2011/08/31
野田新首相が誕生しました。マスメディアではこれからどんな人物評がこの人に対してなされるのでしょう。このごろは人、特に政治家を評して「器が大きい」といわれる人が少なくなりました。また、企業の経営者にしてもしかりです。
『清貧と復興 土光敏夫100の言葉』 (出町譲著)を読んで、土光さんの大きさが少しだけわかりました。本書は経営者、そして臨調の会長として力を尽くした土光敏夫の言葉を集め、そこから土光敏夫、真実の姿を描いています。
土光の言葉で前から好きなものがあります。
「沈まない船はない。つぶれない企業はない。すべては人間次第だ。一般社員は、これまでより3倍働け、重役は10倍働く、僕はそれ以上に働く」
土光が経営不振に陥った東京芝浦電気(現東芝)の社長に就任したときの第一声です。「どうやって10倍も働くんだ?」という声が聞こえてきそうです。しかし、東芝は土光の元、復活します。
その後、経団連会長をつとめ、84歳の時に第二次臨時行政調査会(臨調)の会長に就任します。高齢ながら臨調の会長として行政改革に力を尽くす姿勢も、土光自身の言葉から知ることができます。
土光敏夫がこの世を去って約四半世紀。今、これだけの存在感のある経営者は誰なのか。しばしば、今の時代は個人の力が小さくなった、と思うことがあります。昔と比べてもしかたのないことではあります。しかし、今、土光敏夫の言葉を読んでみることは、大きな意味を持っていました。
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2011/08/30
野田さんが民主党党首に選ばれました。多くの人が感じているかもしれませんが、ちょっと意外です。いちばん真っ当な人が選ばれたということで、政治にちょっとは希望が持てるのかな、とも思います。
野田さんは学年でいうとひとつ下なのでほぼ同世代です。テレビとか新聞で報じられていますが、松下政経塾の一期生。実は私もこの塾を受けていて、見事に落ちています。記憶が定かではないのですが、1981年か82年のことだと思います。見る目がないよね、松下政経塾も。有能な人材を落として(笑)。
冗談はさておき、最近の民主党の迷走政治の一因として、松下政経塾出身者の力量を問うマスコミ報道がみられます。今週号の週刊ポストでは<松下政経塾に「総理の器」なし >という記事があります。野田さんが総理になることを読んでいなかったのかな、週刊ポスト。これはさておき、ちょっと前の朝日新聞に松下政経塾についての記事があり、これがとても興味深いものでした。
8月5日の朝日新聞に掲載された「松下政経塾に任せられるか」と題された記事には「松下幸之助が政経塾をつくって32年。政権交代を出身者たちが担い、『ポスト菅』候補にも名を連ねる。だが、ひ弱さも漂い、政治は混迷を深めている。彼らに任せて大丈夫か」と問いかけ、3人へのインタビューで構成されています。
その中で、元松下政経塾塾頭・上甲晃さん(1941年生まれ)の言葉が印象的なので、ちょっと長いですが引用します。
「『あなたは松下政経塾で政治家を育てる仕事をしてきましたね。日本の政治の体たらくはなんですか。彼らに何を教えてこられたのですか』。震災後、尊敬する方から厳しく言われました。『政治を正さなければ日本の未来はない』との切実な思いから、1979年に84歳で政経塾を立ち上げた松下幸之助の志を思うと、沈黙するしかありませんでした」(8月5日 朝日新聞)
野田さんは松下政経塾出身の初の首相になります。塾の真価が問われる時かもしれません。
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2011/08/29
昨日の日経新聞に、今年上半期(1~6月)の出版物の国内販売実績が報じられています。それによれば、雑誌は売上額、販売部数とも前年同期に比べ過去最大の落ち込みだったことが明らかにされています。
「雑誌の売上額は前年同期比6.7%減の約4800億円。06年上半期の4.6%減を上回った。販売部数も9.3%減の9億8000万冊だった」(8月28日付け日経新聞)
震災の影響もあるようですが、それだけが要因ではないでしょう。ネットにはこんな見方がありました。
「全国の販売実績という観点からは、大きな震災被害が出た東北地方東部の占める割合は小さいため、大震災と直接関連付けることは難しく、むしろ数年来の全体の減少傾向が続いていると見た方が自然」
雑誌は2010年度まで13年連続で減少を続けていて、長期的な減少が続いているからです。
一方、書籍は前年同期比0.4%減の約4400億円と、微減の状態。ヒット作が思いつかないわりには健闘しています。
新しい流れを作るともされた電子書籍も、最近は話題が少なくなりました。出版という産業はどこまで縮小していくのか。心配になる数字です。
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2011/08/28
東京都現代美術館で「名和昇平―シンセシス」 を昨日みてきました(今日が最終日です)。名和昇平というアーティストについてまったく予備知識がないうえ、事前にウエブサイトもほとんど見ないで出かけました。まったくのぶっつけ本番で拝見した展示ですが、かえってそれがよかったのか、展示空間を満喫しました。
