ニンテンドー3DS、巻き返しなるか
昨日、ニンテンドー3DS向けゲームソフトの新作発表会「Nintendo 3DS Conference2011」があり、マスメディアでその内容が報じられています。ニンテンドー3DSは201年度に年間1600万台の世界販売を計画しながら、4~6月実績は71万台にとどまってます。この3DSの不振もあり、任天堂は11年4~6月期に四半期決算として初めて営業赤字を計上しました。
不振を打開するため、3DS本体を8月に2万5000円からなんと1万5000円に値下げ。これには驚きました。また魅力的なソフトが少ないことも不振の原因とされており、「Nintendo 3DS Conference2011」では3DS向けソフト33本が披露ました。
ニンテンドー3DSの不振について指摘されているは、ネット経由でケータイやスマートフォンにゲームをダウンロードするモデルとの競合です。3DSだけでなく、ゲーム専用機が今後成長し続けるのかといういうことは、ちょっと予想ができない。もうダメだろうな、という感じもあるけど、シフト次第かなとも思います。
ニンテンドー3DSの不振で感じるのは、3Dがゲームで魅力的なツールか、ということです。昨年、あれほど盛り上がった3Dですが、今はどこまで広がっているのでしょうか。裸眼で3Dが楽しめることが売りのニンテンドー3DSはハードウエアとしてホントに魅力ある商品なのか。あまり論議されていないようですが、ここがポイントでは、と思ってます。
昨日の発表会のあともニンテンドーの株価は上がらなかったとのこと。超優良企業の今後が気になります。
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