやっているんですかね。イベントは全体的にマニアック系が多いみたいですね。それなりにファンがついているのかもしれません。ニフティも面白いことをやってます。
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2012/04/22
今週は何故かお台場に2回も行ってしまいました。めったに足を踏み入れない街ですが、風景は少し変わっていました。月曜日にはフジテレビに行ったのですが、その手前に真新しいビルが出来ていました。Diver Cityとあります。ずっと前からあると思い込んでいましたが、この19日にオープンのダイバーシティ東京プラザでした。
昨日、今週2回目お台場の帰りにダイバーシティに寄ってみました。ここの売り物のひとつに大きなガンダムがあります。
人だかりができて、写真を撮っている人が沢山。ダイバーシティにはガンダムフロント東京 という展示施設もあります。
ダイバーシティは三井不動産が開発、ららぽーとがやっているいわばショッピングゾーンです。ブランドショップと飲食店が混在する大きなビル。昨日は開店3日目、初めての週末ということでものすごい人で、歩くのも大変。特にあてもないので早々に引き上げてきました。
平日の月曜日に行ったときは人がまばらだったお台場。平日と週末の格差が激しい街のようです。お台場も遊べる街になりつつあるのでしょうか。
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2012/04/21
昨日、朝のNHKニュースで放映されていましたが、最近はダイエットも進化しているようです。スマートフォンで食事の写真を撮ってアップすると、カロリー、食事バランスなどをアドバスしてくれる親切なアプリがあるんですね。また、番組では最新の万歩計が紹介されていました。今や万歩計というのは古語になりつつあり、活動量計が主流になりつつあります。
活動量計は、歩数だけでなく、一日の走活動消費カロリーを測定するものです。どうやら最近社食で有名なタニタが作ったのが始めらしいです。タニタは「カロリズム」というブランドで展開してます。この活動量計、進化して今はジョギングのカロリー、歩数まで測定できるのが登場しています。
長らくオムロンの歩数計Walking style というのを使っていたのですが、先々月同じオムロンからJog styleという活動量計が出たので、買い換えました。このJog styleは活動量計でジョギングのデータも測定でき、更にパソコンへのデータ転送で管理が可能です。以前使っていた万歩計は専用ソフトでデータを管理していましたが、新しい活動量計はパソコンへの転送したデータをオムロンが運営する「ウェルネスリンク」というサイトで管理します。
このサイトでは自分のデータ管理に加えて、いろんなイベントが行われています。参加してるのは<春ジョグでココロもカラダもリフレッシュ!>。活動量計ではランニング、ジョギングは別モードでデータが記録され、走行距離もデータとして記録されます。この記録でランキングをつけるイベントです。3月16日から4月30日がイベント期間ですが、ただいま600人ちょっとの参加で13位あたり。ウェブで皆さんと競争するのも楽しいものですね。
もう万歩計と言えないほど、歩数計は進歩しています。
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2012/04/20
毎週木曜日は『モーニング』と『週刊文春』を買うのが習慣化しています。昨日もジョギングの帰りにいつものローソンで2誌をレジで精算するのに1000円札をだすと、お釣りが290円。??? 300円のお釣りだったはずなのに。何かの間違いか。
よく見るとモーニングが330円になってます。それも「定価330円」と表示されています。値上げです。つい先月には週刊文春が350円から380円に値上げになったところなのに、モーニングも追随ですか。330円が高いのか、安いのか。ビッグコミックスピリッツは330円、ヤングジャンプは320円ですから、まあ330円でも320でもいいって感じですか。
日本経済はデフレで、日銀は消費者物価指数の目標上昇率を1パーセントとしています。その意味ではモーニングの値上げは物価上昇に貢献しているわけですね。
この値上げ、告知、お知らせが見当たらない。先週号、今週号と探してみたのですが……。どこかにこっそり書いてあるのか。値上げをするということは、やはりモーニングもちょっと苦しいのでは、と疑います。デフレ経済ながら値下げした雑誌というは聞いたことがありません。出版業界は状況はなかなか厳しいようです。