展示されている作品はビーズ、プリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど固形素材や流動物と様々なものを使って作られています。そして立体物、ドローイング、映像、流れるものまで表現形式も様々です。会場を見ていくと、こんな作品が次々と登場して、飽きません。
名和は彫刻家を専攻し、ウエブサイトによれば自分を彫刻家としています。企画展のタイトルになっている「シンセシス」(synthesis)総合、統合、合成という意味。作品は、何をシンセシスしたのでしょう。難しいことは分からないのでそこは専門家にお任せして、素人は素直に刺激的な作品を楽しんできました。彫刻家、という先入観がかなり変わってしまった企画展でもありました。
また、MOTコレクション(常設展)もいい展示です。名和昇平と合わせてみると、これも刺激的でした。3月11日にいって、入れなかった現代美術館。久しぶりに心地良い展示空間で現代アートと触れてきました。
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2011/08/27
昨晩、NHKのニュースウオッチ9のスポーツコーナーをみていたら、懐かしいものを見かけました。プロ野球のオリックスが昔の近鉄のユニフォームで試合をしています。
そういえばニュースでちょっと前に聞いたことを思い出しました。白に赤の派手なデザインのユニフォームです。近鉄ファン歴30年だった身としては、このユニフォームはなんとも懐かしい。今月「LEGEND OF Bs2011~蘇る黄金の70’s~」 近鉄バファローズ復刻イベント>というのを遣っているんですね。
オリックスのサイトにはこのイベントがレポートされています。太田幸司、小川亨、鈴木啓示の近鉄OBがトークショーに登場しています。これまた懐かしい。
70年代、近鉄バッファローズはほんとに弱かったけど、プロ野球は今より楽しかった。久しぶりにあの頃を思い出しました。
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2011/08/26
大学にいくと、とてもアップル度がとても高い。先生、学生のパソコンは8割以上はmacでしょう。それにiPhoneみんな使っているし。ちょっと異常なくらいです。アップルを使うことが、なにか誇りのような感じです。
これほどまでのブランドを作り上げたスティーブ・ジョブズは単純にすごいです。CEO辞任を報じた日経新聞の記事ではこう表現しています。
「スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット(多機能携帯端末)の市場を開拓し、既存パソコンを自ら脇役に追いやったジョブズ氏の歩みは、破壊と創造の繰り返しだった」(日経新聞電子版)
パーソナルコンピューターを35年前に自宅で開発して、個性的なデザインと性能のパソコンを広めたアップル。そのパソコンを否定するようなビジネスモデルを構築する発想と実行力。まさに想像と破壊です。言葉で言うのは簡単ですが、実際は多くの困難があったのでしょう。
アップルのプロダクツを使っているとホント、心地良い。でも、日本の会社はどうしちゃったのか、と時々思います。寂しいですね。
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2011/08/25
巷ではグループクーポンの利用がひろがっているようです。これまで使ったことがなかったのですが、以前購入したチケットを使ってきました。ケーブルテレビのイッツコムがやっているポニッツというサービスでうちのそばにあるフレンチレストランのチケットを購入して、ディナーをいただきました。通常価格の半額で、さすがにお得です。
グループクーポン、ネットで調べて見るとかなりの数があります。井妻に増えたんでしょう。このマーケット小さくありませんね。比較サイトもあります。リクルートのやっているポンパレが大手のひとつのようです。比較サイトをみると、提供されているのはレストランなどの飲食だけでなく、美容、サービス、ホテルなどいろんなものがあります。どれも50パーセント以上の割引率。これで儲かるのかという単純な疑問がわきます・
イッツコムのやっているポニッツは、ケーブルテレビというメディアして展開しています。テレビのコミュニティチャンネルで放映して、ウェブサイトで販売というのがなかなかうまい方法ですね。いろんな商売があるものです。
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2011/08/24
昨日から日本建築学会大会が始まっていて、一応会員になっているので勉強のために参加してきました。学会の大会はもちろん初めてですが、学会というと週末の土日に開催と思い込んでいたのですが、建築学会の大会は平日に3日間行われます。その内容も、シンポジウム、講演会、パネルディスカッション、研究懇談会、建築作品展などなど盛りだくさんです。
会場は早稲田大学の早稲田キャンパスですが、大隈講堂を含む8つもの校舎を使って行われます。普通は大会議場ひとつで済んでしまう学会も多いなか、日本建築学会とうのはかなり大きな学会なんだな、と妙なことで感心してしまいました。
大会のメインテーマは「いま、私たちにできること」です。学会初心者としては、専門的なセッションは難しい。昨日は記念シンポジウム「大災害を克服し、未来の建築・都市へ」 に参加してきました。専門家、学者の方たちの講演、ディスカッションで構成される内容です。基調講演として建築家の伊東豊雄さんが話されました。
