株主総会というもの
今年初めて株主総会に出席しました。多くの総会が平日にあるため普通の会社員では休みをとるしかありません今年はいくことができるので結局3つの株主総会に出席しました。
折しも震災後の株主総会ということで、大変な状況の総会が少なくなかったようです。日経新聞の報道によれば
「東日本大震災後で初の総会とあって、経営者から今後の復興や成長戦略を問いただそうと多くの株主が参加し、出席株主数や開催時間が過去最高となる企業も相次いだ。なかでも総会での質問や議案の賛否で個人株主の存在感が高まっている」
と、株主総会に例年とは違った関心をもって出席した株主も多かったようです。
日経新聞によれば、昨日記事にした東京電力だけでなく、ソニー、パナソニックも史上最高の出席者とのこと。総会では東京電力はもちろんのこと、他の会社でも東日本大震災の影響と今後の復旧の見通しを示すことが重要な課題dした。企業として成果が問われるのは、2012年3月期の決算でしょう。
日経新聞の記事を読むと、どこも多くの出席者があり、長時間の株主総会をやったような印象をうけますが、そんなことはないんですよ。先週出席したある株主総会は、会場は会社の会議室、出席者は30人くらい。東証1部、売上3600億円の企業です。総会も30分で終了。どこかの電力会社の総会と比べると嘘のような進行でした。
個人株主がどれほど会社の経営の影響力を持てるのか、そしてどこまで影響力を持っていいのか。株主総会に出席して、こんなことを漠然と感じました。
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