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2012/04/19
電子書籍の本格的な普及が進まないとされる日本ですが、それは書籍にフォーカスしたときのことではないでしょうか。コミックの電子化は携帯電話向けにすでにかなり普及していて、(コミックを読む習慣がないのでよくわからないのですが)スマートフォンでもかなり広がっているのでしょう。そして雑誌のデジタル化はコンテンツも増え、充実したものになっています。
電子書籍販売サイトのhontoを例にすると、、ビジネス、文芸、スポーツ、趣味、エンターテイメントなどなどいろんなジャンルの雑誌が揃ってます。膨大な雑誌点数からすれば、まだまだ電子化された雑誌は少ないのかもしれませんが、200以上あるでしょうか。
電子書籍の最大手、Amazon.comのkindleで現在購入できる雑誌の数は所有しているkindleでは122です(これ以外にアンドロイドアプリのリーダーがかなりあります)。これ、たとえば2年前と比べてあまり増えていないのは。日本の電子雑誌のほうが数としては多いですね。
電子雑誌が買えるサイトがいくつもありますが、面白いのはzinio 。以前も触れましたが、アメリカのサイト日本版ですが、日本の雑誌に加え、洋雑誌も購入できます。電子なので安い。例えばNewsweekは54冊(1年)で2,540円です、一冊あたり50円弱(ちなみにkindle版でも月2.99ドルします)。電子版はおそらく紙の内容がすべて入っていないのではと推測するのですが、それでも安い。
iPadなどタブレットの普及もあり、点数は増えていく気がします。日本の電子雑誌は意外な進化をしているようです。
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2012/04/18
昨日の朝日新聞一面に「アマゾン、40社と配信合意 学研・主婦の友・PHP研究所…」と題された記事が大きく載っていました。記事によれば
「 出版大手の学研ホールディングスと、主婦の友社、PHP研究所など複数の中堅出版社が、インターネット通販最大手のアマゾンと電子書籍サービス「キンドル」日本版の配信契約で合意した。3社より小規模な出版社を含めると合意は40社以上に上る模様だ」
とありますがmこの記事、朝日新聞の独自取材によるもののようで、他誌にはありません。ネットでの後追い記事によれば、名前の上がっている出版社はアマゾンとの合意を認めていません。さて、真実はどうなんでしょうね。
アマゾンといえば、先週ジェフ・ベゾス最高経営責任者が日経新聞のインタビュー取材で
「日本国内で電子書籍サービスを『年内に開始する』と明言した」(4月13日 日経新聞電子版)
と答えています。
アマゾンと出版社の交渉状況はほとんど報道されていません。日本の出版市場の独自性もあり、そこが壁になっているとも思われます。
「 アマゾン自身、開始時期を計りかねている。日本でキンドル事業を始めるには国内出版社の協力が不可欠。だがそのほとんどは、アマゾンが提示した契約条件に「NO」の意志を示し、あるいは『様子見』を決め込んでいた」(4月10日 日経新聞電子版)
ユーザーとしてはできるだけ早くキンドルで読書をしたいところです。いつになるのかな。
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2012/04/17
昨日、友人と新橋で飲みました。サラリーマンの聖地とも呼ばれる新橋ですが、ここで一杯やるのはめったにありません。駅前から路地に入り込んで、一軒めの店は、魚金。このあたりでは有名な店らしいです。友人が席を予約してくれたのですが、席を取るのもなかなか大変らしいです。
魚介が売り物の店で、刺し盛りは値段の割にボリュームがあります。これで確か1560円。
ただ、お酒はちょっと高めです。人気店のため、2時間半の時間制限で店をでて、2軒めへ。あてもなく、ニュー新橋ビルの地下へ。ここへ足を踏み入れたのは何年ぶりか。ちょっとディープな雰囲気。月曜日だからか、人は少なめ。何軒かの店でおねえさんが呼び込みをしています。ぐるっと一回りして、とある中華屋へ。ふつうの店でした。
もっと探検したかったところですが、夜も更けたので引き上げました。新橋も変わりつつあるようです。
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2012/04/16