伊東さんは設計されたせんだいメディアテークのこと、震災の後に取り組んでおられる宮城、岩手での活動ことを中心に話をされました。そのなかで、震災について考えていること(指針のようなものでしょうか)として、5つをあげていて、これが印象的でしたので紹介します。
1.私は震災の当事者である
2.批判をしない
3.小さなことからでも活動を起こす
4.ゼロから考える
5.私を超える
建築という門外漢な分野ではありますが、いろいろ勉強になりました。とてもよい経験です。
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2011/08/23
夏の暑さもひと休みの後、今日からしばらく残暑のようです。ジョギング、今月はちょっと走る時間を増やしたり、たまには30度を超える中をちょっとだけ走ったりと、へたれランナー脱出へちょっとだけ頑張っております(苦笑)。とはいってもなかなか続かないのが、このオジサンです。朝ちょっと遅く起きると、もう走らない言い訳を探している始末。
なんとかやる気を起こさなければと、ランニング雑誌『ランナーズ』を買ってきました。昨日発売の10月号。この雑誌、技術論やノウハウ関連の記事もたくさんあるのですが、私にとってはモチベーションを高めるものです。今度の冬こそはせめてハーフのレースに出たい、と思っているので、すこしは走り込まねば。そんな私にはこの雑誌はいろいろな刺激を与えてくれます。
今月号の特集は「ランニングはビジネスに効く」です。表紙にこんな言葉があります。「あの会社、この頃業績良いね」「社長が最近、ランニングを始めたらしいよ」だって。これにはちょっと笑えますが、ある記事には驚きます。スタンダードバンク東京支店長の志水さん48歳。4年前にランニングを始めたが、現在の月間走行距離は約700キロ! 驚きです。
ほんと、走っている人には半端じゃないことしてるひと、たくさんいます。少しは見習わないといけない。もっと気合いを入れて走らねば。
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2011/08/22
残念ながら昨日で終了してしまいましたが、最終日に「今、美術の力」( 東京芸術大学大学美術館)を見てきました。この展覧会は東日本大震災の被災地にある美術館の所蔵品から、震災,原発事故に関連する作品や、復興を支えるような表現をもつ地元ゆかりの作家による作品が借り出され、展示されています。
作品を出展したのは、震災で被害を受けた4県(茨城、福島、宮城、岩手)の茨城県近代美術館、茨城県天心記念五浦美術館、いわき市立美術館、岩手県立美術館、郡山市立美術館、水戸芸術館、水戸市立博物館、宮城県美術館の各美術館と茨城大学です。
展示は、3つのセクションに分かれています。
・セクション1 復興期の精神:これから復興に向かっていく各美術館の所蔵品から、その精神的支柱ともなるような作品が選ばばれいます。
・セクション2 岡倉天心 日本美術の再興者:東京藝大の前身である東京美術学校の創設に力を尽くした岡倉天心が、晩年思索の場所として建設した五浦海岸の六角堂が津波で流出した。ここでは岡倉天心ゆかりの作品六角堂の資料を展示。
・セクション3 美術の力:チェルノブイリ以降の世相を反映した現代美術を各美術館より集めて展示されています。
被災地の美術館からこれだけの作品を集めるのは、大変だったと想像します。復興のため、美術の力を集めようとする有意義な展覧会だと思いました。
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2011/08/21
東京の街を歩いていると、どこでもラーメン屋が目に付きます。先日、本郷の東大にいったら、ラーメン屋が何軒もありました。地元のオシャレを標榜する自由ヶ丘には家系ラーメン屋が開店しました。最近は、ラーメンの世界も多様化しているようで、味噌、醤油、とんこつといった単純な分け方ではくくれない店も多いみたいです。
ちょっと前に本屋でみつけた『ラーメン新潮流』という本(ムック本)を見ると、最近のラーメンがこれまでの定番スタイルから外れて、オリジナルなものが増えているのがわかります。この本によれば、最近の新潮流はあえつけ麺と焼きラーメンだとか。あえつけ麺って、単なるつけ麺とどう違うの。焼きラーメンと焼きそば、どう区別しているんだろ。素人は解説がないとよくわかりません。
最近はたまにしかラーメン屋には入らないので、新しい流れから取り残されていました。昔ながらのラーメン屋、少なくなっているんだろうな。ラーメンの世界、ここもガラパゴス化しているような気がします。
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2011/08/20
今朝、日経新聞を眺めていたら、一面の下に掲載されている広告が目に付きました。ここには書籍、雑誌の広告がいつも載っているスペースです。今日はすべて雑誌の広告。『giorni』『猫生活』『funride』『新ハイキング』『時報PV+』『近代セールス』 ほとんどが知らない雑誌ですね。
例えば『giorni』 はジョルニと読むのですが、イタリア語で天才という意味。ウエブサイトによれば「毎日の生活にすぐに取り入れたくなる、インテリアや装い、料理などのそのセンスを、海外、国内の暮らしの天才が発信します」とあります。季刊ですが、最新号の特集は「北欧 幸福度No.1の暮らし方」。なんとなくヨーロッパ指向の雑誌でしょうか。
