Number「決戦の記憶」
いつもは見出しをながめているだけのNumberを珍しく買いました。特集にひかれたからです。「秋のプロ野球名勝負 決戦の記憶。」、永久保存版とあります。特集の第一部として「晩秋の三大決闘譜」があり、プロ野球の3つの名勝負のドキュメントです。1994年10月8日の中日×巨人戦、1988年10月19日、ロッテ×近鉄戦、1979年11月4日近鉄×広島戦(日本シリーズ)の3試合。二つが近鉄戦と、買わないわけはありません(笑)。
1988年10月19日のロッテ戦は今でも覚えています。ダブルヘッダーでロッテに連勝すれば優勝という試合。1試合目は4対3で競り勝ち、2試合目。当時の規定で延長10回、4対4の引き分けで、近鉄は優勝を逃します(優勝は西武)。監督は今はなき仰木彬。監督1年目での快進撃でした。
当時、パリーグはホントに人気がなく、観客は数千人ということは当たり前でした(この頃ではないかもしれませんが、新聞に掲載されている観客数が3桁の記憶があります)。しかし、この決戦では多くのファンが川崎球場につめかけました。仕事を終えて球場に行きましたが、満員で入れませんでした。ラジオを持っていたので、実況をききながら、球場から離れられなかった夜でした。
最近はプロ野球をほとんど見ません。クライマックスシリーズができて、公式戦にも緊張感がなくなりました。Numberの特集は、プロ野球の素晴らしい時代を伝えてくれます。
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