割りとふつうな「早稲田大学競走部の寮めし」
世間では社員食堂本がはやってますね。タニタの社員食堂が先駆けでしょうが、中には「世界をつなぐあこがれ企業の社員食堂レシピ」なんてのもあって、出しているのが東洋経済新報社というのも面白い。「日本一おいしい給食を目指している 東京・足立区の給食室」も面白い企画です。
さて、最近ランニングにちょっと熱心なこともあって、「早稲田大学競走部のおいしい寮めし」を買いました。今年の箱根駅伝で優勝した早稲田大学の寮のご飯を紹介しています。若い管理栄養士の福本さんが作る寮めしはどれも美味しそう。食事の基本は「一汁三菜」。夕食だとインのおかず(主菜)に副菜(大)と副菜(小)、これにフルーツと汁物とご飯、という構成。それに牛乳が添えられます。
メニューをみると、普通のご飯です。人気ベスト5が「豚キムチ定食」「手ごねハンバーグ定食」「鶏の唐揚げ定食」「サバの味噌煮定食」「肉豆腐定食」ですから、特に凝っているわけではありません。早速メニューから肉豆腐を作ってみました。レシピ通り作ると、やはり量は多い。でも味付けは薄めです。シンプルなレシピにも好感が持てます。主菜、副菜もかなりの数が載っていますが、やはり男の子向けメニューです。しっかした体を作るには、ふつうのご飯を食べるのが大切、ってことなんでしょう。
丸秘の箱根駅伝の勝負めしも公開されています。見ているだけでも楽しい一冊です。
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