『新ハイキング』 は月刊誌ですが、すでの創刊61年も経つらしい。私が生まれる前ですね、すごい。「ハイキングコースのための日本で随一の実用月刊誌」です。今月号の特集号は「静かな晩夏の山と島の山」。
『猫生活』 はタイトル見ただけで内容の想像がつきます。ちょっと調べて見たら、猫の雑誌は『ねこ』『猫びより』なんてのもあって、マーケットは小さくなさそうです。
『時報PV+』 は、新エネルギー情報誌。PVってなんだろう。太陽光発電(photovoltaics)の略かしら。特集は「太陽光発電新市場」。
『近代セールス』 は営業向けの雑誌かと思っていたら、実は金融業務に特化した雑誌でした。最新号の特集は「取引先の実態管理」。
『funride』以外は本屋で見かけたことがありません。良く探せばあるのかな。ホント、いろんな雑誌がありますね。
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2011/08/19
一昨日、本郷の東京大学に出かけたとき、ちょっと時間があったので大学のそばにある喫茶店に入りました。このあたりはまったく知らない土地なのですが、たまたま正門の向かい側に古風な喫茶店を見つけました。看板には「ルオー」とあります。
フランスの有名な画家を名前を冠した店に入ると、そこは昔懐かしい喫茶店です。夏休み、時間は17時過ぎだったこともあり、お客さんは一人だけです。店内には展覧会のポスターやチラシがあり、アートを感じるスペースです。よくみるとルオーの絵があります。本物かな。聞きそびれました。
ネットで調べてみるとこの店、カレーが有名らしい。それを知らずにケーキセットをいただきました。モンブランが上品な味で美味です。
昔からの時間がまだある喫茶店です。最近は喫茶店少なくなりました。どこもスタバやらドトールになってしまいました。素敵な店、ルオーです。
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2011/08/18
フィンランドという国は私にとってほとんど馴染みがありません。先進国の学生を対象にした学習到達度調査(PISA)において、毎回上位にランクインして「学力世界一」と形容される、教育先進国のフィンランド。人口でみると約530万人と兵庫県とほぼ同じ規模fと大きな国ではありません。
昨日、東大で行われたEduce Cafeで、『フィンランドで見つけた「学びのデザイン」』 を著された大橋裕太郎さん、大橋香奈さんご夫妻のお話しをうかがってきました。フィンランドに2009年から1年半に夫妻で生活し、そこで学校ではない様々な学びの場の出会います。本書はこの学びの現場からのレポートです。
Educe Cafeではお二人がフィンランドに行くことになった経緯からフィンランドでの学びの場についてのことまで、綺麗な写真を交えてお話しいただきました。お話しから学力世界一といわれるフィンランドですが、学校教育だけでなく生涯教育も行政がしっかりと体制を整えて行っていることがわかりました。特に図書館の役割が大きいようです。ここらあたりは日本との違いかな、と思います。
Educe Cafeは、不定期に開催されているイベントのようで、初めて参加させていただきました。飲み物と軽い食事がサービズされ、参加者も少人数なくつろいだ会です。楽しくアカデミックな時間を過ごしました。
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2011/08/17
目黒区美術館で開催中の「スケッチブックの使い方」 は、画家のスケッチブックを見せるという少し変わった企画展です。澤部清五郎(さわべせいごろう)と小川千甕(おがわせんよう)という二人の画家のスケッチブックを展示し、画家の創作過程をみせてくれる展示です。二人の画家とも初めて知りました。
澤部は1884年(明治17年)、小川は1882(明治15年)の生まれ 明治から昭和から昭和にかけて活動した画家です(ちなみにピカソが1881年生まれ)。その二人の厖大なスケッチブックからいくつかを再現(複写)して展示するものです。
スケッチブックに描かれた作品は、表現するものは備わっている完成品になっています。画家本人にとっては素描、習作、絵のメモ書き……、どんな意味をもってスケッチしたのでしょうか。今の時代ならデジカメで撮影、で済ましてしまうことも可能でしょうが、当時は画家にとってスケッチブックが必須だったのでしょう。
地味な企画展ではありますが、突っ込んで見れば見るほど味わえる内容です。画家とスケッチの関係を考えさせてくれる展覧会です。
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2011/08/16
今日はElvis Presleyの命日。久しぶりに公式ウエブサイトをのぞいてみたら、かなりすごいことになっていました。トップページに掲載されているコンテンツがすごくたくさんあります。最新ニュース、「SHOP ELVIS」というグッズなどの販売、グレースランド(自宅)のツアー案内、局のダウンロード(本国のみ)、そして様々なソーシャルメディアへリンクが目を引きます。