自由ヶ丘駅のすぐそばに「ほけんポート」という店舗があります。ちょっと離れたところには「保険の窓口」という店もあります。この店舗、乗り合い代理店というもので、複数の保険会社の商品を販売する代理店です。このビジネスが急成長していることを最新号の「週刊ダイヤモンド」最新号の特集<騙されない保険>で知りました。
特集の中の「セールスマントークにご用心」という記事で乗り合い代理店のレポートをしていますが、驚いたのは代理店の販売手数料の高さ。例えばソニー生命の終身型変額保険・特級だと50%、すなわち月4万、年48万払う保険だと手数料は24万。生命保険って利益率(粗利率かな)が高い商品なんですね。
ダイヤモンドの特集では医療保険についても細かくレポートされています。医療保険、医療特約への加入率は93%だそうです。ほとんどの家庭が医療保険に加入しています(うちは入っていないので少数派です)が、これも商品が複雑で加入者がその中身、価値を十分に把握していないのでは思います。記事にくわしくレポートされ、興味深く読みました。
橘玲の『臆病者のための株入門』(文春新書)にはこんな表現があります。
「彼らは(生命保険会社のこと)、『家族の愛情』を提供すると称して”ぼったくり”系の商品を大量販売する奇怪な商法を得意としているからだ。そもそも生命保険というのは、その仕組みから見れば宝くじと同じである」
消費者は保険に対してもう少し賢くなる必要がありそうです。
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2012/04/15
先日、『running times』というアメリカの雑誌を見つけて、ちょっと読みたくなりどこかで買えないかと探しました。Amazon.comで1年分10冊で10ドルというプライスでありましたが、日本からは注文出来ません。いろいろ探していたら、Zinioというサイトで買えることがわかり、一冊購入。ただしこれは電子版で、パソコンでの読書スタイル。 Zinioは初めて使いましたが、どうやらアメリカのサイトの日本版のようです。
電子書籍のサイトはいつの間にかかなり増えていて、Zinioのような海外からのサイトも参入しています。電子書籍といえばNHKのテキスト電子版はかなり点数が拡大しています。語学テキストに加えて趣味関連の番組テキストも電子化されているものが多数あります。電子版テキストで気になるのは対応デバイスです。NHKのウエブサイト によれば、電子書籍販売サイトによって対応状況はさまざまです。
NHKのテキストを買えるのは現在8つのサイト。海外製のZinioも入っています。どのサイトもパソコンに対応し、iPhone、iPad、Androidは対応していないところもあります。Hontoでは1つ買えば、どの機種でも読めるというマルチな対応で、これはいいですね。
しかし、NHKの語学テキストを電子版は使いづらい。昨年、GALAPAGOSで試しに半年使ってみましたが、やはり紙もほうがいいと感じます。ひとそれぞれでしょうが、語学テキストはマーカーでチェックする習慣があるため、電子版はここが弱い。電子版でもマーキング機能はあるみたいですが、アナログマークほどの効果がないように思います。
ただ電子版は物理的な在庫(邪魔にならない)という利点があります。テキストはすぐ溜まってしまいますからね。理想は紙とデジタル両方持つことかもしれませんが、これだとコストがかさみます。
語学テキストの電子版、活用している人は多いのか、これから普及していくのか。ちょっと考えてしまいました。
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2012/04/14
郵政民営化改正法案が一昨日、国会で可決。北朝鮮のミサイル問題もあってテレビのニュースでは大きく(というかほとんど)報じられていません。郵政民営化の問題をちゃんと見てこなかったこともあり、間抜けな話ですがどうもこの郵政民営化改正法案のことがよくわかりません。
今回の改正法案は、公明党が主導し、国会では民主、自民、公明3党が合意して法案が可決しました。郵政民営化って小泉政権のときあれだけ大騒ぎして、選挙で「刺客」とか「小泉チルドレン」とか大騒ぎして、法案を通した大事でしたよね。何故、改正法案を作る必要があるでしょう。民主党が政権をとったからですか。政権が変わると、法案は反故にされてしまうものなんでしょうか。小泉元首相はどう思っているのでしょうね。
今回の法案可決に際し、自民党で反対したのは中川元幹事長、小泉進次郎など4人だけ。中川さんはこう言っています。
「自民党は輝かしい10年の歴史を自己否定した」
なぜ自民党は考えを変えたのか。どうして民営化法案を変えなくてはいけないのか。初歩的な疑問に答えて欲しい。
