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2011/05/28

西洋美術館、世界遺産見送り

 東京の国立西洋美術館が世界遺産になるのは無理なようです。今朝方配信されたニュースですが、文化庁は
「6カ国共同で世界文化遺産への登録を目指していたフランス人建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)が設計した国立西洋美術館本館(東京・台東)など19件の建築物について、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)から『世界遺産にふさわしくない』として不登録の勧告を受けた」(日経新聞)
 と発表しました。
 コルビュジエ建築をまとめて世界遺産にしようという動きに日本の西洋美術館も乗ったものでしたが、日本が生んだ文化でもないし、当初からしっくりこない感じがありました。巨匠なのかもしれませんが、一人の建築家の作品を19件も登録するという方法にも違和感があります。
 世界文化遺産では現代建築も登録されているので、近代建築のコルビュジエ作品が登録されてもおかしくはないわけです。しかし、コルビュジエ建築どれもがいいわけではないでしょう。あくまで文化的価値がある建物の設計がコルビュジエだった、というのが自然です。現代建築であれば、国立代々木競技場(丹下健三設計)を登録申請して欲しいと思うのですが。
 登録へ活動していた上野の街にとっては残念でしょうが、仕方のない結果かと思います。

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