Facebook、Twitter、YouTube、Myspace、Foursquareなどのソーシャルメディを使って情報を発信しています。iPhoneアプリもあります。ま知らないサイトもあります。さすがアメリカのアーティストのサイトですが、Elvisは没後34年です。いまだこれだけの情報があることが驚きではあります。またソーシャルメディアをここまで活用していることも興味深いものがあります。
Elvisは今年で生誕76年ですから、常識的に考えればファン層は中高年です。しかし、恐らく若い世代のファンも少ないのでしょう。これだけのソーシャルメディアへの対応をみると、すくなくともウエブサイトの運営者は中高年とは思えません。
今日はウエブサイトを探検してみます。
ELVIS PRESLEY OFFICIAL SITE
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2011/08/15
シャープの電子書籍端末ガラパゴスを使い始めて8ヶ月。使ってるのは10.5インチモデルですが、読みたい電子書籍も少なく、今のところNHKの語学講座と日経新聞がメインのコンテンツです。このガラパゴスくんがバージョンアップされて、アンドロイド端末になりました。使ってない人にはなんのことやらわからないですよね。
これまでのガラパゴスは、シャープはメディアタブレットと読んでいましたが、実質は読書専用端末でした。OSはアンドロイドですが、一般のアンドロイド端末のような使い方はできませんでした。アプリケーションのマーケット(AppleのiTunes Storeにあたる)からアプリをダウンロードして、使うことはできませんでした。
ヴァージョンアップすることで、一般のアンドロイド端末と同じ使い方ができるようになりました 。早速バージョンアップしてみました。まだ少しだけしか使っていませんが、少しだけ便利なったという印象ですね。ガラパゴスでソフトを試していてわかったのですが、このハードウエア結構遅れてます。まずGPSが搭載されていません。これがないと地図ソフトは使えない。また本体に音量レベルボタンがついていません。音のでるアプリを見るとき不便。
なかなか進化してくれないガラパゴスです。
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2011/08/14
東京マラソンと世田谷ハーフマラソンにエントリーしました。どちらも抽選なので、当選することはほとんど期待していません。秋以降の大会に備えて、最近少しだけ走る量を増やしています。この時期のジョギングはなかなか大変です。ジョグを始めて17回目の夏ですが、始めた頃はこんなに暑くなかったのでは思います。ほんと猛暑です。
いつもは朝5時から6時台に走ることが多いのですが、この時間でも汗びっしょりになります。今日は7時台に走ったら、もう十分暑い。若い頃は夏の昼間、走ったこともありましたが、最近は昼間長い距離を走りません、とういうか走れない(苦笑)。若い人が日中走っているのを見かけますが、元気だなあと感心します。
とはいってもこの暑い時期に走り込んでおくと、きっと秋には成果がでると信じて、この数日は7,8キロまで距離を増やしています。まだまだスローペーズでしか走れないへたれランナーですが。少しづつ鍛えて冬にはいくつか大会にでようと思い始めました。まだ思っているだけですが(笑)。
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2011/08/13
毎年8月恒例のイッセー尾形原宿クエストホール公演を拝見してきました。「イッセー-尾形のこれからの生活2011」は新ネタを見せていただけるイッセーひとり芝居です。先週の土曜日から明日まで9日連続のハードなスケジュールは毎年のことですね。
今回は原宿クエストホールの座席配置がいつもとちょっと違っています。前のほうの座席は丸い線に沿って置かれています。席数もいつもより少ない気がします。座ったのG列だったけど、イッセーが遠く感じました。新しい試みの ようです。
披露してくれたネタは7つ。最近はちょっと短めの公演が多かったのですが、今回はたっぷり2時間ほどみせてくれました。相変わらず女装はうまいなあ。OLさんとか古い歌手とか演じてくれましたが、そもものって感じです。
原宿クエストだけの恒例、ロビーでのふるまいも嬉しいです。今回はワインの加え日本酒もありました。ほんと、くつろげます。
相変わらずパワー溢れるイッセー尾形。楽しませていただきました。
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2011/08/12
先週から横浜トリエンナーレ2011が始まっていて、早々と行ってきました。今回のメイン会場は横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)の2カ所です。これに特別連携プログラムとして「新・港村 小さな未来都市)と「黄金町バザール」の2つが同時に開催されています。
今回のトリエンナーレの特徴として横浜美術館というミュージアムをメイン会場としていることがあげられます。前回の2008年のトリエンナーレでは赤レンガ倉庫、新港ピアといったいアート展示専用ではないスペース(いわゆるオルタナティヴ・スペース)での開催でした。トリエンナーレであればそのようなスペースでの開催が自然なのかもしれませんが、今回はあえてアート展示のハコである美術館を会場にするという企画がとても面白いと思います。
