皇居ランが満員
東京のランナーにとって皇居ランは練習場所としては昔から有名です。村上春樹が「走ることについて語るときに僕の語ること」で走り始めたころ皇居ランを7周したことを書いていました。皇居の外周コースは1周5キロなので、35キロですね。ランナーにとっての聖地とも言われる皇居ランですが、私は一回も走ったことがありません。わざわざ皇居まで出かけて走ることもないしね。
昨日の朝日新聞に「皇居ラン満杯」という記事がありました。皇居ランナーたちと歩行者のトラブルは以前から指摘され、地元千代田区も皇居周辺地域委員会を立ち上げ、遅まきながら対応を協議しています。皇居ランをやったことがないのでよくわからないのですが、記事によれば歩道幅が狭く2、3人がすれ違うのがやっとの場所もあるそう。それは危ないですね。
皇居ランを支えているのが、いわゆるランニングステーション。ロッカーに荷物を預けて、シャワーも完備の施設です。ランニングステーションを紹介したサイトもあります。このサイト千代田区観光協会が作っているもの。千代田区もいろいろやってます。ともあれ、サイトをみるとかなりの数のランニングステーションがあります。皇居ランが増えるはずですね。
朝日新聞には地元がつくった「皇居ランナーマナー『10』の宣言」を掲載しています。
・左側走行を心がけます
・狭いところは1列で。追い抜きは避けます
・できるだけ反時計回りで、逆走は控えます
・混雑時はタイムにこだわらず、ゆとりあるペースを心がけます
・追い抜き、追い越しの際の「声かけ」を心がけます
・グループ走は広がらず、大集団にならないよう工夫します
・クールダウン、集団での立ち話、そぞろ歩きで歩道を塞ぎません
・音楽プレーヤーのボリュームは控えます
・ゴミは必ず持ち帰ります
・いつでも思いやりのこころをもって走ります
(皇居周辺ランナーサポート施設等連絡会作成)
ランナーって、ひとりよがりの人少なくないんです。自分のこと振り返るとそう思います。マナー大切ですよ。気をつけましょう。
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