« TOEICの結果がきた | トップページ | 還暦バースデーのイッセー尾形 »

2012/02/22

懐が深いアメリカン・ミュージック

 今年のグラミー賞はアデルが主要3部門を含むノミネートされた6つの部門で受賞し、話題をさらいました。wowwowに入っていないので、授賞式中継は見られませんでしたが、話題のアーティストがYouTubeに上がっています。その中で感動したひとつの映像がありました。グレン・キャンベルのパフォーマンスです。
 昨年アルツハイマー病に侵されていることを発表し、最後のアルバムを発表したグレン・キャンベル。グラミーでは Lifetime Achievement Awardを受賞し、授賞式でグレンへのトリビュート・パフォーマンスが行われました。カントリーシンガーのバンド・ペリーが「ジェントル・オン・マイ・マインドl、ブレイク・シェルトンが「サザン・ナイツ」を歌った後、グレン・キャンベルが登場して「ラインストーン・カウボーイ」を披露。さすがに声は衰えた感はありますが、元気に歌ってくれました。客席にはポール・マッカートニーもいて、楽しそうに歌っています。
 キャリアのあるシンガーに敬意を払う姿勢には、日本とは違ったものを感じます。新たな歴史を加えたアデルと、ポール・マッカートニー、グレン・キャンベルといったベテランもステージにもスポットをあてるグラミー賞。アメリカン・ミュージックの懐に深さに、改めて感動しました。

Glen Campbell Grammy Awards Tribute

| |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 懐が深いアメリカン・ミュージック:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。