南相馬・桜井市長と東京マラソン
まもなく3.11から1年になります。被災地のランナーたちの今を伝える企画が「ランナーズ」4月号に掲載されています。南相馬市の桜井勝延市長へのインタビュー記事は、走ることの素晴らしさを教えてくれます。桜井市長といえば原発事故後の窮状をYouTubeで訴えたことがきかっけとなり、米タイム2誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に入った方ですが、ランナーとしての実績をもっておられます。その桜井市長が東京マラソンで3年ぶりの東京マラソンを走ります。
40歳を過ぎてフルマラソンのベストタイムが2時間48分という記録を持つ桜井市長。56歳の現在も、多忙な日々ながら月間200~300キロ走っているそうです。インタビューでいくつも印象的なことをおっしゃっています。
「マラソンを通じて『まぐれは絶対ないけど、地道に積み上げた練習は、いつか結果となって報われる』という体験ができていたことも、自分を信じて、あきらめずに行動し続けられた理由かもしれないな」
「周りから、なぜ走るのか? とよく聞かれるけど、格好良く言うなら、自分の弱さを確認できるから」
「マラソンというものは不思議なもので、理想通りの練習ができたときでも、35kmからは何か必ず失敗やトラブルが起きる。天候だって思い通りにならない。それを反省して『次こそは』とまたチャレンジする」
ランナーとして学ぶことばかりです。
桜井市長が走る東京マラソンは、今日9時10分スタート。参加するランナーの皆さん、楽しく走りましょう。 Good Luck!
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