CGのマツダ特集
CAR GRAPFICという雑誌があります。略してCG。分厚く、上質の紙で作られた高級感に溢れる雑誌です。このような車雑誌がまだ続いていることにいささか驚きます。このCGを高校の頃買ったことがあります。そこに掲載されていたのはマツダのカペラ。ロータリーエンジンを搭載したスポーツクーペです。ワクワクしながら記事を読みました。
久しぶりにCGを買いました。特集は「史上最大のマツダ特集:栄光そして未来へ」。フェラーリとか、ポルシェとか外車のことを特集することが多い雑誌が、国産、それもマツダ(すみません)を特集するなんて意外です。
1991年にルマンで優勝してから20年、その優勝車マツダ787Bが今年のルマンでデモンストレーション走行を行いました。このマツダ787Bはロータリーエンジン搭載車。マツダは世界唯一ロータリーエンジンを搭載した車を販売し続けているメーカーです。コスモ、カペラ、サバンナ、RX-7、そして現行のRX-8。いままでロータリーエンジンを作り続けていることは、奇跡のようにも思えます。
本誌ではマツダのスポーツカー、レースとの闘いの歴史と今が語られます。そして、ガソリン車でありながら超低燃費を実現したSKYACTIVEへの取り組みが技術陣へのインタビューで明らかにされます。
マツダは、独自の技術とデザインにこだわり、他のメーカーにはないオリジナルな車を作っています。未来へ向けてマツダの素敵なメッセージを感じる特集です。いつの間にか忘れていた車の楽しさを少しだけ思い出しました。
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