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2011/05/16

被災地のアーカイブ

 一昨日の日経新聞ですが、「被災地の記憶 デジタル保存 」と題され、復旧・復興に向かう地域の様子などをデジタルで記録してアーカイブズ(記録資料)化する活動がいくつか伝えられています。防災科学技術研究所は被災地の複数の自治体、被災地支援を行うNPOなどと「東日本大震災・災害復興まるごとデジタルアーカイブ」(略称:311まるごとアーカイブ)プロジェクトを始めています。ウエブサイトによれば、
「被災地の復旧・復興を「情報」面で支援すべく、失われた地域の「過去」の記録を再生し、被災した「現在」を記録し、今後の復興に向けたまちづくりの「未来」を記録することを支援することを目的として」
 とあり、陸前高田市、大船渡市、大槌町、釜石市、気仙沼市の各自治体と協働しています。このプロジェクトでは発災直後の映像の収集や、復興に向けた定点撮影記録、音声ファイルのアーカイブ化などが計画されています。
 日経新聞の記事によれば、
「自衛隊やボランティアによってガレキの中から発見されるアルバムなどもあるが、引き取り手がない記録も少なくない。プロジェクトではこれらに加え、被災地から収集した卒業アルバムなどもアーカイブズ化、被災児童らが成長した際に探し出せるようにする」
 といいます。
 また日経の記事にはありませんが、日本社会情報学会・災害情報支援チームでは宮城県南部、特に亘理郡山元町の情報支援を行っています。具体的には「思い出サルベージ・オンラインプロジェクト」というプロジェクトで、津波で被害にあった写真を救い出す活動で、写真を洗浄し、カメラで複写し、画像の補正をします。そしてこの写真画像データを地元で共するというものです。
 震災の姿をどのように残していけるのか。これも国として求められていることかもしれません。
 

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