東京カルチャーカルチャーにて
お台場に東京カルチャーカルチャーというスポットがあります。ZeppTokyoの2階にあるNIFTYが運営しているライブスポットみたいなスペース。要は飲食しながらライブやトークを楽しめる場所です。ここで「ミュージアムトリップ vol.2 ~芸術の秋、感じる秋~」というトークショーがあり、でかけてきました。
Vol.2ということは前回に続き2回目ということですね。内容は、ミュージアムを研究されている二人の若い研究者によるお話し。まず、ミュージアムトリップ検定なるものをややることに。難しい。そのあと、「知られざる美術館のお仕事」と「簡単、アートの鑑賞術!」というあまり関連性のないテーマで、お二人のお話。
正直言ってあまり面白くなかったです。このトークショー、誰をターゲットにしているでしょう。ミュージアム愛好者、それともミュージアムにあまりいかない層。どちらにしても、話の内容が楽しくないと感じたのは私だけ? トークショーということで、司会者との掛け合いにはなっていますが、パワーポイントを見せてのトーク進行は、大学の授業は会社の会議とさして変わらない。トークショーなんだから、もう少し工夫があってもいいと感じました。なにせ1500円の入場料と飲食代を払っているのですから。
ミュージアムをこのようなトークショーにすることは難しいことだなと思いました。ミュージアムを扱うとしたら、Casa Brutusがやっているように美術館の建築というような変化球で攻めないと、魅力あるものにならないのかもしれない。ふと、そんなことを考えたカルチャーカルチャーのイベントでした。
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