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2012/04/11

Google Art Projectに国内のミュージアムが参加

 Googleが正式に発表したArt Projectへの国内の博物館・美術館の参加のニュースにはちょっと驚きました。Google Art Projectは確か昨年の2月頃に始まりました。美術作品の高解像度画像や館内の360度画像をインターネット上で見られるサービスですが、当初は英語バージョンしかなく、ほとんど訪問することはありませんでした。このニュースを聞き、久しぶりにサイトにいくと、日本語化されています。
 今回、Art Projectに参加するのは足立美術館(島根県)、大原美術館(岡山県)、国立西洋美術館(東京都)、サントリー美術館(東京都)、東京国立博物館(東京都)、ブリヂストン美術館(東京都)の6館。まだ数は少ないですが、足立、大原、サントリー、ブリヂストンという私立の大所と2つの国立ミュージアムが参加していて、スタートとしては充実したコンテンツになっています。
 Art Projectにはすでに3万2000点以上の作品が収録されています。そのうち国内のミュージアムからは国宝16件、重要文化財51件を含む美術作品計567件が閲覧できるとのこと。特に「
東京国立博物館所蔵の国宝「観楓図屏風」(狩野秀頼)、足立美術館所蔵の「紅葉」(横山大観)の計2点を70億画素の超高解像度で撮影、同プロジェクト上に公開した」(日経新聞)
 とのこと。70億画素ってどのようなカメラなんだろう。
 Googleの取り組みは素晴らしいと思うのですが、なぜこのようなことを国内でできるところがないのでしょう。そこがいちばんの問題でしょう。企業とかに頑張って欲しいのですが。無理なのでしょうか。

Google Art Project

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