展示の内容はおおざっぱにいって、横浜美術館はインスタレーションなどの造形作品が中心。BankART Studio NYはビデオアートなど映像作品がメインという区分けになっています。前回のトリエンナーレ2008は正直言ってつまらなかったのですが、今回は楽しかったです。出展されている作品の質、方向性が整っていて、すんなり作品を向き合える感じです。また横浜美術館では所蔵品と出展作品を組み合わせて展示し、これが新鮮です。
特別連携プログラムも見ることができるセット券を買ったのですが、あまりの暑さに断念(笑)。あらためていくことにしました。会場はみなとみらい線から近く、また会場間を結ぶシャトルバスもあります。横浜散歩を兼ねて出かけるのもいいのではないでしょうか。おすすめです。
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2011/08/11
所帯じみた話題ですが、毎週木曜あたりには新聞にスーパーのチラシが入ってきます。最近は新聞を取ってない人も増えているようですが、スーパーマーケットにとってチラシはいまだ重要な販促ツール。今日も3つのちらしが入ってきました。
チラシをながめていて面白いと感じるのは、食品館あおば というスーパーのチラシ。ここ、地元では新参者の店ですが、コスト削減が徹底しています。チラシは一色刷り、写真無し。要は商品の値段が書いてあるだけです。店の方針(としてチラシのコストをを削減して、その分商品を安く提供しようということのようです。チラシには「大還元宣言!! 毎日特売」ってありますよ。文字しかないからちゃんと読まないと情報をゲットできない(笑)。徹底してます。
それ以外のダイエーとかクイーンズ伊勢丹とかのチラシはカラー。最近はウエブサイトでチラシを見ることができるんですね。店舗ごとのチラシがあって、ダイエーなどはデジタルチラシとPDFチラシの2パターン用意されています。PDFだと保存、印刷ができます。スーパーマーケットも工夫してますね。
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2011/08/10
久しぶりに『週刊ポスト』を買いました。東京では一昨日の発売ですが、今週号はお盆の合併号。合併号というと週間文春あたりだと「あの人はいま」みたいな記事が中心となるんですが、ポストはなかなか力が入っています。
巻頭の特集は「さらば、テレビ」。現状の民放がどれほどつまらなくなり、どうしてダメになったか。かなり挑戦的でもある企画です。「『地デジ化』とともに音をたてて崩れていくゆくガラスの巨塔」と書き、利権ビジネスであるテレビを厳しく断罪。
また、10年前といまの番組表を比べて検証。この10年で増えているのは海外ドラマと通販番組。海外ドラマは特に韓流ドラマが増えたが(フジテレビが特に多い)、それはウォン安で買い付け価格が下がり、自主制作するより安上がりだからという理由。どうしてこう安易なほうへいってしまうのでしょう。
このテレビ特集のほかにも、巻頭のグラビア「東京スカイツリー新7景」もいい企画です。本城直季、梅佳代、三好和義など7人のカメラマンが撮ったそれぞれのスカイツリー。個性ある写真の競作が楽しいです。
これ以外にもかなり色っぽい企画もありますが、ここでは紹介を割愛します(詳しくはポストのウエブサイトをどうぞ)。編集者の力をみせてくれた今週号の週刊ポストです。
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2011/08/09
震災をテーマにした本はたくさんあり、原発問題を含めると厖大な数がでています。本屋にいってもあまりに多すぎ、ほとんど買っていません。その中で、佐野眞一の『津波と原発』 というシンプルなタイトルの本は気になっていて購入、先日読み終えました。
佐野眞一の著作は『東電OL殺人事件』、『だれが「本」を殺すのか』しか読んでいません。東電OLは最近新たな事実が判明し、再審の可能性が注目されています。本を殺すのか、はもう10年も前の本ですが、当時熱心に読みました。殺されかけた本は、いまのところ生き延びています。
これまでのノンフィクションでも、本書でも、佐野は関係者への丹念なインタビュー、取材を行い、資料を綿密に調査し、そこから事実を明らかにしていくとう方法をとります。これは基本的な方法ですが、しっかりと行っている作家は多くはありません。この「津波と原発」でも人への取材と文献資料の調査に基づいた内容で、強い説得力をもちます。
内容は津波編と原発編からなっています。津波編では3月に被災地での取材で、被害の痛々しさを人間を通して訴えます。原発編では正力松太郎を軸として、関係資料を調べ、また関係者へのインタビューを行い、なぜ福島に原発ができたのか、という歴史の事実を明らかにしていきます。佐野は東日本大震災、津波と原発事故は日本の近代化がたどった歴史と、戦後経済成長の足跡をあぶりだした、と言います。
佐野は本書の最後をこう締めくくっています。
「いま私たちに問われているのは、これまで日本人がたどっってきた道とはまったく別の歴史を、私たち自身の手でつくれるかどうかである。そして、それしか日本復活につながる道はない」
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2011/08/08
うちの近くのまいばすけっとで、生ビール缶158円というのを見つけて買ってきました。これ、イオンのプライベートブランドのビール「トップバリュ バーリアルラガービール」です。バーリアルのブランドで第3のビールを販売していたのですが、こんどは本物のビールです。
