EMIの売却
いつの間にか海外の音楽レーベルがすっかり変わっていました。昨日報じられた英EMIの楽曲版権部門の売却のニュース。ニュースによれば、
「ソニーと米投資会社ブラックストーン・グループのGSOキャピタル・パートナーズ、アブダビ政府の投資会社ムバダラ開発公社などのグループは11日、英音楽大手EMIの音楽出版事業の買収で、EMIの株主である米金融大手シティグループと合意したと発表した」(11月12日 日経新聞電子版)
とのこと。記事によれば、マイケル・ジャクソン遺産管理財団も出資しているとのことで、いろんな人が絡んでちょっとわかりにくい。要するにソニーが音楽分野でもかなりの勢力をもつことになる、ということらしいです。
EMIと言えば、東芝EMIとして馴染んでいます。昔は東芝音楽工業というのがあって、その後東芝EMIになりました。Duran Duran、Huey Lewis & the Newsはこのレコード会社から出ていました。そして、もちろんビートルズ。この東芝EMIは現在はEMIミュージック・ジャパンになっていました。もう東芝の資本は入っていないのでしょうか。またエルヴィス・プレスリーの所属するRCAは、日本では、かつてはBMGビクターでしたが、いまやこの会社はないみたいです。エルヴィスのCDなどはいつの頃からかソニーミュージックからでています。
音楽著作権とちょっと不思議な商品です。今回のソニーの買収でどれほど将来的に利益を得られそうなのか。そこが知りたいです、
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