自民党の造反議員への対応も不思議。
「採決後の執行部の対応も迅速だった。大島理森副総裁は党本部に菅、平、小泉3氏を個別に呼び『一致団結が一番肝要だ』と厳重注意。中川氏にも電話で同様の注意をしただけで済ませた」(日経新聞)
造反議員への甘い対応です。
この郵政民主化改正法案の成立を見ていると、民主、自民、公明の3党の馴れ合いではないかと感じます。これらの政党に多くは期待しないほうがよさそうです。
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2012/04/13
父の古い貰い物から昔の酒を見つけました。ジョニーウォーカーです。高級なウイスキーだという記憶があります。酒が飲めるようになった若い頃には、もっぱらサントリー、ニッカなどの国産ウイスキーを飲み、ジョニーウォーカーのような輸入品はほとんど飲む機会はありませんでした。
ジョニーウォーカーには5つのラベルがありますが、馴染みのあるのは赤ラベルと黒ラベル。それぞれジョニ赤、ジョニ黒と呼ばれていたのを思い出しました。見つけたジョニーウォーカーは黒ラベル。いまの製品 とはボトルデザインが違います。
高級品だったジョニーウォーカー。ウキペディアによれば「1957年当時、ジョニ黒は1万円で売られていた。当時の1万円は大卒初任給の二ヶ月分に相当する」そうです。今はネットで検索すると、2000円ちょっとで買えます。隔世の感があります。
ボトルには「ウイスキー特級」と書かれたラベルが貼ってあります。かつてはウィスキーは等級があったんですね。
三菱商事が輸入していたことが、ラベルからわかります。今はキリンビールが販売しています。
また、ウイスキーが入っていた箱から珍しいものを見つけました。仙台の百貨店「藤崎」のカード。ここにあるマークはいまのものとは違います。いつごろのものなんでしょうね。
何年前のことなのか。昭和の時代でしょうが、懐かしくなるジョニーウォーカーです。
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2012/04/12
一昨日発表になった本屋大賞の話題を昨日のNHK「おはよう日本」で取り上げていました。番組では書店での本屋大賞前から発表までの店頭プロモーションの様子がレポート。テレビに登場した店員さんが一ヶ月に70冊の本を読むという本好きで、なかなか面白い内容でした。
この店員さんがいるのは、代官山の蔦谷書店です。昨年暮れに開店して以来、なにかと評判になっているようで、今更ですが先日行ってみました。代官山の駅からちょっと歩くヒルサイドテラスのそば、旧山手通り沿いにあります。以前何があたったんだろう。このあたりを歩くのは久しぶりなので、まったく思い出せません。
蔦谷書店とは、TSUTAYAがつくった新しい店舗です。TSUTAYAと言えばCD、DVDのレンタルショップが思い浮かびますが、ここは書店とレンタルが対等に置かれている店舗です。書店の特徴は、扱っている本のジャンルを絞り込んでいること。5つの専門書店で構成する展開で、「人文・文学」「アート」「建築」 「クルマ」「料理」の5カテゴリーそれぞれの本が書斎のような狭めの空間にある棚に並べられています。ある意味、偏ったジャンルの選択で、かなり冒険とも思えます。
書店が1階で、2階はCD、DVDのレンタル。ここはかなりの豊富な在庫があります。個人的な趣味ですが、エルヴィス・プレスリーのCDが50種類くらいはあったでしょうか。これにはいささか驚きました。
大型書店が広がる中、ジャンルを絞った書店は今後のひとつの方向性ではないかと感じます。蔦谷書店の今後が楽しみです。
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2012/04/11
Googleが正式に発表したArt Projectへの国内の博物館・美術館の参加のニュースにはちょっと驚きました。Google Art Projectは確か昨年の2月頃に始まりました。美術作品の高解像度画像や館内の360度画像をインターネット上で見られるサービスですが、当初は英語バージョンしかなく、ほとんど訪問することはありませんでした。このニュースを聞き、久しぶりにサイトにいくと、日本語化されています。
今回、Art Projectに参加するのは足立美術館(島根県)、大原美術館(岡山県)、国立西洋美術館(東京都)、サントリー美術館(東京都)、東京国立博物館(東京都)、ブリヂストン美術館(東京都)の6館。まだ数は少ないですが、足立、大原、サントリー、ブリヂストンという私立の大所と2つの国立ミュージアムが参加していて、スタートとしては充実したコンテンツになっています。
