府中市美術館へいってきた
東京近郊にあるミュージアムでまだまだ訪問したことのないところは、まだまだ多い。東京都府中市にある府中市美術館もそのひとつで、やっといってきました。このミュージアムは府中の森公園の一角にあり、公園の中の美術館という点で世田谷美術館と同じ環境にあります。建物の大きさもほぼ延床面積をみると同じくらいの規模(8000平方メートル前後)です。
府中市美術館が開館したのか2000年10月と比較的新しいミュージアムです。施設としては常設展示室、企画展示室、市民ギャラリー、図書室、創作室、カフェ、ミュージアムとして必要な機能はほぼ完備しています。そして洋画家の牛島憲之記念館もあります。
美術館では現在企画展の「府中市美術館の50点」を開催しています。所蔵品(約1800点)から50点を選び展示しているもので、<江戸絵画><西洋絵画><近代洋画><現代美術>の4つのカテゴリーで構成されています。コレクションは江戸から現代まで幅広い年代をカバーしています。いろいろな作品をみることができるわけですが、その一方で特徴のない展示とも言えます。もう少しコレクションの方針を明確にしたほうがよかったのではないかと感じました。
人口25万人ほどの府中市。そこにあるちょっと大きめのミュージアム。展示室は日曜にもかかわらず、人は少ないのがちょっと気になりました。
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