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2011/08/24

建築学会の大会

 昨日から日本建築学会大会が始まっていて、一応会員になっているので勉強のために参加してきました。学会の大会はもちろん初めてですが、学会というと週末の土日に開催と思い込んでいたのですが、建築学会の大会は平日に3日間行われます。その内容も、シンポジウム、講演会、パネルディスカッション、研究懇談会、建築作品展などなど盛りだくさんです。
 会場は早稲田大学の早稲田キャンパスですが、大隈講堂を含む8つもの校舎を使って行われます。普通は大会議場ひとつで済んでしまう学会も多いなか、日本建築学会とうのはかなり大きな学会なんだな、と妙なことで感心してしまいました。
 大会のメインテーマは「いま、私たちにできること」です。学会初心者としては、専門的なセッションは難しい。昨日は記念シンポジウム「大災害を克服し、未来の建築・都市へ」に参加してきました。専門家、学者の方たちの講演、ディスカッションで構成される内容です。基調講演として建築家の伊東豊雄さんが話されました。
 伊東さんは設計されたせんだいメディアテークのこと、震災の後に取り組んでおられる宮城、岩手での活動ことを中心に話をされました。そのなかで、震災について考えていること(指針のようなものでしょうか)として、5つをあげていて、これが印象的でしたので紹介します。
1.私は震災の当事者である
2.批判をしない
3.小さなことからでも活動を起こす
4.ゼロから考える
5.私を超える
 建築という門外漢な分野ではありますが、いろいろ勉強になりました。とてもよい経験です。


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