Art Projectにはすでに3万2000点以上の作品が収録されています。そのうち国内のミュージアムからは国宝16件、重要文化財51件を含む美術作品計567件が閲覧できるとのこと。特に「
東京国立博物館所蔵の国宝「観楓図屏風」(狩野秀頼)、足立美術館所蔵の「紅葉」(横山大観)の計2点を70億画素の超高解像度で撮影、同プロジェクト上に公開した」(日経新聞)
とのこと。70億画素ってどのようなカメラなんだろう。
Googleの取り組みは素晴らしいと思うのですが、なぜこのようなことを国内でできるところがないのでしょう。そこがいちばんの問題でしょう。企業とかに頑張って欲しいのですが。無理なのでしょうか。
Google Art Project
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2012/04/10
4月にはラジオの英語講座も新しく始まっていますが、相変わらず「ラジオ英会話」を聴き続けています。今更ですが、語学講座を始めたのはいつの頃か、と思い出そうとしています。それは昨日の朝日新聞夕刊に「モダンガールは母譲り」という記事が載っていたせいです。
夕刊の一面に連載されている人脈記というコラムで、<あの頃のアメリカ>なる記事にマーシャ・クラッカワーさんが登場しています。このコラムに冒頭にこうあります。
「田崎清忠(たざききよただ)(81)は1977年までの16年間、NHKテレビで英会話講師をしていた。その番組で最後のアシスタントだったのがマーシャ・クラッカワー(60)である。」
朧気な記憶を辿ると、NHKのテレビ英会話を見ていたのは、1972年。講師の田崎先生のお相手をしていたのがマーシャ・クラッカワーさんでした。ウキペディアでは生年は明記されていませんが、ここでは60歳と明らかになっていますね。5つばかり年上だったんですね。
当時、日本人とアメリカ人という区分けが厳密で、バイリンガルなんて言葉のなかった頃です。マーシャ・クラッカワーさんは生粋の(?)外人と、当時純粋な高校生は思い込んでいました。しかし、マーシャさん実質日本人。お母さんは日本人、お父さんはニューヨーク育ちのアメリカ人ですが、東京に住んでいたので日本語もできます。
番組にでる際、マーシャさんはNHKから頼まれたことがあったと記事にあります。
「日本語は話せないし、わからないことにしてほしい――そう言われたのだ。」
当時、日本の外人観(白人観)を表しています。
当時純粋だった高校生はマーシャ・クラッカワーさんはまったくの外人(?)と思って、一生懸命英会話を勉強していましたよ。楽しい異国疑似体験といっていいのかもしれません。
その時から比べて、少しは進歩したのか。かなり心配になっています(苦笑)。
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2012/04/09
今日発売の週刊ダイヤモンドが先週届き(定期購読だと土曜日に配達)、表紙を見てちょっと驚きました。<「日本経済」入門>です。ビジネスマン向けの経済の専門誌が「日本経済入門」をテーマにいすることもですが、それより3週間前の3月19日発売の週刊東洋経済で「経済超入門」をやっていたからです。
基本のテーマは同じ。たまたま企画が重なったのか。3週間ずれているからダイヤモンド側が対抗して、企画したか。どうなんでしょう。東洋経済は興味をひかれたので買ったのですが、内容は固めの企画になっていました。「円高は日本経済にマイナスか?」など5つのテーマについて、通説、反論、異論を展開するもので、それぞれの論を読んで、読者は何が正しいのか、どれが現実的なのかを自分で判断しなければいけない記事展開でした。
これに対し、今週号の週刊ダイヤモンドでは記事を3つのパートで構成。パート1では<いまさら聞けない! 経済の基本の「き」>、パート2として<仕事に役立つ経済の「新常識」26>、そしてパート3では<本当に使える「街角経済指標」9>という展開。
ざっと読んだのですが、入門と言うだけにわかりやすく、気軽に読めます。例えば「新常識」のタイトルをいくつか拾うと「社会保障と税の一体改革はすでに失敗している」「デフレ脱却で景気は回復しない」「今は『就職氷河期』ではない」「復興需要は景気拡大に貢献しない」など、論点が明確に示されている感があります。
