マラソンコースの決め方
今週末には京都マラソンが開催されます。一昨年に奈良マラソン、昨年秋には大阪マラソン、神戸マラソンが始まり、都市型の大会が次々登場し、ほんとマラソンブームという感があります。東京マラソンのスタート前、隣にいた方は大阪、神戸、京都の3大会とも抽選に外れたと言っていました。東京マラソンはチャリティーで参加しておられました。大変です。
京都マラソンのコースをどのように決めるのか、という記事が日経に載っています。「京都マラソンは『山紫水明の自然を感じながら7つの世界文化遺産を巡る』のが売り」とのこと。走りたくなりますね。コースを決めるのに、「2009年5月にコース案の作成を始め、100通りほどのパターンを考えた」といいます。最終的に決まったコースを見ると、ほんと魅力的です。ランナーは観光している余裕はないかもしれませんが。
記事で興味深かったのが、距離の測定方法です。
「スポーツタイプの自転車の前輪に距離計測用のカウンターを付け、コースの路側から30センチ離れた場所を走る」
自転車を使った計測は、国際大会の標準とされる方法とのこと。こんな方法で測っていたんですね。でも、この方法が日本で普及したのは最近で、以前は50メートルのワイヤやメジャーを使って徒歩で計測するのが一般的だったとか。これは時間がかかります。
昔、マラソン大会に走ったときにとてもタイムが良くて、「ひょっとしたらコースが短い?」なんてことがありました。ほんとに短かったかもしれません。
マラソン大会を支えている人はたくさんいらっしゃいます。快適に走れることを感謝しなければいけません。
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