ネットで見つけた記事によれば
「同商品は、混合物を一切使用せず、麦芽100%で製造することで麦本来の味わいを醸しだす本格生ビール。さらに、ドイツホップの名産地であるハラタウ地方産のホップを100%使用し、通常の麦芽に微量の黒麦芽を配合することで、しっかりとしたコクと苦味をそなえたプレミアム品質を実現した」
とあり、なかなか本格的。記事では明日(9日)から発売とありますが、すでに5日には売ってました。早速飲んでみたんですが、確かにビールの味わいです。発泡酒や第3のビールよりふくよなか飲みごごちかな。韓国で製造したものです。国産のビールと比べてどうかな。そんな変わらない気もしますが、そんなことはないですよね。
とにかく安い。350mlの缶ビールはコンビニだと216円くらい。安いまいばすけっとでさえ、スーパードライ、黒ラベル、キリンラガーは180円それに比べて、158円ですからね。しばらくはこれで充分かな、と思ったりします。
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2011/08/07
一昨日だったかセブンイレブンで見つけて買ってきた『安藤忠雄の美術館・博物館へ』。Casa BRUTUSの特別編集版です。1300円と高いですが、このテーマでやられると買わざるを得ません。Cas BRUTUSでは前にも安藤忠雄の特集号を だしていて、こんどはミュージアムという企画とはなかなか商売上手です。
160ページ余りの本ですが、中身が全部安藤忠雄が設計したミュージアムです。たくさんありますね。国内だけでなく海外での仕事も多い安藤ですから、こんなに多いのでしょう。こうして一冊もまとめられると明らかにひとつの個性が感じられます。力強さの様式とでもいうのでしょうか。パワー溢れる作品が多いことに気づきます。
巻末に安藤が設計したミュージアム一覧があるのですが、国内だけでも32もあります。修士論文を書いたときに調べてリストを作ったのですが、そこにないものがいくつもありました。資料としても貴重な一冊です。
でも、本でみるだけではつまらないですね。建築は現物をみないといけません。
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2011/08/06
前田武彦さんが亡くなりました。テレビの黄金時代に活躍したマエタケさんの番組はよく見ました。記憶に鮮明なのは、なんといっても「夜のヒットスタジオ」です。新聞記事によればこの番組の司会を吉村真理とつとめたのは1968年から73年まで。中学、高校の時です。当時歌謡曲が全盛で、夜10時からの番組をよく見ていました。マエタケさんのクセのある司会振りでした。
「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」はあまり熱心にみた記憶はありません。この番組の毒みたいなものが合わなかったのでしょう。「笑点」の司会もしていました。これも少しだけ覚えています。
永六輔、青島幸男らと共に放送作家としてテレビ創世記を作り、そのあと自ら司会者、俳優へと転身したマエタケさん。昭和という時代のテレビで忘れることができない個性です。
ご冥福をお祈りします。
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2011/08/05
今日の日経新聞社会面に大きく載っている記事「大卒2割定職なし 今春、2年連続10万人超 」。記事は文部科学省の学校基本調査速報からの数値を引用して書かれています。日経新聞ではちょっと数字がわかりにくいのですが、ネットで調べてみると文科省の発表数字はこうです。
平成23年度、4年生大学を55万3千人が卒業したが、就職が決まったのは34万人。進路未定者のうち就職も進学もしなかったのは8万8千人。また1万9千人はアルバイトなど一時的な職業に就き、大学院などには7万人が進学。この8万8千人と1万9千人の合計数が、10万7千人で日経のいう「定職なし」になるわけです。
就職率でみると61.8パーセントで「就職率は61.6%で0.8ポイント改善したが、7割近い水準だったリーマン・ショック前に比べると落ち込んだままだ」(日経新聞)とひどい数字です。また大学院に進んでも「大学院に進学しても修士課程修了者の進路未定者は人文・社会科学系で3割に達し、文科系の院生の苦戦が目立っている」(MSN産経ニュース)と、これもひどい状態。
記事で中央大学の山田山田昌弘教授は、大学進学率が高くなっていることや正社員の採用数が減っているいう要因があることを指摘しています。単に景気が良くないから、とう理由ではないということです。
かといって中高年の求職があるかといえば、更に厳しい。もう年寄りはいらない、って企業の姿勢ですよ。いやい、大変な世の中になっています。
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2011/08/04
日経新聞などで報じられていますが、今年1月に経営破綻し、会社更生手続き中の林原のスポンサーに長瀬産業が決まりました。でした。長瀬産業という会社、名前は前から聞いていたのですが、どんな事業内容なにか詳しくわかりません。ちょっと調べてみました。