東洋経済、ダイヤモンドの両誌が日本経済入門を特集する背景には、この国の財政問題をはじめとする経済状況に関心が寄せているビジネスマンが多いことの証拠でしょうか。経済活動に大きく関わっているビジネスマンでさえ、いまの経済問題はわかりにくいということなのかもしれません。そして、この国の経済問題は、政治家に任せていいのだろうか、という漠然とした思いをもっている人も少ないのは確実ではないでしょうか。
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2012/04/08
電車の中吊りで見かけた「シニア海外ボランティア」というもの。前からなんとなくきいてはいるという情けない状態ですが、説明会にでてみました。場所は広尾にあるJICAのビル。こぢんまりと行われていると思い込んでいましたが、50人以上が参加していました。
すでにご存じの方が多いでしょうが、シニア海外ボランティアは満年齢で40~69歳の日本国籍を持つ人が対象で1年に春と秋の2回募集があります。開発途上国への派遣で、期間は基本的に2年間(短期ボランティアもあります)。今回は平成24年の春募集についての説明会です。
最初に実際にボランティアで活躍された方を取材したビデオが上映されます。その後、応募から派遣までのスケジュールの説明。そしてボランティアで派遣されたかたを招いての体験談と質疑応答があり、終了。
概要は理解できましたが、実際にボランティアとして働くのはかなりハードルが高いと感じました。ボランティアの仕事内容はボランティアを求める国からの要請によりますが、専門的な内容が多いです。いまさらながらですが、自分が専門性がないのを実感します。
また、語学力も必要で、JICAのレベル分けでは1つの資格としてTOEIC640以上730点未満がBレベル、730点以上がAレベルとされています。Bレベル以上の条件が少なくないし、スペイン語、フランス語が必須のことも少なくありません(これも検定試験などでレベル分けされています)。加えて現地語も条件だったりします。これは派遣前の研修で習えるようですが、これもハードル高そう。
とてもすぐに応募できることができそうにないレベルということがよくわかりました。ボランティアも生半可な姿勢では駄目です。まだまだ、鍛えないといけません。
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2012/04/07
今年も花見の季節になりました。毎年この話題を書いている気がしますが、花見ランが快適です。もう15年以上も走っているのですが、この季節、桜並木を走るのは気持ちがいいです。各地で花見ランをしましたが、記憶に強く残っているのは、金沢。兼六園、犀川など美しい桜を愛でながら走りました。
それに対して、いまのランニングコースではあまり見事な桜がないのがちょっと残念。昨日は駒沢公園のジョギングコースを走りましたが、桜が綺麗に咲いています。午前中にもかかわらず、すでに場所取りが行われていました。夜は大騒ぎな宴会が繰り広げられたたんでしょうね。週末はこのジョギングコースにはいかないことにします。花見の宴会を見ながら走る気はしませんね。
そこで、近くの遊歩道で花見ラン。満開少し前です。快適に走りました。
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2012/04/06
4月はテレビ番組改編の季節です。民放のゴールデンタイムはまだスペシャル系番組ですが、Eテレは番組が衣替えしています。昨年度、いろんな趣味の番組を放送していたEテレ。中高年向きのパソコン番組とかギターを弾けることをめざしたり、乗馬に挑んだり、と盛りだくさんでした。結局、ひとつも見ませんでしたが……。
この趣味系番組が4月からリニューアルされて、「趣味Do楽」になりました。これ「しゅみどーらく」と読むらしい。あまり洒落てないタイトルですね。ちょっと前やっていた趣味悠々のほうが響きがしっくりします。いろいろ考えた結果なんでしょうね。
さて、この趣味Do楽ですが、今週から新しい番組が始まっています。2つあって、「3か月で走るフルマラソン」と「人気番組で旅する」。マラソンの方はすぐに内容が理解できるのですが、「人気番組で旅する」って何。第1回目を見ましたが、要はNHKの番組の再利用です。ウエブサイト曰く「人気番組『美の壺』『キッチンが走る』『テンペストのロケ地や舞台裏をたどる旅を提案します」。人気番組って自ら宣言することがすごいですが、その番組素材を使って新たな番組を作ることもすごい。
「3か月で走るフルマラソン」はマラソンランナーにはお馴染みの金哲彦さんが講師で、野々村誠、時東ぁみが3か月でフルマラソンに挑戦するノンフィクション仕立てのハウツー番組。これは見る価値はありそうです。
