Gerry Rafferty:City to City
先週で終わってしまった朝のInterFM<BARAKAN MORING>ですが、そこでON AIRされていたある曲に聞き覚えがありました。だれの歌? ウエブサイトでチェックするとボニー・レイットの「Right Down The Line」です。ボニーの7年振りの新作アルバム『Slipstream』に収められている曲ということが分かりました。
この「Right Down The Line」はスコットランド出身のシンガーソングライターGerry Raffertyのオリジナルで、『City to City』というアルバムに収録されています。アルバムがリリースされたのは1978年年、もう34年も前のこと。
当時、大学生でしたが夏休みに旅行していました。グレイハウンドのバスで大陸横断の旅でした。そのとき、『City to City』に収録されている「Baker Street」(邦題「霧のベーカー街」)がよくラジオでかかっていました。あまりによくかかっていたので、アルバムをタワーレコード(当時は日本になかった)で買ってきました。このアルバムに収録されている曲はどれもよく、アルバムを繰り返し聴いていました。そしていつの頃かCDも手に入れ、iPhoneにも入れています。
久しぶりにGerry Raffertyのことを思い出したの、ネットを検索していたら、ショックなことを知りました。Gerry Raffertyは昨年の1月になくなっています。知りませんでした。享年63歳。1947年生まれだから、まだ若い。日本のウキペディアにはありませんが、英語版には詳しい記述があります。これを見るとアルバム『City to City』は全米1位になっています。大ヒットしたわけです。ただ、残念ながらヒットしたのはこのアルバムだけでした。
今聴いても素晴らしい作品で、これからも聴き続ける1枚です。
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