レコード大賞のいま
昨日の朝日新聞に年末年始(12/26~1/1)のテレビ視聴率ランキングが載っていました。第1位は紅白歌合戦。前年を下回りましたが、41%で年間でも第1位だそう。ランキングは20位までありますが、20%こえてるのは3位までで残りは10%台。いまや20%をこえる番組って少ない。
そんな中、16位に「輝く! 日本レコード大賞」が14.9%で入っています。レコード大賞が視聴率14%台まで衰退していることに今更ながら驚きます。ウィキペディアによればレコード大賞の全盛期、1977年には50.8%を記録しています。紅白歌合戦の視聴率低落がよく話題になりますが、それ以上にレコード大賞はひどい落ち込みです。
すでにレコード大賞そのものの話題性が弱い。昔の話をしてもしようがないのですが、かつては大晦日にレコード大賞と紅白歌合戦が生中継で時間差をもって行われていて、話題の歌手を見るのが楽しかったものです。レコード大賞はいまや数ある番組のひとつになってしまいました。
レコード大賞という制度そのものを考えなさないと、この惨状はどうにもならないでしょうね。いまの音楽界を象徴している感があります。今年もやるのかな、レコード大賞。
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