かつて趣味悠々の頃は週に4回、独立した内容番組を放送していたはずですが、今年度からの趣味Do楽では週2日に縮小。おまけに「人気番組で旅する」はリサイクル番組だし。趣味関連の番組って、人気がないのかも、と思いました。意外なところでのEテレの番組リストラはちょっと気になります。
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2012/04/05
昨日のクローズアップ現代には野田首相が生出演し、税と社会保障の一体改革について語っていました。主張は正論ですが、反対勢力も声が大きく法案が今国会で可決するかはわかりません。国の財政状態は税制改革を含め、いくつかの方法で改善を求められています。
国の財政と同様に、地方財政も厳しい状況です。今朝の日経新聞に「赤字地方債急増、国の財政圧迫 12年度末で40兆円突破へ 」 という記事がありました。なにげなく読み飛ばしそうになったのですが「赤字国債」という言葉に引っかかり、よく読んでみると地方財政の現状がちょっとわかりした。
地方債はひとつだけかと思い込んでいたのですが、「臨時財政対策債」(臨財債)というもののあるんですね。無知なので知りませんでした。臨時財政対策債は
「国の地方交付税特別会計の財源が不足し、地方交付税として交付するべき財源が不足した場合に、地方交付税の交付額を減らして、その穴埋めとして、該当する地方公共団体自らに地方債を発行させる制度」(ウキペディアによる)
とされるもので、これが日経新聞では赤字地方債と表現されています。「赤字債は国から将来受け取る地方交付税を見込んで発行する」というもので、要は将来国からお金をもらえることをあてにして、借金するということですね。
一方、本来の地方債は総務省のウエブサイト によれば、「地方債は、原則として投資的経費(建設事業関係の経費)の一定部分に充てられます。」とされています。これに対し「臨時財政対策債」は「自治体が赤字債で調達した資金は使い道が自由」(日経新聞)とあります。借金して何に使ってもいいってことですか。
この赤字地方債の2012年度末には残高が40兆円をこえる見込み。国も借金、地方自治体も借金。このままだとどうなってしまうんだろう。財政破綻はまず地方自治体から始まるのかもしれない。いやな感じです。
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2012/04/04
ちょっと前のことですが、新聞折り込み広告が気になって、ちょっと調べてみました。そのチラシ広告は「探偵・興信」と大きく書かれたもの。お姉さんたちのお揃いのユニフォーム姿の写真が目をひきます。女性探偵の会社かなと思い込みます。興信所の広告ですね。
探偵という職業は、職業として成り立っているのか。初歩的な疑問がわきます。そもそも人に知られてはいけない職業柄、その中身はわからなくても当然なのか(笑)。チラシ広告を出しているのは株式会社MRというところですが、会社案内を見ると、「東京都公安委員会 探偵業届出証明番号」があります。探偵業は届け出が必要なんですね。警視庁のウエブサイトにも「探偵業務を開始しようとする日の前日までに公安委員会(警察署経由)へ届出をしなければならない」とあります。
探偵業の主な業務内容は「浮気問題」「不倫調査」「家出人」「結婚前調査」など素行調査、信用調査です。探偵といっても警察が扱う事件は関わらないのは当然でしょう。
チラシの裏側には「MR探偵学校」 というのが載ってます。探偵の技術を学べる学校があるんなんて。いくつかのコースがありますが、独立開業支援コースだと300万円以上かかります。探偵になるのも大変です。探偵ってなにかわくわくするイメージがありましが、実像はどうなんでしょう。探偵の世界を知りたくなりました。
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2012/04/03
世の中を最近賑わせている我が国の財政問題。増税の法案は今国会で可決されるのかは予断を許しません。膨大な借金を抱えた日本の財政を少しでも(でも多分ほんの少し)改善させるためには増税はやむを得ないと思いますが、反対勢力も力強いようす。
ギリシャより状況が悪いといわれる日本の財政状態ですが、それでもいまのところ問題なさそうなのでは、膨大な個人資産があるためと言われています。個人資産の総額は1400兆円くらいあるとか(これには異論もあるようです)。この資産はどこにあるのでしょう。多くは銀行、郵便局(ゆうちょ銀行)などに預けられているようです。