ウエブサイトをみてみると、創業は1911年ですから、ちょうど100年前。化粧品、合成樹脂、電子事業、ライフサイエンス事業が柱で、いわゆり商社ですね。長瀬産業といえば、コダックが思い浮かびます。かつて写真界の巨人だったコダックの代理店でした。昔、コダックのフィルムはブランで、高かった記憶があります。
長瀬産業がスポンサーに決まった理由として、
「更生管財人は、提示した支援額の規模に加え、林原美術館(岡山市)などのメセナ事業も引き受ける意向を示したことから、長瀬産業をスポンサーとして選定したもよう」(日経新聞電子版)
とのこと。
文化芸術のメセナ企業として多くの実績を残している林原。そのメセナ活動もどうやら継続できそうです。ただ、林原美術館の存続はまだ明確ではないようです。
「ただ『美術館の収蔵品は岡山で保存してほしい』(石井正弘・岡山県知事)と美術品の散逸を懸念する声もある。
美術館の運営はお金がかかります。簡単にはいかないでしょう。うまくいくといいのですが。
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2011/08/03
コレクターとアートの関係は長い歴史があります。古くはパトロンとしてアーティストを支えてきました。今の日本ではコレクターという存在はどれほどの重みを持つのでしょうか。こんな思いを持ちながら拝見したのが 損保ジャパン東郷青児美術館で開催されている「GROBAL NEW ART」 。本展はコレクター田口弘さんのコレクションを展示する企画で、その内容は現代アートです。
出展されているアーティストは、ロイ・リキテンシュタイン、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングといった海外の大物から村上隆、奈良美智、大岩オスカールという国内のアーティストまで多彩です。それに加えて私(だけが)知らない海外の刺激的な作家の作品もあり、これが大いに魅力的です。アーティストは一流なのに加えて、どの作品も質が高い。個人のコレクションとしては驚くべきレベルです。
田口弘はコレクターとして有名な方ですが、元々はミスミという会社の設立者です。日本のビジネスマンでここまでのアートをコレクションしている人がいるんですね。羨ましい。会場にはこのミュージアムには珍しく若者が多く、熱心に作品を鑑賞していました。現代アートとは、をちょっと考えさせられる展覧会でした。
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2011/08/02
大学は夏休みに入っています。修士学生はまだレポートがあるようですが、暢気な博士院生は締め切りがあるものはありません。失業中ながらバイトをすることもなく、ぐたぐたと過ごしております(苦笑)。
夏休みといっても大学キャンパスの施設は営業しています。生協、食堂も時間は短くなっていますがやっています。節電の影響を心配した図書館もお盆に休んだりしますが、ほぼ通常営業です。おまけにいつもいっている日吉は臨時に日曜開館(通常、日曜は休館)の日もあります。節電を兼ねて図書館で勉強をしようというおやじには嬉しいことです。
ちなみに慶應の図書館(正式には慶應義塾大学メデイアセンター)では、本の貸し出しに冊数の制限がありません。貸出期間は大学院生は通常2ヶ月なんですが、夏休みは長期貸出になっていて、10月頭まで借りられます。これをいいことに次々本を借りてきて、22冊になってしまいました。借りすぎでしょうね、これは。青山学院大のときは上限が20冊だったので歯止めがあったのですが、無制限というのはいけません。
研究のために必要とはいいつつ、少しは読まないといけない、夏休みは読書、と昔から決まっているので(?)、本腰をいれて読み始めています。
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2011/08/01
使い始めて1年余り経ったわがiPhoneですが、先日来調子がよくありません。画面の真下にあるホームボタンが効かなくなることがしばしば起こるようになりました。症状がだんだんひどくなってきたので、サポートに連絡しました。iPhoneの修理対応はソフトバンクのショップでは行っておらず、電話、メールでサポートセンターに連絡する方法です。
サポートに電話して状況を伝えました。サポートの人は本体のリセットをして。それでもダメなら復元することをやって欲しいとのこと。これで本体のハードのトラブルなのか、ソフトの問題なのかを切り分けるとのこと。復元、とうのは本体のデータをバックアップして、工場出荷状態に戻し、その後バックアップデータで元の状態に戻すことです。
本体のリセット、復元をやっても、ホームボタンが効かない症状は直りません。しかたないので、渋谷のアップルストアにいきました。Genius Barという技術窓口の予約して、本体を持参。窓口では本体を預かり修理かとも思いましたが、新品と交換してくれました。以前、iPodの不具合のときも交換だったのを思い出しました。
iPhoneの通常保証期間は90日ですが、幸いApple careにはいっていたので保証期間は2年間に延長されていて、新品交換でも無料でした。Apple careはもったいないかとも思ったのですが、こんなときに役立つなんて意外でした。普通のケータイとはちょっと違うiPhoneのトラブル対応ですが、すんなりと済みました。アップルらしい対応といっていいのでしょう。
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