いまさらですが、銀行の預金金利ってすごく低いです。例えば三井住友銀行の大口定期(1000万円以上)に3年預けても年利0.06%。1000万円で年の利子がわずか6000円。預ける価値があるのか、って感じ。
預けるのは低い利率ですが借りるのは高い、と思っていたのでは、最近はそうでもないようです。昨日の日経新聞には「銀行住宅ローン、曲がり角 低金利で採算悪化 」という記事がありました。これによれば、
「三菱東京UFJ銀行は昨年10月から固定金利の商品で、当初10年間の最低金利を業界最低の年1.45%に下げ、ローン利用者に求めていた自己資金も不要にした。1日発足の三井住友信託銀行も変動金利型で年利0.775%の最優遇金利」
変動金利とはいえ、住宅ローンの金利で0.775%は低いです。
大手銀行の低金利政策のため、撤退・縮小に転じる金融機関でています。インターネット専業の住信SBI銀行は住宅ローンのインターネット経由の住宅ローン受付を中止しました。
お金を貸すのが商売である銀行がこれだけ低金利になれば、預ける金利は超低くなるのは当然の結果でしょう。この国がデフレのせいなのか、低金利だからデフレになったのか。難しくてよくわかりませんが、何かが違っているような気がしてなりません。
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2012/04/02
自由ヶ丘の街をぶらついていたら、ポパイカメラ の前を通りかかりました。昔からあるカメラ屋さんです。なんと昨日が創業76年だとか。長い歴史があります。いつもお客さんで賑わっていて、特に女性が目に付きます。女子カメラの定着ぶりが窺えますね。
このポパイカメラ、広い店ではありません。街のカメラ屋ですが、店内には楽しいものがたくさんあります。フィルムカメラ、トイカメラ、フィルム、オリジナルアルバム、カメラストラップなどなど。フィルムカメラって、まだいくつも作られているんですね。フィルムカメラ欲しくなります。また、ポパイカメラでは証明写真もやっていて、息子の受験写真を撮りました。オンラインショップも充実しています。
今どき、しっかりやっている街のカメラ屋さん、少ないのではないしょうか。カメラ買うときは、店舗ならヨドバシカメラ(ここも昔は小さいカメラ屋でした)、ビックカメラなどに行ってしまいます。カメラはデジタルだから、現像、焼き付けの必要もないし。街のカメラ屋は生き残っていくのが大変だと思いますが、その点でポパイカメラはすごい。お客さんのニーズに対応した店作りをしています。商売の秘訣を知りたいですね。
ポパイカメラ
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2012/04/01
先週で終わってしまった朝のInterFM<BARAKAN MORING>ですが、そこでON AIRされていたある曲に聞き覚えがありました。だれの歌? ウエブサイトでチェックするとボニー・レイットの「Right Down The Line」 です。ボニーの7年振りの新作アルバム『Slipstream』に収められている曲ということが分かりました。
この「Right Down The Line」はスコットランド出身のシンガーソングライターGerry Rafferty のオリジナルで、『City to City』 というアルバムに収録されています。アルバムがリリースされたのは1978年年、もう34年も前のこと。
当時、大学生でしたが夏休みに旅行していました。グレイハウンドのバスで大陸横断の旅でした。そのとき、『City to City』に収録されている「Baker Street」(邦題「霧のベーカー街」)がよくラジオでかかっていました。あまりによくかかっていたので、アルバムをタワーレコード(当時は日本になかった)で買ってきました。このアルバムに収録されている曲はどれもよく、アルバムを繰り返し聴いていました。そしていつの頃かCDも手に入れ、iPhoneにも入れています。
久しぶりにGerry Raffertyのことを思い出したの、ネットを検索していたら、ショックなことを知りました。Gerry Raffertyは昨年の1月になくなっています。知りませんでした。享年63歳。1947年生まれだから、まだ若い。日本のウキペディアにはありませんが、英語版 には詳しい記述があります。これを見るとアルバム『City to City』は全米1位になっています。大ヒットしたわけです。ただ、残念ながらヒットしたのはこのアルバムだけでした。
今聴いても素晴らしい作品で、これからも聴き続ける1枚です。
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